さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

ひとりラーメン博物館22

2006年03月26日 03時06分31秒 | ラーメン
というわけで、ただいまの時間、午前3時。
明日も仕事があるというのに、
午前三時を過ぎてブログ書くというのは、
とてもエネルギーがいるのですが、
こうしたエネルギーがあるときは、気持ちも前向きなんだなと、
思えば、それはそれで、いいことなんでしょう。

画像は、新宿区四谷三丁目「まるいち」のワンタン。
ワンタンメンじゃなくてワンタンをオーダーしたのは、
たしかこの店はワンタンが名物だったような…。
十年前になりますが、自分は四谷でアルバイトをしていて、
そのころから、この店は有名でした。
ただ、一人暮らしの学生の自分には、外食の余裕はなく、
なかなか食べるチャンスがないままでした。

見た目ですぐにお分かりだと思いますが、
純粋に醤油味。ちゃんとスープもコクがあり、
全部飲みきってしまいました。
具ものりにほうれん草に、メンマ、チャーシューと、
とてもオーソドックスです。
ワンタンはつるっと美味しく、胡椒も効いていて、
ワンタンだけで大満足!
こんなにワンタン沢山入っていていいのかしら?と思うほど…
とか思ったのですが、ワンタン大盛をオーダーしたのですから、
それは当たり前ですね(恥)。
チャーシューもおいしかったですな。期待持てます。
今度行くときは「チャーシューワンタン大盛」決定です。



ひとりラーメン博物館21「初スガキヤ」

2006年03月10日 01時31分31秒 | ラーメン
えーと、シリーズ化して記事にしているラーメン食べ歩きの旅
「ひとりラーメン博物館」も第21弾!
一番、回数が多いですな。シリーズ化しようとして、
数回書いて飽きてしまったものもありますからね。

というわけで、その「ひとりラーメン博物館」に初のサブタイトル!
そうです、スガキヤラーメンに初めて行きました!

中京地区では有名な「スガキヤラーメン」。
低価格でロードサイド立地のファーストフード色の強いポジションは、
関東で言えば、「山田うどん」みたいな感じでしょうか…?
自分の生まれ育った静岡でも、何件か出店しているのですが、
どうも静岡を巣立った後の出店で、
スガキヤラーメン自体を知りませんでした。

場所は明治通りと早稲田通りが交差する交差点の角。
昔、一世を風靡したラーメン店「えぞ菊」がある近くですね。
駅から少し歩くその場所は、目指して行くには少し不便。
ただ、そういうところでなければ、あの価格帯では利益が出ないのでしょう。
えー、ちょっと調べるとそれでも、中京地区よりも、
東京の店では価格高めに設定してあるようです(特製ラーメン550円!)
東京の賃料は異常ですからね。

味好きですよ!
同じ低価格ラーメンといえば関東では、
「日高屋」と「幸楽苑」が有名ですが、
たぶん、これに加えた「すがきや」が三軒並んでいたら、
間違えなく「すがきや」です。

一番下の画像にも映っていますが、
なんだろう、このスプーンの形は?
小学校の給食以来の先割れスプーン。しかも、形がとてもオリジナル!
これも中京地区独特な感じです。
極限まで効率化を目指したトヨタ方式でしょうか?
少しにごったスープは、鶏+魚介系って感じですか?
麺の細さも大好きですし、いやいや、また食べたいですな。
場所がもうちょっと高田馬場駅よりならばいいのになあ~。



ひとりラーメン博物館20

2006年02月20日 01時45分07秒 | ラーメン
一つ下の記事からの続きの話題なんで、
まずは下の記事から読んで欲しいのですが、
どうも、あのチョコレートに気づいてないのか、
普通に、同期のK君は俺に「おはよー」って
声をかけてくれるだけなんだよね。いたっていつもと同じだ~。
あんなに大きな紙袋がおいてあるんだし、
アロハ!と書かれてあるTシャツが入っているのだから、
たぶん見てくれたら俺からだと気づいてくれるはずだけど、
気づかないのも、K君らしいのかも。

