☕コーヒーブレイク

時が過ぎていく。
ときには、その日の風まかせ。
ほっとひと息しませんか。

暖かいのが赤い色

2020-05-27 10:06:16 | 日記
 今ごろから梅干し漬けが始まるのでしょうか。

新聞の読書投稿欄に82歳の主婦が投稿した「暖かい赤い色」の
記事を思い出しました。
この主婦はかって視覚障碍児の施設で栄養士をしていました。
梅干し作りをしている時に全盲のふーちゃん(当時5歳の女の子)
がやって来て「何しているの?」
そこでシソを持たせ「これを塩でもんでから梅干しの中に入れる
と真っ赤に染まるのよ」と言いました。
そのとき「あっ、見えないのに『赤』なんて、悪いことを言って
しまった」と思いました。
ところが、ふーちゃんは、「赤いって、夕日が顔に当たった時の
あのあったかいのが赤だって保母さんが教えてくれた」と言いました。
教えた保母さんの人柄がしのばれると共にふーちゃんを抱きしめました。

 昨年もブログ投稿しましたが、夕日が美しい季節になるとこの記事を
思い出します。保母さんの優しい人柄と感性が素晴らしく私も心が暖か
くなります。





4 コメント

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ヒロさんへ (お母ちゃんの徒然)
2020-05-27 13:04:44

ヒロさんの優しさも伝わって来ます 
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Unknown (ヒロ)
2020-05-27 14:35:44
お母ちゃん、こんにちは。
きょうは暑かったですね。
長袖シャツを着て出かけたら汗をかいてしまいました。
投稿者の主婦と方と保母さんの思いやりと優しさに心を打たれました。
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覚えています (かみさん)
2020-05-27 18:19:35
この記事、よく覚えています。良い話ですねぇ。
一時期点字ボランテァをやっていたので視覚障害の方と無関係ではありません。
お化粧とか洋服の色など上手に選んでいるのに感心していました。
見えなくても色合いなどは言葉(説明)で想像するそうです。
保母さんの説明は100点満点ですね。


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Unknown (ヒロ)
2020-05-27 19:36:23
かみさん、こんばんは。
私の小学校の友達が視覚障害者になり「あん摩マッサージ師」になっていました。
大人になって久々に友好を深めました。やさしい性格は昔のままでした。
かみさんは点字のボランティアをやっていらっしゃたんですね。
かみさんの社会活動を尊敬します。
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