☕コーヒーブレイク

時が過ぎていく。
ときには、その日の風まかせ。
ほっとひと息しませんか。

増える男性介護者

2018-08-19 10:25:24 | 日記
高齢になった家族の在宅介護を、男性が担うケースが増えている。
国の調査では徐々にその割合が高くなり、2016年は在宅介護者
全体の34%に上った。ただ、慣れない家事に戸惑う男性は多く
負担を和らげようと、男性介護者向けの料理教室「ケアメンズ
キッチン」が福岡市で始まった。
総務省(2016年)によると、65歳以上の家族を自宅で介護する
男性の数は全国で約144万5千人に上る。
核家族化や女性の社会進出、少子高齢化の影響で増えているようだ。
一方で男性が介護を担う場合、仕事と両立できずに退職して家計が
行き詰まったり、ストレスを抱えて虐待したりする問題が指摘され
ている。仕事を持つ人が介護を担うと、残業や出張が難しくなり、
急に帰宅してケアに当たることも増え、離職に追い込まれることがある。
一般的に、男性は家事や介護の経験が乏しいことが多い。さらに離職で
仕事上の人間関係が切れると、地域コミュニティーに縁がない限り孤立
しがちだ。1人で介護を背負い、誰にも相談できずストレスを抱え、虐待
に走る恐れもある。厚生労働省の16年度の高齢者虐待調査では、虐待し
た人の割合は「息子」が40・5%、「夫」が21・5%で全体の6割を超えた。
 [西日本新聞記事転載]

仕事中心の生活で、とかく地域から孤立しがちの男性は、このような男性
介護者向けの「ケアメンズキッチン」などの集まりは、介護を知る貴重な
場にもなり、介護の悩みや苦労を分かち合うことができるいい機会だと思う。




コーヒーブレイク

https://1drv.ms/i/s!AmOouZUUlzoZgo0nmy77jGBuiP6DSA?e=6KyHyc