◇※第1253号※◇
2013年(平成25年)4月14日(日)
■
※今日の記念日※
※ 4月14日。
■ オレンジデー。
愛媛県の柑橘類生産農家が1994年に制定。
2月14日の「バレンタインデー」で愛を告白し、3月14日の「ホワイトデー」でその返礼をした後で、その二人の愛情を確かなものとする日。オレンジ(またはオレンジ色のプレゼント)を持って相手を訪問する。
欧米では、オレンジが多産であることから繁栄のシンボルとされ、花嫁がオレンジの花を飾る風習があり、オレンジは結婚と関係の深いものとなっている。
■ タイタニック号の日。
1912年のこの日、初航海中のイギリスの大型客船タイタニック号が、北大西洋ニューファントランド沖で氷山に激突し、翌日未明に沈没した。
乗客乗員2208人のうち1513人の儀牲者を出した。事故の原因や被害には、救命設備・流氷の監視・無線電信等さまざまな問題が関連しており、その後の船の安全確保について多くの教訓が得られた。
【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】
■
■※今日の俳句※■
鰊来る気配に曇る雄久岬
岡本昼虹
坑夫くる青く大きな鰊ぶらさげ
高橋葦男
鰊焼く焔が皮に移り燃ゆ
田川飛旅子
【季語の解説】
※ 鯡(にしん)・鰊(にしん)・かど・かどいわし・走り鰊・中鰊・後鰊・鰊群来・群来汁・群来鰊。
ニシン(鰊・鯡、学名:Clupea pallasii)は、ニシン目ニシン科の海水魚。別名、春告魚(はるつげうお)。
欧米で Herring, H?ring といえばニシンも含むが、普通はタイセイヨウニシン(C. harengus)のことをいう。
2種を区別したいときは、ニシンを Pacific herring、タイセイヨウニシンを Atlantic herring という。
種小名は、ドイツの生物学者ペーター・ジーモン・パラスにちなむ。
【参考】 回遊魚で北太平洋に分布する。魚体は細長く、体長は30-35cmほど。背側は青黒色、腹側は銀白色。
春、産卵のために北海道沿岸に現れる。最盛期には100万t近くの漁獲高があり、北海道ではニシン漁で財を成した漁師による「ニシン御殿」が建ち並ぶほどであった。
昭和30年(1955年)以降、日本国内での水揚量は100tにまで激減してロシアやカナダからの輸入品が大半を占めるようになった。
激減の原因としては海流あるいは海水温の変化、乱獲、森林破壊などとする諸説があるが、同様に一時漁獲量が減ったノルウェーでは資源管理を行ったところ漁獲量が復活したというデータがあることから、日本の場合は乱獲が主要の原因だと見られる。
激減以降、稚魚の放流などの資源回復の試みがなされたが、2002年から2011年間の10年間のニシンの平均水揚げ数量は4千tにとどまっている。
それにもかかわらず、日本の魚介類の漁獲枠対象魚種にはいまだリストアップされていないのが現状である。
■※田川飛旅子 (たがわ-ひりょし)※■
◇ (1914-1999) 昭和-平成時代の俳人。
大正3年8月28日生まれ。昭和15年「寒雷」創刊に参加し,加藤楸邨(しゅうそん)に師事。
戦後は古川電池技師長,役員をつとめる一方,48年「陸」を創刊,主宰。
科学者とクリスチャン双方の視点から人間を探求した。
平成10年現代俳句協会大賞。平成11年4月25日死去。84歳。東京出身。東京帝大卒。
本名は博。句集に「花文字」「邯鄲(かんたん)」など。
【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)4月14日(日)より転載】
■
※わが友に贈る※
■
我らの目的は
人類の幸福を築く
世界平和の実現だ。
今日も生き生きと
友情の種を蒔こう!