それとも、気づいたけれど、例のハートマークをあしらった
あのチョコレートに戸惑い、俺の真意を測りかねている状態か…。

まあ、展開がありましたら、今後ご報告します>@光が丘

というわけで、画像は新宿区・新宿三丁目「えるびす」のチャーシューメン
えるびすは池袋西口・立教大の近くの有名なラーメン店ですね。
俺は麺屋ごとうや麺屋海神へ行って帰るときに見かけるだけで、
ああ、また行きそびれたなあ…と思っていた店が、
去年の夏かな?新宿進出となったわけです。

ただ、ここのつけめんは、俺の口に合わず、
なんどか注文して失敗しています。
じゃあ、普通のラーメンはどうかと思いオーダーしたのですが、
うん、まあまあ。可もなく、不可もなく。不可がないというのは、
これは食べ物屋としてとても大切で、
もう一度食べても全然オーケーなレベルです。

なによりも、12時まで営業しているのがうれしい!
日曜の深夜なんて一番人のいない時間帯にもかかわらず、
お客さんが10人も入っていたのは、
立地がいいだけではないはずです。

ひとりラーメン博物館19

2005年11月29日 01時29分55秒 | ラーメン
というわけで、画像は、新宿区歌舞伎町「屯ちん」の
ラーメン。トッピングはチャーシューと煮玉子。
合計で930円かな。

屯ちんは、池袋に本店がある有名なラーメン店ですね。
予備校がいくつも乱立するエリアにあり、
暇な浪人生の影響か、いつ行っても行列で、
俺も、その昔はよく利用しました。
味はしょうゆととんこつをブレンドした、
「東京豚骨ラーメン」を標榜する店です。
普通、中盛、大盛ともに同じ値段というのもうれしかったし、
当時まだ珍しかった煮玉子も、俺のハートを掴んでいました。


でもですね~
随分行ってなかったから、味が変わってしまったのか、
本店じゃなくて歌舞伎町だからなのでしょうか、
いまいちおいしくいただけません。
特に麺ですね、俺のあまり好きではないちぢれ麺で、やわらかいんですよ。
エースコックのスーパーカップでも食べさせられているかのような、嫌な感じ。
ひとくち食べた瞬間に、今日の夕食の選択は、失敗だと確信しました。

いやいや、難しいですな。
本店ならば、ちょっと違うかな?
いや、同じだろうな。

ひとりラーメン博物館17

2005年10月18日 01時34分33秒 | ラーメン
というわけで、画像は新宿区・歌舞伎町にある
「どうとんぼり 神座」のチャーシューメン。お値段1200円也。

神座と書いて「かむくら」と読むそうで。
2年ほど前でしょうか、鳴り物入りで、大阪から進出してきた
ラーメン店です。ラーメン店にしては、
山田うどんのように店内が大きく、当時はかなり賑わい、
行列も必死のようでしたが、
俺が初めて行った1年程前には、すでに人気も落ち着いて、
入り口のチケット窓口で多少並ぶくらいで、
すぐ店内に入れるようになったようです。

新宿コマ劇場も近いからか、
芸能人の色紙もこれみよがしに貼ってあります。
俺が芸能人ならば、食べているときぐらい黙って食わせろと、
言いたいところですが、
俺は芸能人ではないので、無用の心配です。

最初行ったときは、なんとも甘くすっぱい感じのスープがとても苦手で、
また張り切って大盛を注文したので、麺をすするのに精一杯で、
いい印象が残っていませんでした。

2回目の今回行ってみると、
多少、味の感じ方が違うのです。
画像に写るチャーシューの下には白菜がずらっとのっているのですが、
白菜のしゃきっとした感じとスープの味わいが、まあまあ。
豚肉と白菜のスープを飲んでいるって感じですね。ついでに麺です。

この店のカウンターの上にある案内には、
3回食べると、この味が病みつきになると書いてあります。
確かに、もう一度食べれば、それなりに好きになるかもしれませんが、
一度食べておいしくない…もしくは普通の味だと
思わせてしまっては、今時、ダメだと思うのですね。
新宿にはそうでなくても、
おいしいラーメン店がひしめいているのですから。



