≪2016年(平成28年)4月12日(火)≫(旧暦3/6)
花の後はやも賜はる蛍烏賊
角川源義
そのかみの荒磯の海や蛍烏賊
深井きよし
蛍烏賊ともりておのれ照らしけり
船平晩紅
蛍烏賊見に行く舟に月も佳し
高田風人子
光るまま網ですくはれ蛍烏賊
吉川康子
※ 蛍烏賊
深海が陸岸に接近している地方に多く棲息し、富山湾・相模湾の沿岸でとれる。体長は大きいものでも六センチぐらい。胴・頭・腕。腹・面に小発光器をちりばめ、とくに腹面の先端には三個の大発光器があって、強烈な光を出す。眼球の周囲にも数個の発光器がある。
四月末から富山湾ではこの漁がはじまり、観光客のために船を出して見せるが、海中から網があがるにつれて、蛍光を放ち、妖しくも美しい情景を呈する。生食しても美味だが、佃煮やその他加工して各地へ積み出される。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
朝に勝つことから
人間革命の挑戦を!
朗々たる勤行・唱題が
豊かな生命力の源だ。
一日を勢いよく出発!
2016年4月12日
※☆*寸 鉄*☆※
中部で「男子部幹部会」。誓いの「この道」を驀進!勝利を導く一番星と輝け
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私の非暴力は極めて積極的・行動的な力だ―偉人我らが時代変革の主役と
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女性週間。励ましの対話を広げる婦人部・女子部の友。希望の光ここから
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G7外相が広島の平和公園を訪問。核廃絶に向け民衆の叫びを一段と強く
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18・19歳の3割、「将来は明るくない」―調査。公明が青年政策でリードせよ
【聖教新聞:2016年(平成28年)4月12日(火)付】
※☆*名字の言*※
真新しい制服やスーツに身を包んだ若者が、街を行き交う。「初心忘るべからず」という言葉が心に浮かんだ
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能の大成者・世阿弥がこの言葉を書き残したのは、還暦を過ぎてからだった。室町幕府の3代将軍・足利義満に寵愛されたが、6代・義教の代になると数々の弾圧を受け、能の秘伝書を若い甥に譲るよう強要される。それでも世阿弥は、枯れゆくことを拒み、ひたすらに己の道の完成を目指すのである
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「初心」というと、現代では専ら、“芸能や学問を始めたころの気持ち”という意味だが、世阿弥は『花鏡』で、初心には、ほかに二つあると述べた。一つは、修行のそれぞれの段階の初心、もう一つが「老後の初心」である
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座談会で毎回会う87歳の壮年がいる。自動車会社を退社した後も、はつらつと学会活動と地域貢献に励む姿に頭が下がる。「私は池田先生と同じ年の生まれ。先生が世界広布の指揮を執られているのだから、私も『いよいよ』の思いで戦います」と
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「初心に帰る」とは、ただ過去を振り返ることではない。視線を未来に向け、さらなる成長へ、誓願を立てることだろう。ゲーテも言っている。「誰が自分自身を知ろう、自分の能力を誰が知ろう。勇気ある人はやれるだけやってみるのだ」(松本道介訳)(由)
【聖教新聞:2016年(平成28年)4月12日(火)付】
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