◇※4月14日※◇
■
◇※寸 鉄※◇
■
栄光の5・3を寿ぐ本部幹部会。192カ国・地域の同志と師弟勝利の大行進
◇
「新潟の日」30周年を対話拡大で荘厳!大聖人有縁の天地に輝く人材城築け
◇
御本尊に願い切る。その一人の信心が大事ー恩師。朗らかな一家の太陽に
◇
若者3人に1人「悪質商法の勧誘受けた経験者」。魔の手は身近に。要注意
◇
被災地の児童「思い切り遊ぶ場所ない」と。子育て環境整備を政治の責任で
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「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
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◇花冷え/今日の俳句◇ ◇※第1252号※◇m.ameba.jp/m/blogTop.do?u… photozou.jp/photo/show/123…
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小説「新・人間革命」【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月13日(土)より転載】m.seikyoonline.jp
【淡路島震度6弱】「これ以上、揺れ大きくなったら…」淡路・群家地区 - MSN産経ニュース sankei.jp.msn.com/west/west_affa…
【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月13日(土)より転載】
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勇将52(4/13)
山本伸一は、明日香文化会館の設計段階から何度も報告を受け、相談にものってきた。
彼は、日本を代表する仏教建築も多く、他教団の本部等もある奈良県の中心会館は、学会員が「これが私たちの法城です!」と、誇らかに胸を張れるものにしなければならないと考えてきた。
だから、近代的でありながらも、風格のある建物にするよう、さまざまなアドバイスを重ねてきたのである。
伸一は、館内に入った。ドアの取っ手は「勾玉」の形をしており、大広間の襖は銅板で、天井も美しい格子模様である。
また、柱にもゆるやかな膨らみがあり、手の込んだ造りになっていた。
彼の奈良訪問は、二年ぶりであった。
午後六時前から二階の広間で代表幹部と懇談したあと、文化会館の各部屋や庭を回り、役員らに言葉をかけていった。
さらに、奈良県の新出発となる明日の県幹部会を記念して、支部長らに贈るために、句などを認めた。
「ついに見る 朝日の支部を 祝賀せむ」
「真剣の 二字を心に 慈悲の指揮」
翌二十五日、伸一は、明日香村など周辺地域を視察した。
聖徳太子誕生の地に建立されたという橘寺を経て、石舞台古墳や、蘇我馬子によって創建された最初の本格的寺院といわれる飛鳥寺を通り、高松塚古墳などを回った。
彼は、車中、窓外に目を向け、地域の繁栄を願い、大地に、草木の一本一本に、題目を染み込ませる思いで、唱題を続けた。
蘇我氏、聖徳太子らによって、仏教がこの地に興隆し、仏教文化が開花してから、千三百年余の歳月が流れた。
今、その仏教は、いにしえの繁栄を伝える遺跡や伽藍はあっても、生き生きとした精神は失われて久しい。
伸一は、深く思った。
“奈良県創価学会には、この地に真実の仏法の力をもって新しい人間文化を創造し、社会の融和と繁栄を築き上げる使命がある。
仏法興隆の新時代の幕を開くのだ!”
