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さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

あんこうを食べようと思った昔の人は、偉いと思う。

2011年12月22日 00時18分38秒 | 食べ物の話

年末で、テレビの特別番組が増えて、ツイッターのタイムラインが、

テレビ番組の実況になることも多いですが、今夜の話題は、「家政婦のミタ」ですよ。

世の中の流行に釣られて、ちょいちょい見てきましたが、今夜はついに、最終回。

やりたい放題のストーリーで、テレビらしい軽薄な感じが良かったですな。

ちゃんと伝えたい内容があるようでいて、あまりどっしり残らない感じ。

見終わった今振り返っても、なんでこれが人気に?と思うけど、

そのくらい軽い感じがいいのかもしれません。

 

そんなわけで、水戸市泉町2丁目「山翠」で、あんこう鍋。

今しか食べられない冬の味覚と言うことで、友達が連れて来てくれました。

自分にとっては、初めてのあんこう鍋です。

あんこうについて詳しくなく、自分の頭の中にあるのは、吊り下げて解体するでっかい魚という、

テレビで見ただけの緩慢なイメージ。

実物が来るまでは、ドキドキワクワクです。

 

どうやら、このお店、あんこう鍋の元祖だとか。

元祖らしい、ちょっと広くてゆったりとした店内で、丁寧な接客。

運んできてくれた店員さんが茨城弁のちょっとフレンドリーなニュアンスで一通り説明してくれますが、

中年手前の衰えた頭には、一度で入りません。そこはちゃんとしたお店で、

おいしい鍋の作り方が書かれた案内もテーブルに添えられています。

ここのお店は、あん肝と味噌を混ぜて火であぶったものを、鍋のだしに溶かし入れるのが特徴で、

あん肝味噌だけを食べると、酒がぐいぐい進みそうなくらい、濃厚な味わい。

これが鍋つゆに溶け出し、さらに、あらなどからも出汁が出て、スープはもう美味しくないはずがありません。

 

それで、あんこうの身は、魚とは思えない肉厚な感じ…これがあんこうかー

昔の人は、肉を食べるようなつもりで、この魚の食べるのを楽しみにしていたのかもしれないですね。

あん肝だって、当たり前かもしれませんが、とろける食感。

口へ運ぶ箸の動き一つ一つが、贅沢で愛おしい瞬間です。

最後の締めには、うどんやごはんもオーダーできますが、

やはり、ここはご飯でしょ!ということで、3人前頼んで、

お茶碗に何杯もおかわりしながらの雑炊タイムです。

なべ底が見えて、きれいになるくらいまで食べ、ごちそうさまです。

 

寒い時期ならではの味覚。

お値段はちょっといいですが、年末の慌ただしい中、景気づけにちょうどいい、美味しい鍋でした。


何時間でも、チーズをすりおろしていても、いいですか?

2011年12月16日 00時19分35秒 | 食べ物の話

なわけで、画像は、世田谷区玉川二丁目「リゴレット スパイス マーケット」で、

シーザーサラダや、プレーンピッツァ、ガーリックトーストなど。

二子玉川は、今年の前半、大規模ショッピングセンター・二子玉川ライズがオープンし、

テレビのロケ番組で何度も取り上げられていましたね。

いつオープンしたのか調べてみたら、東日本大震災の6日後の3月17日。

逆風下のスタートですが、人気は長続きしているようです。

この店は、二子玉川ライズの中ではなく、駅出口からほど近い、大井町線の高架下にある店。

が、しかし!

高架下と言っても、そこは二子玉川。

よれよれのスーツ着たおっさんが立ち飲みで飲んでいるような店ではなく、

ちょっとおしゃれなイタリアン。見た目だけのお値段は、少しいい感じですが、

ピザのチーズは豊潤で香りと深い味わい。ガーリックトーストには、バターがこれでもかと使われていて、

ワインなんかと一緒だったら、これはもう、グイグイいけちゃいます。

画像は撮ってませんがジェノベーゼも美味しかったなあ。

居酒屋で飲んで食べる時の値段を考えたら、それほど大差なく、美味しいイタリアンが

たっぷり楽しめそうです。

 

今日言いたかったのは、シーザーサラダの話。

シーザーサラダは、すりおろしたチーズがかかっているのが、お約束じゃないですか。

でも、たまに、チーズすりおろし器をサラダと一緒に持って来て、

「パルメザンチーズをかけますので、お好みのところで言ってください。」

とか言う店あるじゃないですかー。

 

この店もそうだったので、

「もう、そんなこと言ったらずっとかけてもらいますよ」

と言うと、店員さんが笑ってくれて、まあ、ほどほどのところで、仕方なく、

「もう大丈夫ですよ」

と言ってストップしてもらいました。

 

どちらかと言うと、自分はチーズ大好きなので、本当なら、

すりおろし器の中のチーズがなくなってしまうくらい、

たっぷりどっさりかけてもらって俺は全然構わないのですが、

どこか気を使ってしまうわけですよ。

…あれはずるい。

友達と飯食ってたんで、必要十分な量すりおろせてもらえましたが、

一人飯だったら、もう、絶対に、そんなの無理です。

できるなら、置いておいてもらっていいので、自分で何時間でも、ハンドル持ってくるくると、

すりおろしていたいくらいです。

 

