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flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

敷津松之宮

2011-10-02 00:00:03 | かみのやしろ

(大阪市浪速区敷津西)
 大国町の由来でもある大国主神社は、敷津松之宮の摂社として祀られている。敷津松之宮は、神功皇后が仲哀天皇の死後、住吉大神の神託により、お腹に後の応神天皇を身ごもったまま海を渡って朝鮮半島に出兵して新羅国を攻めた。新羅は戦わずして降服し、朝貢を誓い高句麗、百済も朝貢を約したという。この三韓征伐から帰った際、敷津の浜に荒波が打ち寄せる様を見て、潮がこれ以上満ちないよう祈願するため、松を三本植えて素盞嗚尊(すさのおのみこと)を祀ったのが始まりとされている。 延享元年(1744)出雲大社を勧請して境内に大国主神社が建てられ、人々から“大国さん”と呼ばれるようになった。

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