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◇※第1252号※◇
2013年(平成25年)4月13日(土)
■
※今日の記念日※
※ 4月13日。
■ 喫茶店の日。
1888年4月13日、東京・上野に日本初の喫茶店「可否茶館」が開業した。
1階がビリヤード場、2階が喫茶室の2階建て洋館で、1杯2銭の牛乳よりも安い1銭5厘で提供していたが、5年で閉店した。
■ 決闘の日。
慶長17(1612)年旧暦4月13日、美作の浪人・宮本武蔵と細川家指南役・佐々木小次郎の決闘が、豊前小倉沖の無人島・巌流島(舟島)で行われた。
【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】
■
■※今日の俳句※■
花冷に欅はけぶる月夜かな
渡辺水巴
花冷や目薬をさす夕ごころ
横光利一
花冷の夕べ日当る襖かな
岸田稚魚
【季語の解説】
※ 花冷え・花の冷え。
桜の花の咲くころともなれば春らしい暖かさが支配的になるが、低気圧の通り過ぎたあと急に冷え込んだりすることがある。
そんな冷え込みのあとに続いてやってきた低気圧によって冷たい雨となったり、ときには山間部で雪になったりもする。
京都・奈良の底冷えは有名だが、花の名所の多いこれらの地の花冷えもよく知られている。
雨や曇り日だけでなく、晴天の日も冷ややかさを覚え、花の色も青白く感じることがある。
花冷えは全国的な現象でもあるが、花の吉野山では何年かに一度、花冷えの夜、中天にかかっている月をかげらせたかと思うと、走ってきた雲から雪が散らつき、しばらくして、さえざえとした月の光に花がしずもっていることがある。
季語としては大正以降のものである。
【「俳句歳時記(春)/飯田蛇笏編」・平凡社より転載】
■※横光利一 (よこみつ-りいち)※■
◇ 1898-1947 大正-昭和時代の小説家。
明治31年3月17日生まれ。大正13年川端康成らと「文芸時代」を創刊,新感覚派の旗手となる。のち心理主義に転じた。昭和10年純文学と通俗小説の融合をとなえた「純粋小説論」を発表。11年の渡欧をきっかけに長編「旅愁」にとりかかったが,昭和22年12月30日未完のまま死去。50歳。福島県出身。早大中退。本名は利一(としかず)。作品はほかに「日輪」「上海」「機械」など。
【格言など】純文学にして通俗小説,このこと以外に,文芸復興は絶対に有り得ない(「純粋小説論」)
【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)4月13日(土)より転載】
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※わが友に贈る※
■
地域と社会で日々
奮闘する壮年部に感謝!
豊かな知恵と経験で
友の心に希望の光を!
地区の黄金柱たれ!
◇※4月13日※◇
■
◇※寸 鉄※◇
■
5月3日へ各地で座談会が活発。自他共に幸せになる信心。誇りも高く!
◇
きょう「徳島女性の日」。地域に友情の華は爛漫。勝利開く正義のスクラム
◇
「言(ことば)と云うは心の思いを響かして声を現す」御書。確信の対話で心を動かせ
◇
社会的に孤立する人ほど短命ー調査。友の中へ!学会活動は健康長寿の道
◇
国家の価値はそれを組織する人民の価値ー哲学者(ミル)。賢明なる民衆の創価運動
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北朝鮮ミサイル 麻生副総理「中国のコントロールが利かなくなりつつある」(産経新聞) - goo ニュース news.goo.ne.jp/article/sankei…
北ミサイル 防衛相が破壊措置命令 日本海にイージス艦2隻(産経新聞) - goo ニュース news.goo.ne.jp/article/sankei…
◇遅日/今日の俳句◇ ◇※第1251号※◇plz.rakuten.co.jp/hiroshima7302/… photozou.jp/photo/show/123…
小説「新・人間革命」【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月12日(金)より転載】m.seikyoonline.jp
【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月12日(金)より転載】
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勇将51(4/12)