少し前に、テレビ番組の実験で、飲食店の店員から「好きなだけお使いください」と言って

ポケットティッシュを渡すと、男性と違い、

女性は必ず、必要以上の数量をわしづかみにて持って帰る様子がVTRで紹介されていましたが、

女性だと、きっと遠慮なく店員にチーズすりおろさせ続けられるんだろうなーと、

ちょっと後ろ髪惹かれる思いでした。


パン屋でワクワクする男。

2011年12月13日 22時11分20秒 | 食べ物の話

最近、ブログでも昔の話ばかりするようになっているような気がして、

年寄りみたいで嫌だなって思いつつ、またちょっと昔の話をすると、

町のパン屋さん的な店って、昔と比べて、増えているのか減っているのかと言うと、

どうなんだろう…

昔に比べ、パンに対する評価が上がってきたからか、

ちょっと買うと1000円超えるような、えっと思うような高級店が増えたのと、

セントラルキッチンで焼く寸前まで作られるなど、店のキッチンでの加工度合いが少ない、

平均的な匂いがするチェーン店が増えた気がするけど、どうだろう。

いやいや、いろいろ見慣れてきて、あまり新鮮に感じることがないだけかもしれません。

 

なわけで、画像は、文京区駒込1丁目「NIKI BAKERY 駒込店」で、パン。

六義園に散策に行った時にぶらっと入ってみた店です。

駒込店という名前がつくだけに、チェーン店のようですが、ちょっと調べたところ、

店舗はそんなになさそうです。

おかずパンや菓子パンいろいろあるのですが、全体の印象として、

町のパン屋さん風な、ちょっと心くすぐるラインナップがトレーのパンの雰囲気からざくっと伝わるでしょうか。

表現が難しいのだけど、海苔がトッピングで使われているミニピザパンとか、紫芋のモンブランとか、

めちゃくちゃ高そうでもなく、垢ぬけてないわけでもなく、どこでもありそうな感じではなく、

奇をてらっているわけじゃなく、でも心にぐさっと刺さる、

そんなパンっぽい感じがしませんか??

パン屋でぐさっと心に刺さるのは、やはり、トレーを持って選んでいる時のワクワク感。

値段があまり気にならない値ごろ感で、こんなのもある!、あんなのもある!、

これも買っちゃう?あれは今度にする?って目移りするくらいの感じが一番いいのでは。

そんなワクワク感にあふれて、しかも美味しい、駒込のパン屋でした。


ご当地B級グルメは野外イベントの定番となるのか。

2011年12月06日 00時14分15秒 | 食べ物の話

最近は、地球温暖化がどうのこうの言って、

紅葉の時期が遅くなっているとかいないとか。

たしかに、今では、都内では、12月前半が紅葉のピークのよう。

じゃ、昔はどうだったのかと言うと、

いつ頃紅葉の見ごろだったのか、自分はよく思い出せません。

子供のころは、あまり自然に興味がなかったというのもあるし、

生まれ育った静岡では、平地に近い山は、常緑樹が多く、あまり色づかなかった気がします。

温暖化のせいにしているけど、ほんとは、昔から12月が紅葉の見頃で、

紅葉の季節は秋で11月下旬というのは、単にイメージが刷り込まれているだけなんじゃないかと、

疑いさえ感じます。

 

なわけで、画像は、港区明治神宮外苑で、いちょう。

カフェの画像は、先週の日曜日の様子で、さすがに先週の週末は見ごろを迎えていましたが、

2週間前に訪れた時は、まだまだ青く、ちょっとがっかり。

でも、ちょうど「いちょう祭り」が始まったばかりで、

野球場や広場を利用して、屋台が出ていました。

最近の流行りなのでしょう、こうした屋台やお祭りの露店でも、ご当地B級グルメが大人気。

横手やきそばや、浪江やきそば、八戸せんべい汁、尾道ラーメン、佐世保バーガーに、沖縄そーきそばなど、

行列ができる人気ぶりでしたが、協賛のハウス食品のシチューの屋台はさっぱりな感じでした。

冬の需要期に向けてのプロモーションの意味もあったのかもれませんが、

この日は天気も良く、すこし暑いくらいでしたので、カレーのほうがよかったのかも。

周りのお客さんや会場の雰囲気に当てられ、珍しくひとりで、午前中からビール飲んでつまみ食って、

ぐでぐでしておりました。

 

ただ、こうしたB級グルメ屋台も、一大イベントとなった「B-1グランプリ」とは違い、

地元の人が地元から食材を持って来て作っているわけでなさそう。

まあ、理屈よりも雰囲気が一番大切なのでしょうが、

安易な流行は、ご当地ブランドを傷つけることにもなるし、難しいところですな。

「神宮外苑いちょう祭り」は、たしか今週末まで。

ブログタイトルの画像の新宿御苑も、いちょうが黄色く燃えていました。

あっと言う間に12月。あんなことがあった今年も、もうすぐ終わります。


テレビでそんなに美味しそうに食べられたら、すぐに買いに行きたくなる男。

2011年11月28日 23時10分27秒 | 食べ物の話

どうやら、今年はエイズ発症の事例が発見されて、30年目だとか。

そんなメモリアルな年を向かえ、これまでの歴史を振り返る企画があちこちであるようですが、

今日からNHK教育テレビ(Eテレ)では、「ハートをつなごう エイズ30年 当事者が語る」を

3日間にわたって、放送します。

本日、月曜日の放送は、日本における同性間によるエイズ発症事例や、エイズパニックと呼ばれ注目を集めた、

神戸市での発症事例などを紹介し、当時実際に治療にかかわっていた医療関係者や

マスコミ対応に当たった保健所の証言、当時、人権に対し問題のあった法律が制定されてしまったことや、

血友病患者の方の感染や、国を相手取り裁判を起こした原告団の方の話、

裁判を通じてそれを支える人達の広がりなどがあって、現在の治療体制の確立までの流れを

紹介されていました。

 