ひとりラーメン博物館16

2005年09月06日 12時22分59秒 | ラーメン
というわけで、仕事が休みの今日の昼飯は、画像のチキンラーメン…

リンクを貼らせてもらっているちゅ~さんのブログに、
チキンラーメンの誕生日の記事が載ってまして(記事はこちら)、
久しぶりに食べたくなったのですが、
やはりチキンラーメンには卵じゃないですか~
卵を買い忘れ、買わなくちゃ買わなくちゃと思っているうちに、
誕生日から12日も経ってしまいました。

「お誕生日おめでとう!」

こんなに遅れてから言われてもたぶん、嬉しくないでしょう。
ちなみに、チキンラーメンには卵をのせるくぼみがあるのですが、
なんだか、このくぼみイマイチなのは俺だけかな。
画像のとおり、白身が危うく流出しそうになりました。

チキンラーメンおいしいのだけど、昼飯はそれだけじゃ足りません。
どこかで何か食ってきます(泣)。

ひとりラーメン博物館15

2005年09月05日 01時10分23秒 | ラーメン
ということで、久々のラーメンネタです。

画像は中野区野方・麺屋空海のチャーシュー麺です。
こないだ、東京食い倒れツアーに同行した
りっきーさんに教えてもらった店です。

今回も、こんなブログに迷い込んできてメールを頂いた方と、
一緒に行ってきました。題するならば、
「ぶらり『中野・高円寺』途中下車の旅」って感じでしょうか。
そう、先週は、初対面の方との食事が続きました。
おひとりさまで過ごすことの多いkumazzzoとしては、
これはとても珍しい…

場所は、中野駅北口・早稲田通りにある野方警察署の近くです。
駅からは10分くらいかかるでしょうか。

でもって、味のほうですが、名物の塩スープは、
フランス産の塩を使用しているだとか、
麺はモンゴル産の潅水を使用しているだとか、
ゲンコツ・鶏がらは、ローストしているだとか、
数々のこだわりは、ここでは置き去りにして、
一番うまかったのは、チャーシューかな。

久しぶりに噛み応えのあるチャーシューをいただきました。
最近は、とろけるチャーシューとか、
柔らかさを売り物にしたところが多いですが、
ここのチャーシューは炙り焼きです。
かつ、厚く硬い。噛み応えがあるというのは、
なかなかありません。

ただ、この炙り焼きを焦げ臭いと評価している人もウェブでちらほら。
なかなか難しいですな。
俺には満足の一杯でした。

気合が入った「ボンジョルノ」

2005年06月18日 01時49分03秒 | ラーメン
というわけで、画像は、新宿区西新宿「柳麺はな火屋」の、
チャーシューざるラーメンです。味玉トッピングで麺は大盛。

10日前くらいに行ったばかりの店ですが、この日は、
同じ職場で働いていた先輩で、かつ狭いゲイでぶ専界の組合員でもある先輩が、
「たまにはラーメンを食いたい」という、リクエストに応じて、
「いつもラーメンを食べている」kumazzzoが、今一押しのお店へご案内したわけです。

その先輩とは同じ職場の、すごく近いところで働いていて、その中で、
いろんな経緯があって…たいした経緯ではないけれど、
まあ、お互いゲイであることを知ってしまったわけです。

やはり、そこは会社というコミュニティの中で、俺の遠慮とかもあって、
先輩社員と後輩という壁をどうしても崩すことができなかったのですが、
彼氏と別れた話としたのと同時にHIVポジであることを告白したら、
そこから急に壁が低くなり、なんだか気が許せる仲になった気がします。

いや、それは俺の勘違いかもしれないけれど、
少なくとも、隣のテーブルで女性二人が食事していても、
ちんちんだの、ゲイだの病気持ちだの、
イケるだのイケないだの、一緒に病院行こうぜ~などと、
でかい声で話すようになったってことは、
少なくとも、俺の中では遠慮がなくなった気がします。

で、画像を撮り忘れてしまったのですが、
昼飯に、その先輩に連れて行ってもらったのが、新宿三丁目にある
「伊太利亜市場 B・A・R」のランチバイキング。
ワイズテーブルコーポレーションという会社が運営しているこちらの店、
伊勢丹に多く出店していて吉祥寺の伊勢丹や、京都伊勢丹なんかでも、
食べることが出来ます。メインのパスタ一品と、サラダ・デザートの
ビュッフェとドリンクバーがついて、1200円くらいかな。

