和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

勇将49/小説「新 ・人間革命

2013年04月10日 07時07分37秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)4月10日(水)より転載】



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勇将49(4/10)

 活動の進め方についての山本伸一の話は、極めて基本的な事柄であった。
その基本があいまいになることから、活動は空転していく。だからこそ彼は、基本を徹底して確認しておこうと思ったのである。

 「各大ブロックでは、全幹部が集っての協議会と、全会員が参加しての座談会が行われています。
さまざまな運動を進めるうえで、会合としては、そこに照準を合わせていくべきです。
さらに、会合に参加できない人には、会って伝え、励ましていく――これが最も大切なんです。

 県としては支部長会等をもって、活動を発表したつもりでも、大ブロック幹部などの段階で止まっていれば、実際の運動は進んでいません。
水面だけが波立っているのを見て、全体が動いていると錯覚しているようなものです。
組織の最前線の一人ひとりが自覚を新たにして、行動を起こしてこそ、本当の広宣流布の前進があるんです。

 また、活動を推進していくための会合では、何を打ち出すのかという、テーマを明確にしていくことが大切です。
参加者が、“いろいろな話があったけど、何をすればいいのかわからない”と思うようでは失敗です。

 たとえば、“弘教拡大”と“機関紙の購読推進”を打ち出すとするなら、『これから行うことは、この二つです』と、明快に言うことです。
あれもやろう、これもやろうと並べ立て、十も二十にもなってしまえば、結果的に、何も示さなかったのと変わりありません。
的を絞ることです。活動報告なども、テーマに即したものにすることです。

 また、幹部が同じ話にならないように、ある人は体験を通し、ある人は御書を拝して、“なんのための活動か”“なぜ、そうするのか”を訴えていくんです。
幹部は、納得と感動を与えていくことです。

 それには、自分が活動の意味をよく理解し、“さあ、やるぞ! 率先垂範だ”という気迫に満ちていなければなりません。
それが会合革命の原動力になるんです」


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