もうちょっと明るいトーンで番組を作ってくれると、広く一般の人達にも見やすいのになあと思うのですが、

実際に、HAART療法が確立するかしないかの頃に書かれた手記を読むと、

命に対する壮絶な思いが、ひしひしと伝わってきたのをよく覚えていて、

当時、現場にいた人たちの思いと重なった番組の作りになっていたのかもしれません。

 

もし興味ある方は、明日、明後日の放送や、再放送も合わせてご覧ください。

 

そんなわけで、全く関係ないのですが、今日は、カップラーメンの話。

画像は、日清食品「すみれ 札幌濃厚味噌」。セブン&アイのロゴが付いているので、

セブンイレブンなどセブン&アイグループでしか販売されてないようです。

この間、「マツコの知らない世界」(TBS)で、インスタントラーメン評論家が、

ベスト3のインスタントラーメンを紹介していて、その中の一つ。

インスタントラーメン評論家の人が、マツコ相手に、ラーメンについて熱く語る回でした。

「有名店を再現したインスタントラーメンのはしりですが、こんなに本物に近く再現しているのは他にないですよ」と

絶賛していて、画面を通じて、二人がずるずると食べるシズル感いっぱいの画像にノックダウンしました。

 

本家は食べたことがない(はず)ですが、カップ麺のほうは、実際に食べると、たしかに、うまい。

味噌が濃厚で、ご飯と一緒に食べたくなるほどです。

具材も、ひき肉などたっぷりで、ノンフライのコシがある麺が最後までおいしく頂けます。

値段も250円ぐらいだったかな、いい値段です。

たかが250円ですが、それだけ出してカップ麺と言うのも引っかかったりするし、

これまでも値段の良いカップ麺食べて、美味しくないこともあったので、

普段は安い袋麺やカップ麺しか、食べないのですが、

これだけちゃんとしていたら、お値段分、払ってもいい美味しさです。

寒い日とか、また食べちゃおうかな…そんな気にさせてくれるカップ麺です。


日本にあればいいなと思っていた、あの店も、東京へ。

2011年11月23日 23時11分05秒 | 食べ物の話

なわけで、勤労感謝の日ですよ。

気がつけば、12月ももうすぐ。職場では、冬休みのスケジュールの話題が出始めました。

カレンダーどおりに休む職場であれば、28日が仕事納めの4日が仕事始めってあたりが一般的でしょうが、

自分の会社は、特に決まっておらず、お正月も一斉休日の設定が元旦にあるのみで、

あとは仕事の繁閑に合わせて、人時が少なくならないように調整します。

 

昨シーズンは、今年1月にラオスに行くために連続9日間休みをもらったのですが、

今シーズンは、諸事情で、そんなに長い連続休暇は、ちょっと無理そう。

長く休めても5日間くらいなので、あちこち行くのは諦めている…つもりですが、

知り合いの方が、旅行先のカンボジアからツイートしているのをタイムライン上で見ていると、

まるで、薬物中毒者のように、体の中に旅行の虫が湧いてきます。

…いいなあ、アジア。どっか行っちゃいたいな。それとも、冬は国内にして、夏休みにどっかいこうか。

そんなことを考えるだけで、仕事のつまらない不安が吹っ飛んでしまうわけです。

 

ということで、画像は、渋谷区宇田川町「L&Lハワイアンバーベキュー」で、BBQチキンとロコモコ。

ハワイに「L&L DRIVE INN」などの名前で展開する有名なプレートランチの店ですね。

少し調べてみると、どうやら、アメリカ本土にも店舗展開しているようです。

安い値段で、ボリュームいっぱいのプレートランチは、日本人観光客にも現地の人達にも人気ですよね。

日本には1年前に進出。ハワイ大学にも留学経験がある現社長が、日本での事業を立ち上げたようです。

 

日本でロコモコというと、ハンバーグと目玉焼きがご飯の上に乗っていればいい的なところがありますが、

それだけでは間違えで、たぶん、ハンバーグと一緒にグレイビーソースがかかっているのが、

ロコモコの条件だったような気がします。

ちょっと昔、ハワイに、よく行っていただけの自分が厚かましく言わせてもらうなら、

デミグラスソースがかかっているロコモコは、ロコモコなんて言うんじゃねーとか思うわけです。

 

