最近、テレビで見かけなくなった評論家の樋口恵子さんは、
御年91歳になられた今でも執筆活動を続けていらっしゃるようです。
樋口恵子さんは介護保険制度の設立にも大きな役割を果たしたため
「介護保険の母」とも呼ばれています。
先日、その名を冠した樋口恵子賞の2回目となる授賞式が開かれました。
その時の樋口さんのスピーチがとても素晴らしいです。
「最近の世の中は謙譲の美徳が発達しすぎたのか、いいことをしている人のことが
世間に知られない。変な言い方ですけれども、コソコソといいことをする、
そんな風潮は少しおかしいんじゃないかと思っております」
「堂々といいことをする。そして、他人のファインプレーに『やったね!』と拍手を送る。
そういう雰囲気がもっとあっていいんじゃないかと」
2000年に介護保険制度ができる以前に各都道府県で行われていた「介護嫁表彰」にも言及。
介護を頑張っていることで表彰を受ける女性が美容院に行き、夫が仕立ててくれた
新しい着物で表彰式に向かうとき、ご近所に陰口をたたかれることも多かったそうです。
「それはちょっとおかしいんじゃないか。
どうしてちょっといいことをすると足を引っ張られるのでしょう。
足を引っ張らずに手を引っ張り合う。そんな助け合いのできる社会にしていこうじゃありませんか」
と、元気な檄を飛ばしたそうです。
御年91歳になられた今でも執筆活動を続けていらっしゃるようです。
樋口恵子さんは介護保険制度の設立にも大きな役割を果たしたため
「介護保険の母」とも呼ばれています。
先日、その名を冠した樋口恵子賞の2回目となる授賞式が開かれました。
その時の樋口さんのスピーチがとても素晴らしいです。
「最近の世の中は謙譲の美徳が発達しすぎたのか、いいことをしている人のことが
世間に知られない。変な言い方ですけれども、コソコソといいことをする、
そんな風潮は少しおかしいんじゃないかと思っております」
「堂々といいことをする。そして、他人のファインプレーに『やったね!』と拍手を送る。
そういう雰囲気がもっとあっていいんじゃないかと」
2000年に介護保険制度ができる以前に各都道府県で行われていた「介護嫁表彰」にも言及。
介護を頑張っていることで表彰を受ける女性が美容院に行き、夫が仕立ててくれた
新しい着物で表彰式に向かうとき、ご近所に陰口をたたかれることも多かったそうです。
「それはちょっとおかしいんじゃないか。
どうしてちょっといいことをすると足を引っ張られるのでしょう。
足を引っ張らずに手を引っ張り合う。そんな助け合いのできる社会にしていこうじゃありませんか」
と、元気な檄を飛ばしたそうです。