小説 横道世之介

大学進学のため九州から上京した世之介は、
ちょっと図々しいけど、憎めないいい奴だ。
そんな、世之介のありふれた日常と、関わった
人物たちとの、楽しくも、ちょっぴり切ない
物語であ。

登場人物のキャラがいい、会話がおもしろい。
しかし、読みすすめているうち、胸にジーンと
くる。

この小説は、20年後の現在を挿入した技法も
とっている。


世之介の友だちは言う。
「世之介と出会った人生と出会わなかった人生で
何かが変わるだろうかと、ふと思う。たぶん何も
変わりはない。ただ青春時代に世之介と出会わな
かった人がこの世の中には大勢いるのかと思うと、
なぜか自分がとても得をしたような気持ちになって
くる」

最後のページで世之介の母親からの手紙に泣かされます。

薔薇のきり絵

バラは花の女王と
呼ばれている。

きり絵の基本、白と黒で
彩色はせずに、つくって
みた。

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小説 ジョン・マン

▼山本一力の波濤編と大洋編

中浜万次郎ことジョン・マンの
奇跡の生涯を描く、著者初めての
歴史大河小説であるが、肩肘張らずに
読めるし、二編ともワクワクして
物語に引き込まれていった。

中学、高校生など若者にもお薦めの
小説である。

早く続編を読みたいものだ。

(｀□´)コラッ! 新聞社が消費税軽減を

日本新聞社協会は新聞・書籍・雑誌には
消費税の軽減税率を適用するよう求める
声明を発表した。

声明は、国民に知識、教養を普及する
役割を果たしている新聞に、課税強化は
国の力を衰退させるとしている。


知識・教養？ だと、よくも、まあ図々しく
言えたものだ。 捏造、都合のいい記事を
書いている新聞社が。

財務省の片棒を担ぎ、増税賛成の記事を
垂れ流していたではないか。
自分たちだけは「軽減を」には本当に
呆れる。

新聞社さんへ。
国民のリテラシーが衰えると懸念されて
いるようですが、心配ご無用です。
大多数の国民はあなた達以上に賢いですから。

全日空787緊急着陸

ボーイング787型機のトラブルが相次いでいる。

この航空機は特殊な複合材を機体に使用して
軽量化、燃費も向上した最新鋭機である。

しかし、トラブルが多すぎる。
これだけ度々出ることは、何か原因が
あるはずだ。

重大事故に結びつかなように、早急に
原因を究明し、安全対策を徹底してほしい。