ちゃんと、グレイビーソースがたっぷりかかるロコモコ。もうそれだけで、合格ですが、

ディッシャーで盛られたご飯も、アメリカの長い粒のものがブレンドされているようで、

マカロニサラダも同じく。ちゃんとハワイのL&Lを再現しているようです。

もっと言えば、僕が行った店は、店内で食べる客も、プレートは持ち帰り弁当の容器のようなプラスチックで、

ナイフ、フォークもプラスチックでした。

ロコモコについて熱く語っていますが、この日、自分が食べたのは、BBQチキンのほう。

後から、ロコモコにしておけばよかったなあと後悔ですが、

オーダーした時は、チキンが食べたい気分だったんだよなあ。

BBQチキンも甘いタレでがっつりボリュームがあります。

他の席から聞こえてきた会話を借りれば、もしかして現地の食材とはちょっと違うかも。

反対に、日本のほうが美味しく出来ているかもしれません。

エッグスンシングスやテディーズビッガーバーガー、レナーズなど、

ハワイで日本人に人気の店が、だんだん東京に進出し、増えてきてますね。

日本ではあまりなかった、プレートランチという新しいカテゴリーのパイオニアとして、

群雄割拠の外食産業の中で、どんどん、成長して行ってほしいものです。


君たち、突然、そんな風に言われても、おじさんは困るんだ。

2011年11月20日 23時37分14秒 | 食べ物の話

ちょうど、学生のころだった気がするので、15年以上前でしょうか。

ワッフルと言えば、カスタードクリームを、カステラのような焼き色がついた、

だ円形(?)のふわふわのスポンジで包んだものが、「ワッフル」だったはずのところへ、

突然、新宿の街角に、「ベルギーワッフル」とかいう奴がやってきて、

街中で、バターと砂糖の甘い匂いを漂わせて焼いてるじゃないですか。

あっという間に行列ができるほどの人気。それは、どうやら、関西からやってきた人気店でした。

すると、バブルがやってきて、同様の店があちこちに出来たかと思えば、ブームは一気に過ぎ去り、次々と店じまい。

ただ、ワッフルというものに、固く焼かれたものがあるということを

強烈な印象で教えてくれた(?)わけです。

最初は同じワッフルというには違和感はあったけど、今では、同じワッフル。

海外から最初に紹介されたものが、日本では、その代表となってしまうということですね。

 

なわけで、画像は、豊島区南池袋1丁目「アンディ・アンズ池袋東口店」で、

アーモンドクランチプレッツェルと、期間限定のメープルプレッツェルだったかな。

何を言いたいのかと言えば、プレッツェエルといえば、

ポッキーやプリッツの軸の部分、あれがプレッツェルだとずっと思ってたわけですよ。

それが、突然去年、「プレッツェエル専門店、日本上陸。」というニュースの見出しに驚きです。

 

…専門店って?えっ、プレッツェエルってあれでしょ!専門って??

どうやら世界中で店舗がある大手チェーンで、どうやら、僕の見識がないだけだったようでした。

クリスピークリームドーナツも手掛けるコンサルティング会社の仕掛けだけに、

開店後、すぐに人気に。たしか、今年の1月ごろ、知り合いに差し入れで買っていこうとしたら、

一人5個までの制限で、しかも行列もそこそこ伸びていて、断念をしたのを覚えています。

 

どうやら、11月下旬で、ちょうど進出1周年だったようで、

お試しのつもりで2本だけ買った自分にも、無料券をもらえました。

しかも、前のお客さんは5本セットに何本か足していたし、点数制限もなし。人気も少し落ち着いたようです。

それでも、この日は、急激な天候の変化で雨風強いのに、4~5人が常にオーダー待ちの列でした。

「サクッ、ふわっ」という意味ではきっと作りたてが一番おいしいのでしょうが、

パンでもない、クッキーでもない、ソフトプレッツェル独特の食感?を、

自宅でもちゃんと楽しめました。

がしかし、これから、関西を含め、地方でも同じように店が成り立つかどうか、腕の見せ所かもしれません。


ただ緩慢な記憶やイメージとか、ふわっとした気持ちが漂うだけなんだけど。

2011年11月17日 01時07分27秒 | 食べ物の話

えーとですね、実は、iPhone3GSを買ったときから所有していた、

ソフトバンクのガラケーの回線が契約したままになっており、

ずっとスマートフォンとガラケーの二台持ちをしておりました。

 

それまでのガラケーは、東京デジタルホン時代からの機種変更で、

J-PHONE、vodafone、ソフトバンクモバイルと会社名は変遷しても、ずっと同じ電話番号を通してました。

しかし、iPhoneが出回り始めると、ゲイバーのカウンター並びに、

他の客が楽しそうにiPhoneをいじるをのを見るたびに、iPhone買いたい欲は高まるわけですよ。

 

ガラケーの本体代金の分割支払いが残っており、すぐに機種変更はできない状況。

でも、「電話番号変わりました」という面倒なお知らせも、仕方ないと思えるくらい、

iPhoneは、デジタルガジェットとしての魅力に溢れていた気がします。

結局、3GSを買うことになったのですが、分割支払いが残っており、

回線を所有してないと、ガラケーの本体代金の割引が受けられなかったため、支払いが終わるまでのつもりで、

2台持ちとなっていたんですね。

ただ、ガラケーは、受信専用とし、なるべく通話代やパケット通信料代が発生しないようにさせていました。

 

iPhone3GS購入から、約1年半。

3GSから4Sに機種変更し、そしてキャンペーンついでにiPadも手にしてしまいました。

16年使っていた電話番号のガラケーの回線も、今ではほとんど使用することがありません。

番号への愛着とか思い出などで、本体代金支払いが終わっても回線を持ち続けてましたが、

コストと天秤に掛けると、やはり、そろそろお別れのような気がしてきました。

 

昨日、1996年から所有していたガラケーの電話回線をついに、解除してきました。

恋人と別れるような寂しさだけど、今はただの抜け殻…ただの番号、されど番号。

不思議なものです。

 

なわけで、関係ない話のようであるような画像の話ですが、

画像は、千切り大根。

千切り大根って、パッケージの入っている封を切って取り出すと、

大根の香りがすごくするんですよね。

乾燥し、寒風が吹く中、太陽の光をたっぷりと浴びて、美味しくなったんだろうな。

乾物って、いいなって。

鼻の奥を嗅覚を刺激し、なにか記憶を呼び起こすような香り。

でも、はっきりとした記憶があるわけでなく、緩慢としたイメージです。

 

