flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

一鍬田 天王まつり

2007-08-05 23:45:38 | かみのやしろ
(新城市一鍬田)
 椀貸し伝説のある、とよがわ海倉淵で行われる厄払いの祭り。
江戸時代、一鍬田村周辺では疫病が流行し、多くの死者を出した。その厄を払うため、尾張津島神社から御札を迎えて、祭りを催したのが始まりとされる。
一時期祭りは中止されていたが、昭和49年から復活し、祭典の際には神棚が設けられ、神事として行われる。
また、地区住民や、各地保存会参加の手筒煙火が奉納される。
そして「天」の字に掛けられた提灯船が海倉淵で提灯流しを行って、この年の厄払いは終了する。
           
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御油 平成十二年夏

2007-08-05 02:00:15 | 民俗・伝承
(ごゆなつまつり 愛知県豊川市御油町 2000年8月5日)
 先週の大社神社祭礼国府祭りに引き続き、御油町の西方に鎮座する御油神社の祭礼として行われる行事であり、主に厄年の男子氏子が主体となって神輿を担ぎ、花火等が奉納される。
 

(関連記事:御油平成十七年 十八年 十九年 二十年 御油宿
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旧岩崎邸

2007-08-05 00:00:34 | 木のたてもの

(台東区池之端)
 上野不忍池から、旧岩崎邸に向かう。
明治29年(1896)イギリス人建築家ジョサイア・コンドルによって設計された、木造建築物である。
往時は5万㎡の敷地があったが、第二次世界大戦後GHQに接収され、昭和27年返還後は国有地となり、洋館は最高裁判所司法研修所に使用された。
その際、敷地の内、三分の二は再開発され、残りの1万七千㎡の敷地、延床面積1千1百㎡の洋館と、撞球(ビリヤード)室、和館が保存された。
 洋館は設計者故郷のジャコビアン様式を基調とし、ルネサンスデザインも取り入れている。
      
 庭園は、旧越後高田藩江戸屋敷時代を踏襲していたが、現存する和館1棟以外の日本建築が取り壊されたため、主に洋館周囲の芝庭園が残されている。

 洋館の脇にある袖塀には、三階菱の家紋が付けられている。
我が家の三階菱との共通点が、その後の岩崎家との縁だったのかもしれない。

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