≪2016年(平成28年)4月18日(月)≫(旧暦3/12)
チューリップ喜びだけを持つてゐる
細見綾子
入学の子はチューリップの他画かず
吉野義子
チューリップの首折れ遠いクーデター
加藤三陽
チューリップ二本うさぎのお香典
黒田さつき
矢っ張りなふーんふーんとチューリップ
中原幸子
※ チューリップ(英語: tulip)・鬱金香・牡丹百合。
小アジア原産のユリ科の球根植物。四、五月ごろ、茎の先に上向きに、広鐘形の大きな美しい花を開く。
一重と八重と切れ咲きがあり、色は赤・淡紅・白・黄・紅紫・ぼかし等。園芸品種がきわめて多く、たびたび世界的に流行した。わが国では、新潟・富山の二県が輸出球根の産地として知られており、この両県では、チューリップを郷土の花としている。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*今週のことば*☆※
我らの聖教の65周年。
尊き無冠の友・通信員・
新聞長のご尽力に深謝!
苦難に断じて負けない
勇気の言論力を一段と!
2016年4月18日
※☆*寸 鉄*☆※
励ましは「直接会う」「よく聴く」が根幹。幹部が最前線に飛び込み真心で
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大学会の日。仏法即社会を証明する勇者よ。誓い果たし勝利の人生を歩め
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青年部がしっかりしていれば学会は永久に発展―恩師。誉れの使命が君に
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私はわが意志で春を呼び心の中から太陽を描く―詩人。友よ絶対負けるな
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学会の対策本部が熊本・大分等で被災者支援に総力。海外の友も無事祈る
【聖教新聞:2016年(平成28年)4月18日(月)付】
※☆*名字の言*※
札幌創価幼稚園の第1回入園式から、16日で40年。卒園生は昨年度で7000人を超えた
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初の入園式から3日後、創立者の池田名誉会長は、作家・井上靖氏への書簡につづった。「未来からの使者を精一杯の真心で迎えてあげたい、そんな気持でたたずんでおりました」
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名誉会長は、入園式の1時間以上も前から玄関に立ち、園児を出迎えた。「一人一人の瞳の奥に、未来の日本、世界の輝きが見えるような気がしてならない、どうか二十一世紀を頼みます。そう語りかけ、祝福させてもらいました」(『四季の雁書 往復書簡』)
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第1回入園式と同じ日の1976年4月16日、同園に近い札幌・羊ケ丘で、教育者・クラーク博士の像が除幕された。彼は札幌農学校の学生に「余(=私)は諸君を紳士をもって対するであろう」と敬意を表し、学則も「紳士たれ」で十分だと語った(蝦名賢造『札幌農学校』新評論)。未来の大人として、遇したわけである。創立者の園児への姿勢も、これと同じだ
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今年度、札幌創価幼稚園では3歳児からの3年保育が始まった。若い生命を「一個の人格」として尊重し、可能性を信じ抜く教育の挑戦は忍耐の連続だが、これに勝る聖業はない。「未来からの使者」を育む人は「未来の創造者」である。(鉄)
【聖教新聞:2016年(平成28年)4月18日(月)付】
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