1200円はとてもお値打ちで、味のレベルが高いです。
料理自体は、すごく雑で、たとえばキャベツのざく切りとハムを調味料を使って、
簡単にあえただけなのに、それがとてもおいしいんですね。
これは、センスがある証拠です。お皿の山を簡単に築けてしまうほど、
ビュッフェコーナーへ何度も往復してしまう、おいしさです。
もちろん、スタッフがテーブルを回って、お皿下げてくれるんで、
そんなお皿の山はできません。ご安心を。

こちらの店、入ってきたお客さんをスタッフ全員で「ボンジョルノ~」って
陽気な感じで迎えるのですが、スタッフの中で一人だけ、
その「ボンジョルノ~」が、江戸前の人が一人だけいるんですね。
なんだか顔つきもコックというよりか板前って感じ。
その江戸前な雰囲気漂う「ボンジョルノ」が、店内で一番響いていました~。

ひとりラーメン博物館14

2005年06月11日 00時58分56秒 | ラーメン
というわけで、画像は新宿区小滝橋通り「柳麺はな火屋」の
チャーシュー麺です。

ラーメン激戦区の小滝橋通りは、JR新宿駅の西口からすっと北に伸びる道路で、
いくつものラーメン店がつぶれては、またできるという、
入れ替わりの激しい場所です。最近では、
「大島ラーメン愛ちゃん」というあまりソソラレナイ名前のラーメン屋の
隣で頑張っていた新潟ラーメンを掲げた店がつぶれ、
その場所におそらく「居抜き」で開店したのが、タイラーメンの店。
トムヤンクンラーメンを売り物にしていたような…。
本当に、こういうところで商売をしている方々のバイタリティというか、
一旗あげようという意欲には、頭が下がります。

画像の「柳麺はな火屋」は、麺屋武蔵の近くで、通りからは路地に入ったところにあります。
中古CD・レコード店が集まっている一角ですね。
この店、俺も大好きな文京区・護国寺の名店「ちゃぶ屋」で修行していた人が、
開店させた店らしいです。それなら行って味を確かめてこなければ。

カウンターの上には、麦茶が用意されています。これはいい!
なにか、いいセンスを感じさせてくれます。

焦がしねぎなど、ちゃぶ屋らしさはもちろんのこと、
俺が感じたのは、チャーシューがめちゃくちゃうまい!これはヤバイです。
脂身が口の中でとろけて、肉がほろほろと崩れていきます。
絶対にチャーシュー麺でのオーダーをお勧めします。

そして、もひとつヤバイのが、もやし。これがシャキシャキしてたまならい!
食感にいいアクセントです。癖になるなあ。
麺はもう少し細くて、固いほうがいいかな。
こればかりは好みが別れるから、ご自身で判断を。

スープはあっさり醤油。これも最後まで飲み干せる上品な味です。

結構前から営業していた店だったらしく、
新宿に近いところに住んでいながら、こういう店を知らなかった自分に
すこし恥ずかしく思うほど、出来がいいと思います。
インターネット上では、思いのほか低い評価をつけているウェブもありましたが、
もやしが水っぽくてスープが薄くなるとか、全然、気にならないと思います。

「田ぶし」あり「麺屋武蔵」あり「町田家」あり「はやし屋」あり、
そして「はな火屋」あり、おいしい店が揃っている新宿では、
ラーメンで困ることはないですね。僕は本当に幸せで仕方ありません(泣)。

ひとりラーメン博物館12

2005年05月19日 10時31分47秒 | ラーメン
画像は、中野新橋「ぽっぽっ屋」のサラダ冷やしラーメン。
季節限定の大好きなラーメンです。

このぽっぽっ屋というラーメン屋は、
俺が近くに住み始めた3年前くらいにオープンした、まだ新しい店ですが、
もともとは、中央区の小伝馬町に本店があって、そこで人気が出た店です。
最近では晴海のトリトンスクエアなどにも、支店が出来たようで。

