和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

四月馬鹿/今日の俳句 ≪第2093号≫

2016年04月01日 05時26分18秒 | 今日の俳句

≪2016年(平成28年)4月1日(金)≫(旧暦2/24)


 病院の帰りカツ買ふ四月馬鹿
        沢木欣一

 丸の内界隈四月馬鹿の日や
        村山古郷

 木馬ほか天地の廻る四月馬鹿
        石原八束

 万愚節雲にのりたき日なりけり
        澤井我来

 舌を出す夢の三鬼や四月馬鹿
         桂信子


※ 四月馬鹿・万愚節・エープリル・フール
 四月一日。その日や、騙された人およびその嘘のことをいう。この日は嘘をついても許されるとされ、万愚節、エープリル・フールなどといわれる。ヨーロッパ起源の風習で日本には大正年間に伝わった。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」雄山閣・より転載】




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       ※☆*わが友に贈る*☆※

  輝く桜花の如く

  生き生きと進もう!

  生命力が大切だ。

  祈りを根本に

  わが課題に挑め!


       2016年4月1日



       ※☆*寸 鉄*☆※


 SGIの運動には深い精神性と豊かな現実性が―博士。社会変革の模範と

      ◇

 新年度スタート!新しい出会いが新しい自分をつくる。爽やかな挨拶から

      ◇

 恩師「信心とは急速に良く変わっていくための実践」。青年よ成長の競争を

      ◇

 将軍が現場にあるのは欠くべからざる事―英雄。幹部は最前線に飛び込め

      ◇

 韓国への日本人観光客が3年半ぶり増加と。民衆の交流で友好の絆を強く


【聖教新聞:2016年(平成28年)4月1日(金)付】



      ※☆*名字の言*※



埼玉県で秩父鉄道を利用した時のこと。行き先を駅員に告げると、窓口で手渡されたのは、昔懐かしい硬い紙の切符だった。その駅ではスタンプを押されたが、別の駅の改札では、今もカギ形を刻むハサミを入れているという



小学生になって運賃が必要になり、初めて“自分の切符”を手にした当時の思い出がよみがえってきた。今と比べれば、だいぶ速度の遅い列車に揺られながら、“これさえあれば目的地に行けるのか”と感激した記憶が残っている



先日、ある壮年部員に、青年時代のアルバムを見せてもらった。桜の木の下で十数人が並んだ笑顔の集合写真と、無効印が押された切符を並べて貼ったページで、壮年の手が止まった



就職で故郷を離れる際、見送りに来た同志と撮影したという。切符は“この日を忘れまい”と、駅員に頼んで譲ってもらった。「いよいよ出発という時、地区部長が俺の手を握って、『いいか。信心さえあれば、行き詰まることはないからな』と励まし、送り出してくれた」。そう語る壮年は、地区部長の言葉通り、真っすぐに広布の道を歩んできた



カギ形のハサミが入った切符は、どことなく、桜の花びらに似ている気がする。桜花舞う旅立ちの季節。新たな道へと歩きだす友を応援しよう。(代)


【聖教新聞:2016年(平成28年)4月1日(金)付】


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力走 八〈小説「新・人間革命」〉

2016年04月01日 05時16分53秒 | 今日の俳句
【力走 八】法悟空 内田健一郎 画 (5765)

 群馬センターには、練習のために合唱団のメンバーが集っていた。合唱団の関係者が、県歌「広布の鐘」の録音テープを聴いて譜面に起こし、直ちに練習が開始された。
 さらにその後、山本伸一から群馬センターに伝言が届いた。
 「歌は時代を変えていく。群馬の同志が、この歌を声高らかに歌いながら、大きく成長して、新しい時代を築かれることを楽しみにしています」
 翌二十二日、群馬では代表幹部会を開催。歓喜の大合唱が場内を圧した。
 この群馬の歌「広布の鐘」をもって、伸一は、関東のすべての県に、歌を作詞し、贈ったことになる。
 二十三日には、伸一が出席して、東京・信濃町の創価文化会館内の広宣会館で、第一回となる関東支部長会が晴れやかに行われた。
 開会に先立って、各県のメンバーが県の歌を合唱。“歌合戦”の様相を呈した。
 堂々と胸を張って熱唱する支部長。体を左右に揺らし、リズムに乗って軽やかに歌う支部婦人部長。皆が、二十一世紀の峰をめざす決意を託しての合唱であった。
 この日、伸一は、支部長・婦人部長が、多くの仏子を預かる支部の中心者として広宣流布の重責を担い、日々、奮闘してくれていることに心から感謝し、その功労を讃えた。
 「それぞれ、仕事や家庭のことなど、悩みと格闘しながら、同志のため、法のために、献身されている。時には“大変だな、苦しいな”と思うこともあるでしょう。皆さんのご苦労はよくわかっているつもりです。
 私も戸田先生の事業を軌道に乗せようと奔走するなかで、男子部の役職を兼任しながら、地区の責任者や支部幹事、支部長代理を務めた経験があります。会合の時間を捻出することさえ大変な闘いでした。
 しかし、それが、信心の基礎を築き、人生の基盤となり、仏法のリーダーとしての力を養い、無量の福運を積んだと、強く確信しております。苦労こそが財産なんです」






【「聖教新聞」2016年(平成28年)4月1日より転載】


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