一月二十三日午後、山本伸一は八日間にわたる四国指導を終え、関西に向かった。
彼は、四国研修道場を出発する間際まで、愛媛から研修会に参加していた壮年・婦人や、役員として諸行事の運営を支えてくれた青年たちと、記念のカメラに納まるなどして、激励を続けた。
関西入りした彼は、大阪府交野市の創価女子中学・高校(現在の関西創価中学・高校)を訪ねた。翌二十四日には開校五周年を祝う昼食会に出席し、奈良県へと急いだ。
二十五日に橿原市の明日香文化会館で行われる、奈良支部結成十七周年を記念する幹部会等に出席するためであった。
この幹部会が、県としての「支部制」出発の集いとなるのである。
明日香文化会館は、橿原市石川町にある奈良本部の隣接地に、前年暮れに完成したばかりの会館であった。しばらくは、ここが奈良県の中心会館として、広宣流布の心臓部の役割を果たしていくことになる。
山本伸一が明日香文化会館に到着したのは、午後四時半前である。小ぬか雨が、乾いた空気をほどよく湿らせていた。
会館は高台にあった。鉄筋コンクリート造りの白亜の二階建てで、優雅で重厚感のある建物である。
南には石川池(剣池)と孝元天皇陵があり、北東から北、北西に、香具山、耳成山、畝傍山の大和三山が見える。
また、東には蘇我蝦夷・入鹿父子の邸宅があったといわれる甘樫丘がある。橿原市一帯は、古代文化発祥の地といわれるだけに、遺跡も多く、緑豊かで、歴史のロマンにあふれていた。
車を降りた伸一は、出迎えた県の幹部らに言った。
「すばらしい文化会館ができたね! 勝ったね。皆さんの奮闘が実を結んだんです。
仏教文化が栄えた奈良に、日蓮大聖人の太陽の仏法が大興隆していく象徴が、この明日香文化会館です。
皆がそう確信し、決意を新たにしていくことが、実は重要なんです。大事なのは人間の心です」
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2013年(平成25年)4月12日(金)
■
※今日の記念日※
※ 4月12日。
■ パンの記念日
パン食普及協議会が1983年3月に制定。
天保13(1842)年旧暦4月12日、伊豆韮山代官の江川太郎左衛門英龍が軍用携帯食糧として乾パンを作った。これが日本で初めて焼かれたパンと言われている。
また、毎月12日を「パンの日」としている。
■ 世界宇宙飛行の日
1961年4月12日、世界初の有人宇宙衛星船・ソ連のボストーク1号が打ち上げに成功した。
搭乗したガガーリン少佐は、宇宙から地球を見た時の感想を「地球は青かった」と表現し、流行語になった。
■ 東京大学創立記念日
1877年4月12日、東京開成学校と東京医学校を併合して東京大学が開設された。
1886年に東京帝国大学となり、1947年に再び東京大学に改称された。
【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】
■
■※今日の俳句※■
生簀籠波間に受ける遅日かな
鈴木真砂女
暮れおそき草木の影をふみにけり
五十崎古郷
戸を開けて子を呼んでいる遅日かな
千葉皓史
【季語の解説】
遅日・遅き日・暮れ遅し・暮れかぬる。
春は夜の明け方が早く、また日没が遅い。だから一日がたいへん永いような感じをうける。
まことにのびやかな心持ちのよき季節である。
で、この一日のことを遅日というのである。
暮遅しとか暮れかぬるとかいうとともに永き日というのである。
【「俳句歳時記(春)/飯田蛇笏編」・平凡社より転載】
■※鈴木真砂女 (すずき-まさじょ )※■
◇ (1906-2003) 昭和-平成時代の俳人。
明治39年11月24日生まれ。昭和11年から大場白水郎にまなぶ。23年「春灯」にはいり,久保田万太郎,安住敦(あずみ-あつし)に師事。
波乱にみちた人生の哀歓をよみ,51年「夕蛍」で俳人協会賞,平成7年「都鳥」で読売文学賞。
11年「紫木蓮」で蛇笏(だこつ)賞。東京銀座で小料理屋「卯波」を経営。
平成15年3月14日死去。96歳。千葉県出身。日本女子商業(現嘉悦学園)卒。本名はまさ。
【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】
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※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)4月12日(金)より転載】
■
※わが友に贈る※
■
信仰者とは
挑戦者の異名なり。
一歩でも前へ!
わが眼前の課題に
雄々しく挑みゆけ!
