flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

御油 平成十九年夏

2007-08-04 23:00:31 | 民俗・伝承
(ごゆなつまつり 愛知県豊川市御油町)
 東海道宿場町の夏祭りは、先日の国府祭りに引き続き、隣接する御油の町で今夜も行われた。明日は御旅所から神輿還御が行われる。
    

御油平成十二年 十七年 十八年 二十年
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寺部城 寺部陣屋

2007-08-04 00:00:32 | 城郭・城下町
(愛知県豊田市寺部町 1988年7月29日)
 勧学院文護寺跡である随應院不遠寺から、寺部城跡へ向かうことにした。
予め位置を確かめなかったため、途中で通りかかった女子高生に場所を尋ねた。城跡まで案内していただいたが、付近では有名な場所のようだ。城跡は土塁の上に「寺部城趾」の碑が建ち、背後は矢作川、市木川を天然の堀に利用している。
 文明年間(1469-87)鈴木重時が築き、長享二年(1488)には、城地の近くに不遠寺を移転させている。東隣の領主、松平氏との間で度々争いが起き、永禄六年(1563)には松平元康が攻めたと、『東照軍艦』には書かれている。永禄九年(1566)佐久間信盛によって落城したという。
 慶長十五年(1610)渡辺守綱は、徳川義直臣として一万四千石で武蔵野本よりこの地に移り、以後渡辺家は尾張藩重臣として廃藩まで続いた。守綱時代、城内にあった書院及び茶室「又日亭」は、廃城後、市内千足町龍寿寺に移され、戦後になって解体されようとしていたところを市が譲り受け、現在の七州城跡に移築復元された。また、城跡の一角には、明治13年(1880)に渡辺家臣らが創建した守綱神社がある。
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