このサラダ冷やしラーメン、以前もこのブログに載せましたが、
これまでの冷やし中華の枠を突き抜けた、独創的な味。
パスタとも違うし、でもイタリアンな味。不思議です。
あえて言えば、シーザーサラダ風の、トマト味のクリーミーな冷やし中華…??
ん、表現するの難しいな。

本当に、これ、すごいっす。
渋谷、新宿、中野、杉並区にお住まいなら、中野新橋まで来て食べる価値アリだと思います。
(豊島区や目黒区あたりからなら他にもおいしい店沢山ありそうだからな)
たとえ、味が合わなくても、「こんな冷やし中華食べたことあるぜ~」と、
話題のネタにできること、間違いなしです。

ひとりラーメン博物館11

2005年03月28日 23時42分34秒 | ラーメン
というわけで、画像は、中野区・中野ブロードウェイB1
「麺屋 久」のラーメン。
昨日の日曜日は陽気に誘われて、中野ブロードウェイも
沢山の人で賑わっていました。そんなブロードウェイの入り口で、
ただならぬ早い口調で、宣伝しながらチラシを配っている店員さんが…。
足元においてある看板には「麺屋 久」の名前です。
一度行ったことのある店で、そこそこおいしい印象がありましたが、
場所が目立たぬところにあり、もう少し有名になればなあ…と思っていました。

で、この日の「麺屋 久」は、先ほどのただならぬチラシ配りと、
トッピング1品無料の甲斐があって、
席が空いては埋まり、とても回転のよい状態。
そして俺が食べ終わる頃には、昼の14時過ぎでしたが、
行列も出来ていました。

肝心の味のほうですが、とんこつしょうゆですね。
「吉村家」に代表されるような家系より、豚臭さがないけど、
バターでも入っているんじゃないかというくらい、
上品な感じの、とろみのあるスープは、とても後引きます。
あと、ごまが沢山はいっているのも、凄く香ばしいですね。

でも、ちょっと残念なのは、コーンが入っていること。
コーンって、なんだか古臭くないですか~
最近、ラーメンの具で、コーンってあまり見ない気がしますが。
「どさん娘」みたいなちょっと昔のラーメンチェーンでは
コーンラーメンは定番でしたが…。
フレッシュのゆでたてのとうもろこしなら、おいしいのでしょうけれど、
そんなのは無理だし、だったら一掃のこと止めてしまえば…。

でも、多分、ご主人がコーンが好きなんでしょうね。

ひとりラーメン博物館10

2005年03月28日 12時50分21秒 | ラーメン
というわけで、画像は杉並区・高円寺「田ぶし」のラーメン。

支店が新宿駅前の三井住友銀行とみずほ銀行の間の路地を入ったところにあって、
「ひとりラーメン博物館」でも、過去に一度登場しています。
たまに利用しているのですが、本店へ行ったことがなく、
高円寺で用事があったときに、ここぞとばかりに食べてきました。

強烈な魚介系スープです。でも、とんこつスープのブレンドで、
コクもあります。鰹節などの粉末がざらざらと口に当たります。
多分好き嫌いが別れると思います。

そうそう、ここのメンマ超おいしいです。
幼い頃、メンマってすっぱい感じがして、どうも好きになれなくて、
絶対残していましたが、この「穂先めんま」やわらかくて、
麺といい、チャーシューといい、やわらかいものが多い中で、
とてもよいアクセントです。

「味玉」と恋に落ちた瞬間

2005年03月21日 23時47分09秒 | ラーメン
ラーメンにつきものの味付玉子。
大昔、自分の仕事場のある杉並区・荻窪は、
かつて荻窪ラーメンと言われ、ブームの中心地でした。
当時の雑誌で、荻窪のとあるラーメン屋の具に、
煮玉子がのっているのを見て、一発でノックアウトされた覚えがあります。
一体だれと戦っていたのか判りませんが…。