◇※4月12日※◇
■
◇※寸 鉄※◇
■
SGI春季研修が開講!道の遠きに志が表れる。55カ国の友を蓮祖も讃嘆
◇
東京・武蔵野総区が月間。勇み対話へ飛び出そう!本陣東京に希望の春風を
◇
「心の師とはなるとも心を師とせざれ」御書。故に行学を磨け!克己の王道
◇
大目的が確立してこそ中小の目的も明確にー先師。広布に生きる我らに栄冠
◇
地球は青かったー人類初の宇宙飛行の日。尊き命の大地。共生へ誓い新た
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【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月11日(木)より転載】
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勇将50(4/11)
山本伸一と方面・県幹部との懇談が終わった時には、午後十時を回っていた。
伸一は、皆に提案した。
「壮年部と男子部の方面幹部、県幹部の方と追善の勤行をしましょう。
源平の屋島の戦いで亡くなった人たちを追善したいんです。
平家も、源氏も、亡くなったすべての方々に回向の題目を送り、さらに、この地域の繁栄を祈りたいんです。
悲惨な戦が行われた地だからこそ、ここから平和の哲学を発信し、人間共和の幸の花園を築かねばならない。
その誓願の勤行です」
厳粛な追善の勤行が始まった。真剣な祈りであった。
勤行を終えた伸一は言った。
「みんなも、どこにいようが、“自分がいる限り、この地域を平和と繁栄の都に転換してみせる。
そのために私がいるんだ!”という決意で進んでいくんです。
“私の住んでいる地域は、旧習が深いから、広宣流布は難しい”などと考えてはいけません。
その考え自体が、敗北の要因なんです。
大聖人は、お一人から末法広宣流布の戦いを起こされたではありませんか。
私たちは、その大聖人の弟子ではないですか」
底冷えのする冬の深夜であった。しかし、四国の最高幹部たちの頬は紅潮し、その胸には、地域広布への闘志がたぎっていた。
伸一は、皆の顔に視線を注ぎながら、四国の同志への熱い思いを語った。
「私は、四国に強くなってほしい。
広宣流布の日本のモデルになってほしい――どうか、その志の種を心に植えてください。
それには、まず、“必ずそうなろう! 勝とう!”と決めることです。
そして、強盛に祈るところから、力が生まれるんです。
四国出身の正岡子規は、『一すぢに勝たんと思ふ角力かな』(注)という句を詠んでいる。
相撲も、勝とうという一心でぶつからなくては勝てない。勝利への一念が大事なんです」
四国訪問の最後の夜は、勝利への誓いを固め合う、師弟の語らいとなった。
■引用文献
小説『新・人間革命』の引用文献
注 「寒山落木 明治二十九年 五」(『子規全集 第ニ巻』所収)講談社
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2013年(平成25年)4月11日(木)
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※今日の記念日※
※ 4月11日。
■ メートル法公布記念日。
1921年4月11日、改正「度量衡法」が公布され、それまでの尺貫法などとの併用から、メートル法のみに一本化することが定められた。
しかし、根強い反対運動により施行は無期延期となり、メートル法への完全移行は1951年の新「計量法」施行でようやく行われた。
■ 中央線開業記念日。
1889年4月11日、東京の中央線の前身である甲武鉄道・新宿~立川が開業した。
■ ガッツポーズの日。
1974年4月11日、ボクシングWBCライト級タイトルマッチで、ガッツ石松がチャンピオンのロドルフォ・ゴンザレスに勝利した。その時両手を挙げて喜びを表わした姿を新聞記者が「ガッツポーズ」と表現したのが、ガッツポーズという言葉が広まるきっかけとなった言われている。
【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】
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■※今日の俳句※■
永き日のにはとり柵を越えにけり
芝不器男
永き日の暮るる方へと草の道
甲田鐘一路
永き日や石ぬけ落る愛宕山
湯本希杖
【季語の解説】
春の一日をいうのであるが、春分以後は漸く昼がながくなり、次第次第に暖かさを催してくる。
四季の中で昼の最もながいのは夏だけれども、春は日の最も短い冬をうけて俄かに昼の永い感じをうけるから、そこで春の一日一日を永き日と呼ぶのである。
【参考】
春分の頃から昼と夜の時間が同じになり、それ以後は漸次、昼間の時間が夜間よりも永くなる。
例えば、東京で一月の終り頃、昼間の時間(日出から日没まで)は約十時間であるが、春分の頃には、約十二時間となる。
寒い冬から待ちこがれた春が来たよろこびが、日の永くなったのを一層強く感じさせる。
【「現代俳句歳時記(春)/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】
■※芝不器男 ( しば-ふきお )※■
◇ (1903-1930) 大正-昭和時代前期の俳人。
明治36年4月18日生まれ。「天の川」「ホトトギス」などに投句。
万葉語を駆使した叙情句で昭和初期の俳壇に新風をふきこむ。
昭和3年結婚して太宰(だざい)姓となる。昭和5年2月24日死去。28歳。
没後,「芝不器男句集」が刊行された。愛媛県出身。東北帝大中退。
【格言など】あなたなる夜雨の葛のあなたかな(「芝不器男句集」)
【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】
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【「聖教新聞」2013年(平成25年)4月11日(木)より転載】
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※わが友に贈る※
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仏法は「桜梅桃李」
自分らしく生き生きと
使命の花を咲かせよ!
