さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

はじめてのおつかいin Thailand 3

2005年02月03日 22時18分38秒 | 旅行
というわけで、タイ旅行の2日目のお話です。

前夜は、当てにしていた日本人経営のゲストハウスがいっぱいだったため、
600バーツ(約1620円)のホテルに泊ったのですが、
期待していた雰囲気と違ったので、朝8時にチェックアウト。
市内をぶらぶらしながら、小学校に使っていた洋風の校舎を改造したという
ゲストハウス(170バーツ)にチェックインしなおしました。




午前中の涼しい空気に、鳥のさえずり…ベッドの上で、大の字になって、
休憩した後、明日向かう町への飛行機のチケットを買ってから、
バスターミナルへ向かいました。
今日のハイライト、三つの国の国境が交わるゴールデントライアングルと
ミャンマーの国境越えを果たすため、チェーセンという街へ向かいます。

チェーセンはタイの最北端に近いところに位置する、メコン川沿いの街。
外国人には解放されていませんが、地元の人は、船でラオスと行き来が出来ます。
最果てのイメージはありますが、のんびりした町並みで、寂しい感じはせず、
ちゃんと舗装した道路があり、街灯もあり、建物もしっかりしているし、
タイの経済の発展ぶりがうかがえます。

国境になっているメコン川の川幅は、ちょうど、神奈川と東京を隔てる多摩川くらいの幅です。
去年訪れたメコン川下流のカントー(ベトナム)では、
海のように大きい川幅を行き来するフェリーがひっきりなしに往復しており、
同じ川の上流と下流の違いは、なんとも興味深いものです。

きっと、ラオス側は、そんなに豊かじゃないんじゃないかな…
とても気になりました。



チェーセンの屋台で食事をして、ゴールデントライアングルへソンテウというバスで、
向かいます。ゴールデントライアングルのつまらなさは、2つ前の記事で書いたとおりです。
アヘン取引で栄えていた頃の道具などを展示した博物館があるんだけど、
探しても見つからず(地元の人に聞こうとしなかった事に、ちょっと後悔)、
1時間30分ほど、村のメインストリートをぶらぶらし、
地元の人に600バーツ払って、メーサイという町に向かいます。

メーサイは、ミャンマーとの国境の町です。
とても小さな川…ところによっては神田川くらいの幅で国境が引かれていて、
先ほどのチェーセンとは違い、商品や人の行き来があり、活気があります。
イミグレーションオフィスで1dayビザの申請をすると、
観光客でも、行動範囲に制限がありますが、気軽にミャンマーへ入国できます。
ただ、到着した時刻が遅かったので、今回は断念。

ミャンマー側がタイ側と劇的に違うとは思いませんが、
パスポートにミャンマー入国のスタンプが押されて帰ってくるだけでも、
意義があったかと思うと、ちょっと後悔です。
とりあえず、タイ側のメーサイの屋台で食べ物をつまんでは、
ゲートの向こうのミャンマーに思いを馳せます。



国境の町から出発のバスだからかな、警察官が途中で何度か乗り込んで、
IDチェックをします。違法な物、関税のかかるものを持っていないか、
かばんの中をチェックする警察官もいます。
国内線の飛行機を乗るときにも必要みたいです。
タイの国民はみんなIDを携帯しているようで、
子供たちも学生証みたいなものを見せていました。
もちろん外国人はパスポートです。
俺の前に座っていた欧米人は、オーストラリアのパスポートです。

1時間30分ほどで、チェンライに到着。
ナイトバザールに寄ってから、今回の旅行で初、食堂でご飯です。
ご飯の上におかずを載せて約30バーツ(81円くらい)。
豚肉の角煮みたいなものを刻んで、ご飯の上にぶっ掛けてくれます。
この食堂では、現地に住む日本人のおじさんと遭遇。
「女に気をつけないとダメだよ」ってアドバイスをもらいました。

「ゲイだし、もう病気持ってます!」とも言えず、
少し会話しただけで、中年の男性は帰っていきました。
でも、タイで身を崩す男性も多いのでしょうね。

帰りにセブンイレブンに寄って、朝チェックインしたゲストハウスへ帰りました。

昨日泊る予定だったゲストハウスだったら、
日本人も多く、たぶん情報交換ができたかな…
現地での情報収集がやっぱり大切だと、痛感した1日でした。


はじめてのおつかいin Thailand 2

2005年02月03日 01時08分34秒 | 旅行
というわけで、しばらくはタイ旅行ネタです。
4回くらいにわけて、旅行の話させてください~。ごめんなさい。

出発は1月26日。朝5時起きです。
格安航空券だと出発の時間や経由地の関係で、
6日間ではとても足りないので、JALの正規割引航空券を利用です。

機内では、ガイドブックと睨めっこしながら、
空港での両替の心配や、飛行機の乗り換えの心配、
そして、チェンライ空港から市内への移動の足の心配、
現地での宿の確保の心配をしつつ、
朝早かったので、機内で少し眠ると、もうバンコクです。




バンコクでの乗り換え、両替は、まったく問題なし!
矢印どおりに進めば、ちゃんと乗り継ぎカウンターを経て、搭乗ゲートに着くし、
その間には、日本で替えるよりずっとレートのよい両替所が沢山あるし、
まったくの杞憂です。




タイ北部のチェンライ到着は現地時間で夜8時。
ここでも、タクシーがちゃんと待っていてくれて、
空港のカウンターで120バーツ払うと、
kumazzzoが目指したチェンライのバスターミナルまで連れて行ってくれます。
ドライバーが怪しいホテルを紹介しようとして断るのに苦労した、
ベトナム・ホーチミンのタクシーとは、大違いです。

しかし、宿探しでは、当てにしていた日本人が経営するゲストハウスが満室!。
ご主人いわく、ここ10年ぐらいで、2番目くらいにお客さんが多いそうです。
津波の影響で、観光客がタイ南部から北部へ集まってきているようだと言っていました。
仕方なく、他のホテルへ向かいました。

チェンライにも、チェンライほどではないですが、ナイトバザールがあります。
夜になると、少数民族が作る手工芸品などのみやげ物や食べ物屋台が、
小さな広場を囲うように集まってきます。
現地では「ロティ」などと言うそうですが、卵と小麦粉を水などで練って広げて、
油をひいた鉄板の上で丸く焼き、練乳と砂糖をまぶしたものや、
カイピンと言って卵の殻を割らずに中身を出して、溶いて味付けしたものを、
また卵の中に入れて焼いた卵など、屋台の食べ物を堪能です。



本当は、飯を食いたかったんだけど、
この日は、こんなに屋台が並んでいるのに、どこで食べられるのか全然わからなかった(泣)。
歩きつかれて、ホテルに戻り、早く寝ることにしました。
夜11時就寝。日本時間では深夜1時。
長い一日が終わりました。