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「昼ご飯、作りたくない」妻の言葉に驚いた 退職後男性の居場所探し

2023-05-08 08:42:09 | 日記
定年退職は、仕事だけではなく社会とのつながりや肩書などさまざまな喪失の機会になりがちだ。
女性に比べ、地域との縁が薄いことが多い男性は、身の置き場さえ見つけられないこともある。

「昼ご飯、作りたくない」。70代の男性は、妻の言葉に驚いた。60歳で定年を迎えた後、
雇用延長で66歳まで働き、退職してから間もないころだった。
妻は続けた。「週に3日は外に出てほしい」。きつい話だと思ったが、けんかはしたくなかった。

コンビニで昼食用のおにぎりを二つ買い、電車へ。植物園、寺や公園のベンチなどで昼食をとった。
現役時代は昼ご飯を1人で食べることがよくあった。寂しさは感じなかった。でも、同世代の高齢者が
孫を連れて一緒に食事をしている姿を見ると、うらやましく思うこともあった。

長いサラリーマン生活で、自分が暮らす街をよく知らないままだった。退職前は、県外での単身赴任が
10年以上続いた。長年、夫が不在だった妻には、妻の生活のペースができてしまっていたように思う。
 〈朝日新聞デジタル記事より抜粋〉

よくあるサラリーマンの定年退職後のパターンだと思います。自分の新しい生活ペースをつくるために、
今までの仕事以外の社会と関わることが大切になってきます。そのためにも、趣味や地域の活動を通じ
て多くの人とコミュニケーションを取ることが大事になってきます。
妻との関りでは、日頃の感謝の気持ちを言葉に出して伝える。そして夫婦の家事負担を明確化していく。
何はともあれ、現役リタイアして家に居てばかりの夫では妻にストレスを与えます。
適度な距離感を保つことも大事ですね。









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