全員が人生の劇の
不屈の名優と輝け!
◇※4月11日※◇
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◇※寸 鉄※◇
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現実を生きる知恵は学会の座談会の中にー教授(アメリカ)。さあ語ろう!魂の触発を
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ヤング・ミセスの日。家庭・地域で大奮闘。幸福拡大の先頭走者(トップランナー)に福徳あれ!
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「法華経を持ち奉るとは我が身仏身と持つなり」。己を信じよ。壁は破れる
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人生は向上心だ。理想を下げてはならぬー偉人(ガンジー)。広布の大ロマン胸に前進
◇
新聞閲読月間。ご愛読の皆様に感謝。活字文化の興隆へ本紙の充実を益々
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「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
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DeNA2-9広島/試合終了 nikkansports.com/baseball/news/… @nikkansportscomさんから
◇長閑/今日の俳句◇ ◇※第1249号※◇plz.rakuten.co.jp/hiroshima7302/… photozou.jp/photo/show/123…
小説「新・人間革命」【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月10日(水)より転載】m.seikyoonline.jp
【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月10日(水)より転載】
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勇将49(4/10)
活動の進め方についての山本伸一の話は、極めて基本的な事柄であった。
その基本があいまいになることから、活動は空転していく。だからこそ彼は、基本を徹底して確認しておこうと思ったのである。
「各大ブロックでは、全幹部が集っての協議会と、全会員が参加しての座談会が行われています。
さまざまな運動を進めるうえで、会合としては、そこに照準を合わせていくべきです。
さらに、会合に参加できない人には、会って伝え、励ましていく――これが最も大切なんです。
県としては支部長会等をもって、活動を発表したつもりでも、大ブロック幹部などの段階で止まっていれば、実際の運動は進んでいません。
水面だけが波立っているのを見て、全体が動いていると錯覚しているようなものです。
組織の最前線の一人ひとりが自覚を新たにして、行動を起こしてこそ、本当の広宣流布の前進があるんです。
また、活動を推進していくための会合では、何を打ち出すのかという、テーマを明確にしていくことが大切です。
参加者が、“いろいろな話があったけど、何をすればいいのかわからない”と思うようでは失敗です。
たとえば、“弘教拡大”と“機関紙の購読推進”を打ち出すとするなら、『これから行うことは、この二つです』と、明快に言うことです。
あれもやろう、これもやろうと並べ立て、十も二十にもなってしまえば、結果的に、何も示さなかったのと変わりありません。
的を絞ることです。活動報告なども、テーマに即したものにすることです。
また、幹部が同じ話にならないように、ある人は体験を通し、ある人は御書を拝して、“なんのための活動か”“なぜ、そうするのか”を訴えていくんです。
幹部は、納得と感動を与えていくことです。
それには、自分が活動の意味をよく理解し、“さあ、やるぞ! 率先垂範だ”という気迫に満ちていなければなりません。
それが会合革命の原動力になるんです」
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古今東西の名句・秀句を!