古い電話番号もアドレスも、愛着とか思い出とかいいつつ、はっきりと記憶しているわけでなく、

そんな緩慢なイメージ…いや、楽しいこともたくさん、あったはずだけど、

他にも、いろんなことがありすぎて、はっきり思い出したくないことも多いのかもしれません。

そんな2011年の秋です。


大福んまい。

2011年11月14日 23時06分02秒 | 食べ物の話

画像は、巣鴨とげぬき地蔵通り商店街で、すがも園と伊勢屋の塩大福。

東京は久しぶりに土日両方とも晴れた週末になりましたね。

昨日は、駒込の六義園や巣鴨のとげぬき地蔵や、池袋サンシャインシティあたりを

「ぶらり途中下車の旅」(日本テレビ)や「ちい散歩」(テレビ朝日)的な感じでぶらぶらしておりました。

 

マツコデラックスや有吉弘行が「有吉・マツコの怒り新党」(テレビ朝日)で、

似たような場所を、ただぶらぶらするだけの番組に怒りを覚える視聴者からのメールに、

「ただぶらぶらしていると思ったら大間違い」「ぶらぶらしているように見えてたなら、俺らの勝ち」

などと、と返す刀で、視聴者をぶったぎってましたが、

ちゃんとリサーチしたうえで、取り上げる店にぶらっと入る振りをしたり、

本当に打ち合わせなしならば、なんでもない所を、さもなにかあるように拡大して収録し、

番組という商品にするのは、確かに大変なことです。

ただ、ちょっとロケ番組が増えすぎている感が否めないかも。

「ぶらぶらしていて、こんなところ入って行ったり、偶然出会えたりしないでしょう」と突っ込むのは酷だったり、

安住紳一郎が、北海道や横浜など、何度も同じような場所でロケしているのをテレビで見るたびに、

かわいそうに思えてくるほどです。

 

なわけで、何が言いたいのかと言うと

巣鴨と言えば塩大福ということで、あちこちで塩大福を売っている店がある中、

たしか、巣鴨で3つくらい有名な店があったと記憶していました。

1件目、2件目と1つずつ食べ、あれ、もうひとつどこだったかなと考えているうちに、

腹いっぱいになり、満足してしまって、帰ってきたのですが、あとで調べたら、

「みずの」の大福を食べ忘れていました。

 

前回も、巣鴨に行った時も、どこか一軒食べ忘れていて、リベンジのはずでした。

また今度食べに行きましょう…テレビじゃ、そんな風には無理ですが、

忘れないうちに、また行かねば。


うどんと一緒に泳ぎたい。

2011年11月12日 00時53分07秒 | 食べ物の話

えーとですね、自分の今の仕事に社内で異動してきて、約1年9カ月くらいでしょうか。

11月は、去年の例で言うならば、仕事量が減り、だんだん落ち着いてくるはずなのですが、

今年は、なんだかんだと、どたばたしていて、一週間経つのが早く感じます。

年末ならまだ解るのですが、会社の関係部署から、突然依頼がやってきて、

ミスしないかヒヤヒヤしながら、仕事しています。

金曜日の終礼を終えると、週末の休み。やっとほっとする瞬間がやってきます。

 

12月1日の世界エイズデー前後に、毎年、「日本エイズ学会」が開かれます。

毎年参加しているボランティア団体の知り合いの方の話を聞いていて、

以前から内容にちょっと興味があったんですね。

その日本エイズ学会に、患者として参加を支援する仕組みがあって、

11月後半なら、休めそうかな~と思って、支援プログラムに応募し、参加できることになったのですが、

暇になると勝手に踏んでいた自分の予想が裏切られ、

3日間全日程を通しての参加は残念ながら無理そうです。

詳しい友人は、「3日間ずっと出る必要なないんじゃない?」と言ってくれたので、

プログラムを見て、患者の立場でも平易な演題中心に、発表を聞いてこようと考えてます。

 

日本エイズ学会以外にも、世界エイズデー前後だからでしょうか、

HIV関連のイベントで面白そうなものが、ちらほら。

そんなイベントやら、仕事やら、年末まで続くドタバタが、すでに始まってしまっている雰囲気です。

 

なわけで、画像は、水戸市有賀町「たらいうどん 椛や(もみじや)」で、たらいうどんと天ぷら盛り合わせ。

もともと漢字の読み書きは苦手で、「椛」で「もみじ」って読み方、初めて知りました。

電子辞書の広辞苑を見ると、落葉樹の葉が色づく意味での「もみじ」には「紅葉」または「黄葉」しか載っておらず、

一安心。でも、「椛」ってどんな意味合いがあるのか、反対に疑問が深くなった感じです。

 

場所は水戸市西部、常磐自動車道水戸インターから15分ぐらいなのかな。

人が少なそうな閑散とした集落にある、人気のうどん店です。

とても雰囲気のよい古民家の、大きな敷地に、車がたくさん止まっていて、

おいしいという話を知らなければ、とても来れない場所です。

 

1時を過ぎたころに訪れたら、まだ何組か待っている様子。

中では、おじさんが一生懸命うどんを打っていて、大変そうです。

暫く待つと、店内に呼ばれて、座敷に通してくれました。

 

