「おしん」に出演した小林綾子さんが心にとどめるせりふ

　　　　　　　　　　　　　　　　　NEWSポストセブンより
　今年亡くなった脚本家の橋田壽賀子さんは、ドラマを通じて、
女性の生き方、家族の在り方を生涯描き続けました。

　橋田壽賀子さんの作品に多く出演した女優の小林綾子さんは、
橋田さんからは出演したドラマを通じて多くのことを学んだと言います。
私がいまもなお、心にとどめているせりふがあります。
　劇中でおしんと出会う脱走兵の俊作あんちゃんが、
観音様を彫りながら『人を恨んだり、傷つけたりしてはいけない。
そういうことをすれば必ず自分に返ってくる。
相手の気持ちになってみる、思い当たることがあれば自分が直す。
相手を責めないで許してやることが大事。
人を許せるようになってほしいんだ。
人を愛することができれば、人から愛される人間になれる』というせりふです。

　深い言葉ですね。

誰のための政治ですか。

　国会の予算委員会で論戦が繰り広げられたが、
どうしてもモヤモヤ感が拭い切れない。

　国土交通省の基幹統計の書き換え指示、さらに桜を見る会、
自衛隊イラク派遣の日報、森友学園をめぐる公文書改ざんと
いった問題など、いまだに解明されていない。
本来ならば、もっと与野党含めて政治家が厳しく追及して
いくべきだと思うが、いつの間にかうやむやで終わっている状況。
残念ながら今の我が国は政治家には頼れない。
ジャーナリズム、国民がもっと厳しく監視し大きな声を上げて
いくしかない。



　

スマートフォン

　街中でスマホを操作している人をよく見かける。
電車の中ではほとんどの人がスマホ操作に没頭している。

今の世の中はスマホが無いと不便な場面が多々あることも事実である。
上手く使いこなせば便利なモノであることは確かである。
ただ、歩きながらや自転車に乗りながらの操作はやめてもらいたい。

若い人の中にはスマホに触れないと禁断症状を感じる人もいるらしい。
　
スマホ依存症にならないためにはルールをつくる。例えば、
子どものいる家庭では使う時間を決めることなども必要だろう。

娘家族の住む町へ

　娘家族が住む印西市へ行った。最寄りの千葉ニュータウン中央駅周辺は
開発が進み多くの商業施設も出来ていて便利な町になっている。
久しぶりに孫娘に会って成長の早さにびっくり、喜びもひとしおであった。


少し足を延ばし「成田山新勝寺」へお参り。娘家族の家内安全を祈願した。
総門


大本堂


平和大塔


紅葉を見てひと息




　今回の旅は格安航空（LCC）ジェットスターを利用した。
福岡空港⇒成田空港　往復14000円と安い運賃が魅力的だった。
妻は福岡⇒羽田空港　ANAを利用。

認知症の飼い主に忘れられても、寄り添い続けた愛犬ココ

　〇〇さん（70歳代）は、転倒骨折で入院している間に認知症が進行してしまい、
愛犬のココ君のことを忘れてしまいました。



　しかしココ君は諦めませんでした。

　橋本さんは、すっかり車いす生活になっており、職員が押す車いすで移動していましたが、
その傍らにはいつもココ君が歩いていました。ベッドの上で橋本さんに寄り添い、ひたむきに見つめていました。
　ペットは人に無償の愛情を向けてくれると言われています。
私たちはココ君の行動に、まさに無償の愛情を感じていました。
自分のことを認識すらしてくれない飼い主さんに対し、まったく揺るがない愛情と信頼を寄せていたのです。

　そして無償の愛情が奇跡を起こします。
退院して半年がたった時、橋本さんは膝に抱き着いてくるココ君に目を向けると、
「コ…コ…」とかすかに声をかけました。半年間、一言も言葉を発することがなかった橋本さんが、
ココ君の名前を呼んだのです。ココ君は大喜びで橋本さんにしがみついていました。

　橋本さんの認知症が劇的な回復を遂げた、というわけではありません。
橋本さんの変化は、見た目にはごくごくわずかなものでした。ほんの少し顔を動かして、ココ君に視線を向け、
かすかな声を発したにすぎません。しかしそれはまさに、小さな一歩でも大きな一歩だったのです。

　それから橋本さんは、時折、ココ君に向かってかすかに呼びかけるようになりました。
そしてさらに3か月がたち、ついにその時が訪れます。橋本さんが、必死に腕を動かして、ココ君をなでたのです。
その場に居合わせた職員は、「思わず大声を上げて橋本さんに抱き着いてしまった」と言っていました。
そして職員はココ君を橋本さんの膝の上に乗せました。
橋本さんの胸にしがみついたココ君を、橋本さんは力の入らない腕で、それでもしっかりと抱きしめました。
ついにココ君の無償の愛情が報われたのです。

若山　三千彦（わかやま・みちひこ）
　特別養護老人ホーム「さくらの里山科」（神奈川県横須賀市）施設長
　2012年に設立した「さくらの里山科」は
　日本で唯一、ペットの犬や猫と暮らせる特別養護老人ホームとして全国から注目されている。