いまでは、どこのラーメン屋でも、
味付玉子をトッピングできるようになりました。
そして、最近では、煮玉子ではなく、味付け半熟玉子を
のせてくれるところも。

味が付いているのに、どうして半熟なのか。今も不明です。
半熟に茹で上げてから、濃い醤油だれに漬けているのかな。

というわけで、画像は、杉並区・荻窪・教会通り「二葉」の味玉。
多分、ブームがあった当時にはなかった新しいお店のはずですが、
ここの味玉もノックアウトです。
黄金色に輝く黄身がしずくのように、いまにも落ちそうな様子は、
見ているだけで、夢心地です。

僕は、この瞬間、完全に味玉と恋に落ちています。


ひとりラーメン博物館8

2005年03月10日 22時56分33秒 | ラーメン
というわけで、ラーメン王・石神秀幸氏プロデュースという、
豊島区・西池袋「麺屋海神」の「あら炊き塩ラーメン」。
数々のラーメンシーンで(なんじゃそれ??)活躍されている
ラーメン界では有名な方です。
お店のほうは、テレビや雑誌で盛んに取り上げられたんで、
知っている方も多いのでは…。

このお店の場所はつけめんで有名な東池袋「大勝軒」の
暖簾分けで有名な「麺屋ごとう」のお隣。
以前は同じオーナーが違う名前で営業していたみたいです。
麺屋ごとうしか目に入っていなかったから、
気が付きませんでした。

その日その日で、入荷するいろんな魚のあらでスープを
とるらしく、味が少しずつ違うとか。
スープに使った魚を店頭のボードに書いてあります。
スープはとてもあっさりしていて、うまい。
麺をすする前にスープが先になくなってしまう勢いです。
コレはやばいと思い、麺もあわててすするって感じです。
麺は細麺で、固めかな。

薬味でみょうがや大葉の千切りが添えられていて、新鮮です。
さっぱりしています。
ラーメンにはつきもののチャーシューもなく、
鱈と海老のつみれ、鳥と軟骨のつみれの2種類がのってます。
これもおいちー。つみれ大好きです。

で、これも有名で、画像のすみっこに映っていると思いますが、
ラーメンには焼きおにぎりが添えられて、
食べ終わった後に、スープに入れて、浸して食べてくださいとのこと。
焼きおにぎりには鯖の「へしこ」という鯖を塩漬けしたものが、
まざっていて、スープの味に変化が…。
とても香ばしいおにぎりをスープで食べると、
また違ったおいしさです。

ラーメンの王道では決してないですが、
とても面白いものを食べさせてもらいました。
1ヵ月後ぐらいには、また食べたくなる味で、
2ヵ月以内には、また行って食べているだろうな~

ひとりラーメン博物館7

2005年03月02日 22時51分35秒 | ラーメン
画像は、杉並区・方南町にある「濃厚つけ汁ソバ FRIDAY」の
濃厚つけ汁そばで、肉増し、味付玉子入りです。

このお店、昼間は「我流旨味ソバ JIRAIGEN」という名前で、
ラーメンを提供していますが、
夜になると、名前を変えて、つけめんのお店として営業しています。

お店のスタッフも、内装や照明が変わるわけではなので、
店の名前が変わったってどうってことがないのですが、
ちょっとした遊び心ってところでしょうか。
中で働いているスタッフも、ひげ・坊主のイカニモ系で(たぶんストレートです)、
自分が以前付き合っていた彼氏に似ているんですね(恥)。

ということで、味は、
つけめんの中にたまねぎを炒めたものやら、チャーシューが細かく刻まれたものやら、
ごまだの、ブラックペッパーだの、いろいろ入っていて、
豚の脂に頼らない、味の奥深さは、濃厚つけ汁ソバの名前に恥じません。

麺は、そんな濃厚な麺にあう平打ち麺。
ラーメンにはありえない麺ですが、
これが、また違和感なく、濃厚な麺にからんでいきます。

我を忘れて麺をすする、その行為は、俺の中では、
セックスとかオナニーに匹敵します。
目の前のつけ麺と自分だけの世界が出現し、
全身が、その味に反応して興奮しまくりです。
食べ終わった後は、スープ割りをお願いするのを忘れて、しばらく放心状態です。

昼間のラーメンもとてもおいしいですが、
夜のつけ麺も、なかなかいけます。
また行かなくちゃ~