ビックリしたのは、値段の安さ。

画像のたらいうどんは、4人前で1800円。一人当たり450円。

2人で食べても900円です。

そして天ぷらは、大きなさつまいもの天ぷらに、蓮根、海老と入って、480円です。

この日は、昼間少し汗ばむくらいの日差しだったので、冷たいうどんを選択。

うどんは、冷水できりっと締められ、もみじの形に型抜きされたニンジンが、鮮やかです。

どっしりと腰が強く、ずるずると食べたあと、よく噛みしめたくなるほど、食べ応えがあります。

量は半端ないので、この量を2人で食べるには、二人とも大食漢じゃないと、無理かもしれません。

食べきれるかどうか心配な気持ちは、

さくっと揚げられた天ぷらで気分転換しながら、さらに、

田舎の農家にお邪魔したような、のどかで美しい風景を見ながら食べれば、

あっという間に、たらいの中は、空っぽ…あら、ちょっと一安心です。

昼間の景色を見ながらの食事も最高ですが、夜はうどんすきも食べれるとか。

もしお近くに行かれる方は寄ってみる価値がある、おいしいうどんでした。


デパ地下も、ベタでよいのか、否か。

2011年11月10日 00時29分07秒 | 食べ物の話

前のブログ記事で、高速道路のサービスエリアのレストランのベタなメニューの味が、

どうのこうのと書きましたが、

マツコデラックスがどこかで言った言葉を借りれば、最近、自分がベタと考えるものは、

子供の頃からあったもので、それに対し、

ベタと言う言葉で照れ隠ししながら、単にノスタルジーを感じているだけなのかもしれません。

たとえば、今でもクリスマスの時期に、ジャスコの店内で流れる「赤鼻のサンタクロース」とか、

お菓子を詰め合わせた赤いブーツの売り場とか見ると、

まるで昭和50年代から時間が止まったかのような、ベタなクリスマスのシーンにしか思えません。

これにほぼ絶滅しているバタークリームのケーキがあれば、

それは、完全にタイムマシンに乗って30年前に戻ったようなものです。

 

30代に後半になって歳を重ねつつあるのが理由かどうかわからないけど、

昔はこうだったとかああだったとか、そういう過去の経験が、

心地よかったり、懐かしかったり、また今のものより素晴らしく見えしまうことが、たまにあります。

時代は変わり、どんどん進化し良くなっていっているのは、頭ではわかっていても、

それをちゃんと正当に評価していく物差しが、だんだん、ずれていっているかも。

 

たとえば、昔、ルミネエスト新宿が、マイシティと名乗っていた時の頃。

夕方になると地下鉄のコンコースに直結している地下2階フロアでは、ニュークイックの総菜など、

各店のタイムセールで各売り場がお客さんを呼び込む声でにぎやかだったのを思い出します。

次第にその売り場は、小さくなり、結局、フロアは改装され、今ではアパレルや雑貨の店のみに。

伊勢丹新宿店で言えば、数年前に東京メトロ副都心線の開業を控え、全館をリニューアルしましたが、

フロアがフラットになった地下食品売り場は、僕にとっては、ちょっときれいになりすぎ。

確かに、今、一番センスのよいスイーツショップや総菜店、また高級食材などを取り扱っているのでしょうが、

フラットになる前の、一段高い所にあった特選食料品コーナーみたいなショップばかりが増えて、

敷居が一段高くなったようなプレッシャーを勝手に感じます。

 

なわけで、画像は、新宿区西新宿1丁目・小田急百貨店内B2「三松寿司」で、名前は…

忘れたけど、まあ、海鮮寿司丼的なものです。

この日は、なんとなく寿司っぽいものを食べたかったんですよ。

スーパーの総菜のクオリティの気分じゃなく、でも回転すし屋に行くほどじゃない。

じゃ、やはり、行きつくのは、デパ地下です。

 

前にも書いたかもしれないけど、僕にとって、小田急百貨店の食料品売り場は、

「これぞデパ地下」と言っていいくらい、ベタ中のベタです。

食品売り場といえば、やはり白を基調にした明るめのフロア。

ヨックモックとか、文明堂、まい泉、天一、など、どこの百貨店にもありそうな、定番のショップに、

トロワグロのような、オリジナルブランドのショップなど、ベタショップとこだわりショップのバランス。

ちょっとしたギフトを買うにも、差しさわりのない選びやすいクオリティと値段がちゃんとそろっていて、

さらに、普段の食事にプラスしてちょっと美味しそうなものを食べたい需要にも応えらえたり。

そして、閉店前にはちゃんと、大きな威勢のいい声で呼び込む、わかりやすいタイムセール。

若干惜しい点があるとすれば、道を隔てた小田急ハルクの地下2階の食料品のフロアに入っているショップも

好きなので、同じフロアで買い物ができればいいってくらいでしょうか。

 

きっとそんな、ベタなデパ地下も、時代が変われば、

洗練されて、雰囲気を徐々に変えてしまうのでしょう。

でも自分がもっと歳をとった時に、そんな雰囲気のデパ地下の中で、

「デパ地下ってやはりこれだよね!」っていう部分が一つでも二つでも残っていたら、嬉しいな。


サービスエリアの軽食は、ベタのままが、よいのか、否か。

2011年11月08日 00時37分13秒 | 食べ物の話

日本道路公団が分割民営化されたのは、たしか小泉首相時代のこと。

自分は車を運転しないので、どう変わったのか、イマイチわかりませんが、

解りやすく変わったのは、サービスエリア&パーキングエリア。

昔は、サービスエリアなどの営業権を天下りの財団法人に安く譲渡し、

競争原理がない中、サービスのレベルが低く、利益を独占しているなどと言われていましたが、

いつのまにか、神戸屋ベーカリーやスターバックスなど、街中と変わらないクオリティの高いショップに、

地域の食材を利用した名物料理や郷土料理を売り物にしたフードコートやレストラン、

充実したみやげ物ショップに、をスキー場や温泉、ホテルなど立派な施設を併設するなど、様変わりですが、

なんでしょうかねー、すべてがすべて、マスコミで取り上げられるほどかというと、

サービスエリアによってまちまちなのかもしれませんが、

ソフトクリームやフランクフルト、カレーやそばなど、昔からありがちな、定番メニューには、

「値段がいい割には、あれっ、ちょっとガッカリじゃねー」「まあ、こんなもんだよね…」

みたいな、ベタな感じも相変わらず残っていたりします。

いや、サービスエリアの味という意味では、ベタでいいのかもしれません。

 