【和井弘希の文芸政談】まぐまぐ!
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「和井弘希の文芸政談」に掲載した俳句集
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◇※第1249号※◇
2013年(平成25年)4月10日(水)
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※今日の記念日※
※ 4月10日。
■ 女性の日(婦人の日)。
労働省(現在の厚生労働省)が1949年に「婦人の日」として制定。1998年に「女性の日」に改称。
■ 婦人参政記念日。
1946年4月10日、戦後初の総選挙で初めて婦人参政権が行使され、39人の女性代議士が誕生した。
■ 交通事故死ゼロを目指す日。
日本政府が「生活安心プロジェクト」の一環として2008(平成20)年から実施。
■ 駅弁の日。
日本鉄道構内営業中央会が1993(平成5)年に制定。
4月では駅弁の需要拡大が見込まれる行楽シーズンであり、「弁当」の「とう」から10日、さらに「4」と「十」を合成すると「弁」に見えることから。
駅弁が日本で初めて売り出されたのは1885(明治18)年7月16日であるが、7月は季節がら弁当がいたみやすいため、4月に記念日が設定された。
■ 四万十の日。
高知県中村市の四万十の日実行委員会が1989(平成元)年に制定。四(し)十(と)で「しまんと」の語呂合せ。
高知県の四万十川は全長196kmで、本流にダム等がなく、日本最後の清流と言われている。
【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】
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■※今日の俳句※■
花過ぎの心長閑や煙草盆
岡野知十
長閑なる水暮れて湖中灯ともれり
河東碧梧桐
のどかさに寝てしまひけり草の上
松根東洋城
【季語の解説】
長閑・のどけさ・のどけし・駘蕩(たいとう)。
※ あらゆるものが明るく柔かく玲瓏として美しいさま。
長い春の日の、穏やかな気分のことである。天も地も人も、この世のすべてがのんびりとゆったりしているのである。
春の季感の一つにのどかなこころの状態を発見し、うらうらとともに『枕草子』のころから使っている形容だが、いまは春の陽光の明るさをうららかとして用い、ゆったりとした春の一日をのどかとして使っている。
駘蕩は、そのような春の景色の様相を指している。
【「現代俳句歳時記(春)/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】
■※岡野知十 (おかの-ちじゅう)※■
◇(1860-1932) 明治-昭和時代前期の俳人。安政7年2月19日生まれ。
明治28年「大阪毎日新聞」に「俳諧(はいかい)風聞記」を発表して注目される。秋声会にはいったが脱会。
34年「半面」を創刊し,新々派と称した。昭和7年8月13日死去。73歳。
蝦夷(えぞ)地(北海道)出身。本名は敬胤。別号に正味。著作に「雨華抱一」,校訂に「也有全集」など。
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※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)4月10日(水)より転載】
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※わが友に贈る※
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座談会の参加者を
「仏を敬うが如く」
最敬礼で迎えよう!
一人を徹して大切に!
それが学会の心だ。
◇※4月10日※◇
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◇※寸 鉄※◇
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会著(SGI)の対談集は平和と現実変革への智慧を発信ー博士(イギリス)。人間革命の大潮流
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女性週間。希望の語らい広げる婦人・女子部の気高き姿。地域貢献の模範
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常に夜明けの方を、誕生の方を見ようではないかー文豪(ユゴー】。新しい力を育成
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「心の固きに仮りて神の守り即ち強し」。環境を動かす不屈の祈りで勝て
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大感情と大理性を融合させるのが仏法ー恩師。青年よ知勇兼備の名将たれ
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◇麗か/今日の俳句◇ ◇※第1248号※◇plz.rakuten.co.jp/hiroshima7302/… photozou.jp/photo/show/123…
小説「新・人間革命」【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月9日(火)より転載】m.seikyoonline.jp