☕コーヒーブレイク

時が過ぎていく。
ときには、その日の風まかせ。
ほっとひと息しませんか。

マラソン公務員ランナー川内優輝選手

2011-12-05 07:05:48 | 日記

昨日、福岡国際マラソンを観戦しました。

25km付近で応援していましたが、さすがトップ集団の

選手のスピードは速いですね。

一般参加選手の中には、沿道からの声援に手を振り

笑顔で応えるランナーもいて余裕があります。

順位の結果はケニア出身のダビリ選手がマラソン初出場で

優勝。日本勢のトップは市民ランナーの川内優輝選手で

2時間9分57秒で3位となりました。

川内選手の走りは立派です。25km付近では9位ぐらいで

したが、この後追い上げて3位ですから。

粘り強く、限界ぎりぎりまで走りきる、精神的な強さは本当に

見事です。一方で実業団選手はどうしたんでしょう。恵まれた

環境と練習時間は確保されているのに、思うような結果が出て

いないようです。


ここ数年、日本マラソン界は低迷していますよね。30年ぐらい

前(瀬古、宗兄弟、中山選手)よりも、記録も伸びていません。

私はマラソン低迷の原因の一つは駅伝に偏りすぎだと考えます。

企業が駅伝に重点をおいていますので、企業に所属する実業団

選手は、否応無しに駅伝競走に力を注ぎ、企業の期待に応え

ようとします。選手は懸命に頑張っていますが、マラソンと駅伝の

両立は難しいのではないでしょうか?


これからは川内選手のようにマラソンに特化した選手を育成する

ことが必要ではないでしょうか。