そんなわけで、今日の画像は、茨城県守谷市・常磐自動車道上り守谷サービスエリア内・伊勢磯揚げまる天で、

じゃがバター天と貝柱天。

会社は、三重県伊勢市にあり、さつま揚げなど、練り物のお店のようです。

ホームページの店舗案内を見ると、東海地方中心に東京の巣鴨にも直営店を設けているようですが、

関越や名神高速道路のサービスエリアでは、直営でないですが、取り扱いがあります。

守谷サービスエリアのお店も同様ですが、小さいけれどショップ形式になっていて、

すぐ食べられる、ゴボウ巻きやタコ棒の対面販売のコーナーの横に、

お土産で持ち帰られるようにパッケージになっている練り物セットも。

 

食べかけで慌ててカメラで撮ったじゃがバター天は、280円。

さつま揚げの中に、その名のとおり、じゃがいもが入ってます。

マッシュポテトのように滑らかな食感のじゃがいもとかまぼこの組み合わせは、

がつんとくる食べ応えで、これだけで、充分お腹いっぱいになりそうです。

そして、貝柱天ですが、コーンが入っているみたいに見えますが、これが、全部貝柱。

すごくたくさん貝柱が入ってるんですよ。

ごろごろっと入っていて、お値段370円。貝柱ってそんなに入っていていいの?ってくらいです。

僕の中では、貝柱と言えばホタテしか思いつかないのですが、

大きさからして、ホタテならば稚貝か、もしくは違う種類の貝の貝柱かもしれません。

がしかし、海の恵みをぎゅっと凝縮したような旨さ。

 

高速道路のサービスエリアで、こんなに美味しいものが手軽に食べれたら、

ベタなスナック達が、肩身の狭い思いをしているに違いないでしょう。


たまに揺れる気持ちと、ブレのないそば。

2011年11月04日 01時08分24秒 | 食べ物の話

東京は久しぶりに地震で揺れましたね。

地震が起きた時刻は、夕方、帰宅していた頃。東京は震度3だったかな。

ちょうど古い木造のアパートがある近くを歩いていて、窓が一斉にガタガタと鳴り始めたので、

ビビって、なんだろうと思って気づきましたが、外出中に地震を感じるのは、もしかして初めてかも。

気になって地震速報を見ようとiPhoneの画面をタップしたら、

緊急地震速報を受信するアプリが、起動していました。

 

部屋の中にいても、揺れるのは怖いですが、野外で揺れを感じるのも、なかなか怖いですな。

あの3月11日も、外出していた人たちは、建物が崩れてくるんじゃないかという恐怖を

感じたに違いないでしょう。

 

なわけで、今日の画像は、静岡市葵区呉服町2丁目「戸隠そば 呉服町東店」でミックス天磯おろし大盛り…だったかな。

ちょうど、東日本大震災の一週間後くらいかな、実家がある静岡に帰った時に、食べたものです。

場所は、静岡駅から北へまっすぐ伸びる商店街の真ん中くらい、青葉公園を少し過ぎたあたりでしょうか。

昔は静岡伊勢丹の裏側にあったような気がしますが、あの店はどうなったか、確かめる間もなく、

別の場所に看板を見つけて懐かしくて飛び込んで食べてきました。

 

静岡でも有名なそば屋で、冷たいそばに天ぷらをのせ、甘いつゆをたっぷりかけた磯おろしは、

ちょっとした名物で、自分も子供のころから、よく食べていた味です。

久しぶりに食べたけど、相変わらずおいしかったなあ。

たしか、あの日は、商店街でイベントが行われる予定だったようで、看板は急遽中止の張り紙と、

募金イベントに衣替えしていました。

街から人が消え、明かりが消え、電車が消え、商品が消え、テレビから笑いが消え、

日常生活でもずっと緊張しっぱなしだったあの頃が懐かしいほど、今では日常に戻っていますが、

ふいに今日みたいな揺れが来ると、

ちょいちょい、深く刻み込まれたあの頃の記憶を思い出しますな。

今年も、いろんなことがあったのに、なんだかんだと、あと2カ月です。


曖昧にしておきたかったあの事と、ついつい肉欲に負けてしまう男の話。

2011年11月03日 00時32分14秒 | 食べ物の話

えーとですね、昔からこのブログを知っている方以外は、

このブログで食いもんのことをばかり書いていているので、

書き手である自分が同性愛者でHIVポジティブであることを知らない方もいらっしゃるかもしれません。

 

同性愛者と言っても、簡単にひとくくりには出来ず、

異性愛者とは違う人達をLGBT(レズ・ゲイ・バイ・トランスジェンダー)などと差すことがありますが、

それとて、本人の性の自覚の仕方と、恋愛対象の性はさまざま。

はるな愛ちゃんは、体は男性なのに心は女性という性同一性障害だし、

マツコ・デラックスくんは女装が好きな男性で、男性が好きというポジション。

こうしてマスコミで光が当たるLGBTの一方で、裏側には、

はっきりと照らされた光の影に隠れるように、世間から、伺い知れないところで、いろいろ曖昧なままになっていることが。

自分の性について自覚を自分自身で否定し、仕事でもプライベートでも、それを押し隠すように生活する人や、

自分のように、自覚してある程度、友人などのネットワークを作りながら、仕事などでは、取り立ててカミングアウトしていない人。

その曖昧な部分があることで、僕らは世間にさらされることなく、ホモフォビアと呼ばれる

同性愛者を忌み嫌う人達の視線や考え、主張などから逃れられているわけです。

僕が感染しているHIVだって、もともとどうして感染したかということを突き詰めて晒されれば、

あまり立派な言い訳ができるもんではありません。

 

この週末、ちょっとした事件があって、ニュースでも取り上げられていましたね。

とても身近な場所で起きた、このニュース。

それまで自分にとっても問題がないと思っていた存在が、取り締まりの対象となりました。

もしかしたら、まさに曖昧さの中で自分たちに許されると考えていた存在なわけで、

自分にも刃を向けられたような思いです。

もしかしたら、曖昧さの中に、甘えがなかったか。何がアウトで何がセーフなのか。

決して自分にも無関係ではないと考えます。

 

なわけで、画像は、前振りと全く関係ない話ですが、

台東区浅草2丁目「ミスターデンジャー浅草観音店」で、ハンバーグ&ステーキセット。

ハンバーグが300gステーキが150gで1980円と、お値打ちガッツリ系のステーキ店です。

本店は、元プロレスラーの方が経営しているお店なのですが、

この浅草観音店は、現在、その方とは関係のない店になっているのだとか。

そのあたりの事情はよくわかりませんが、

店内には、タレントやプロレスをはじめスポーツ選手のサイン色紙でいっぱいです。

なんといっても、肉ですよ。

ボリュームがあるのに、やわらかい!

もちろん、値段が値段なだけに、安い部位をやわらかく加工して、

焼いているとおもわれますが、おおっと思わせるほど、やわらかいです。

肉のボリュームに比例して、セットのライスも、大盛り。

すこしビビって、一緒に行った会社の先輩に、少し分けてあげたほどです。

ガーリックとテーブルに並んだたれは、もりもり食欲がすすみ、

ごはんをあげたことさえ、後悔。無事に完食です。

浅草は、チェーン店か、観光客を意識した店が目立ちますが、

とにかく、何も考えず肉を食べたい時には、少し歩いても足を運びたい店です。


福島産がなんだって言うんだ!

2011年10月31日 23時59分48秒 | 食べ物の話

今日の「クローズアップ現代」と「プロフェッショナル仕事の流儀」(どちらもNHK)で、

立て続けに福島県産の米について、フィーチャーされていました。

前者では取引先が購入をキャンセルし、それでも福島の米を支えるために東奔西走する卸業者を、

後者では自分の目利きを信じて、福島県の米と真剣に向き合う、東京都羽村市の食品スーパーのバイヤーの話でした。

 

どうやら、福島ということだけで、放射能による風評被害が激しいとのこと。

それは、米だけでなく、とりわけ野菜なんかでは、強い反応があるようです。

自分はとりたてて、福島の味方をしようとか思ったこともなく、

他県産と区別なく、意識せず普通に買い物をしていましたが、こないだ、その考えにちょっと変化が。

とあるスーパーで、トマト売り場の産地表示を見て、

「福島県産だから止めておこう~」みたいな軽い言い方を露骨にする女がいて、

これはですね、福島県産を中心に茨城や栃木あたりの産地のものを、

意識的に積極的に買ってあげないと、いけないのかなと思うようになりました。

この女性は子連れだったので、まあ、それは仕方ないにせよ、特に気になったのは、言い方です。

さらに、買ったトマト、熟れていて大変おいしかったので、ことさら、考えが改まった感じです。

 

なわけで、野菜つながりで、画像は新宿区新宿1丁目「SUBWAY新宿御苑前店」で、

ターキーブレストで、パンはハニーオーツ、ベーコン、アボガド、たまごトッピング。バルサミコソース。

先々週の「がっちりマンデー」(TBS)は、サブウェイ特集。たまごは自分の希望でトッピングしましたが、

たまご以外の組み合わせは、番組で紹介されていた社長お勧めのサンド。

「昨日食べたばかりなのに、また食べたくなった~」と、すっかりテレビ番組に影響されて、

前の日に続いて、サブウェイまで行ったら、当日朝の社長お勧めが、

「テレビで紹介されました」と、しっかりポスターが掲示されていました。

テレビ朝日「お願いランキング」や「お試しかっ!」などで恒例のパターン。すっかり当たり前の光景です。

 

サブウェイは、当初のアメリカと同じメニューから、野菜中心のメニューにしたところ、売り上げが上昇。

またテイクアウト比率が高いことから、飲食スペースが狭い店を出し、経営効率があがったとか。

いつからか、「SUBWAY」のロゴデザインの前に「野菜の」という文字が入るようになりましたね。

ファッションの伊勢丹。野菜のサブウェイ。そういうことです。

たしか、昔はミートボールがごろごろ入っているような商品もありましたが、

すっかり、健康的なイメージに変身を遂げたようです。

 

野菜?パン?お腹たまるの?という自分が抱くイメージは、さすがにぬぐえなくて、

とても腹が減っていて、がっつり食べたい時に物足りないけど、

サンドウィッチや、こういうオープンサンドって、無性に食べたくなる時ってないですか?

さらに、組み合わせによって、味の変化があったりするから、

自分が好きな組み合わせを見つけると、はまること間違いなし。

社長のお勧めの組み合わせも、いろんな野菜にベーコン、ターキーをバルサミコソースと

アボガドペーストが、まとめ上げていてと、超うまかったです。