和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

魚島(桜鯛)/今日の俳句 ≪第2101号≫

2016年04月09日 05時57分09秒 | 今日の俳句

≪2016年(平成28年)4月9日(土)≫(旧暦3/3)




 魚島や雨ふりさうな葉のゆらぎ
      対中いずみ

 魚島をとほくに母の母らしく
       大石雄鬼

 鞆ノ津の魚島時の吹流し
       和田照海

 魚島や素足向け合ふ舟の上
       堀 葦男

 魚島の舟待つ犬は尾を立てて
       辻田克巳



※ 魚島
 四ー五月になると鯛や鰆(さわら)などが瀬戸内海に入り込み、海面にあたかも島のようになってひしめきあう。この時期を「魚島時」といい「魚島」はそれを略した形で、豊漁をさすこともある。瀬戸内海地方の方言。燧灘(ひうちなだ)に浮かぶ魚島は鯛漁で有名で、ここの漁が語源ともいわれる。
→桜鯛

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】




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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  宝の未来部の育成に

  全力を挙げよう!

  家族で会合に参加し

  輝く金の思い出を。

  幸福の大道を共に!


       2016年4月9日


       ※☆*寸 鉄*☆※


 東西創価学園で入学式。は青春勝利の光。君よ自身に勝ち、鍛えの道を

      ◇

 苦労し、宿命転換し切れば万年の幸福を開ける―恩師。艱難に喜び勇んで

      ◇

 学会青年部の対話運動は若者の孤立を防ぐ力に―識者。新時代担う主役と

      ◇

 家族等の介護経験者、3割が離職を検討と。皆が輝く社会へ環境整備急げ

      ◇

 世界自然遺産の半数、産業の影響で脅威に直面―報告。共生の哲学で守れ

【聖教新聞:2016年(平成28年)4月9日(土)付】



      ※☆*名字の言*※



東京の郊外に住む壮年が、この4月から、本紙の配達をすることになった。初回は配達員5年目の婦人が同行してくれた



自転車の前カゴに新聞を積んでスタート。天気は小雨。婦人が描いた地図を見ながら配達先を確認し、新聞がぬれないようビニール袋に包んで配る。「ここは地域の功労者。年に数回、購読してくださいます」「きょうは車がないから、看護師の奥さんは夜勤だわ」。婦人は、地域のことをよく知っている。壮年は、普段の活動を反省させられた



婦人は言った。「私は一軒一軒、『○○さんは、どうしているだろう』と想像しながら配っています」。相手を思う心あってこそ、地域は輝き、広宣流布は進む。壮年は婦人の心に触れて、眠気も疲れも吹き飛んだという



池田SGI会長は、本紙の配達員を「広宣流布の前進の朝を照らす創価の太陽」とたたえる。そして「真心を込めて届けてくださる『聖教新聞』は、まさに生命尊厳の哲理を掲げて、皆さまの尊き祈りと努力が打ち鳴らす“新時代の暁鐘”」と



雪や寒さは峠を越えたが、これから大雨や強風の季節がやってくる。「無冠の友」の無事故を真剣に祈りたい。そして、来る日も来る日も、「希望」を届け続ける皆さま、いつも本当にありがとうございます!(川)


【聖教新聞:2016年(平成28年)4月9日(土)付】


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力走 十五〈小説「新・人間革命」〉

2016年04月09日 05時45分01秒 | 今日の俳句
【力走 十五】 法悟空 内田健一郎 画 (5772)

 山本伸一は、十和田光一に訴えた。
 「もちろん、それぞれが、普段から病気にかからないように心がけ、規則正しい生活をし、食生活にも気を配り、健康管理に努めていくことは当然です。しかし、遺伝的な要因などによる病気もある。
 大事なことは、病気に負けないことです。たとえば、病で歩行も困難になってしまったとする。だから不幸かというと、決して、そうではありません。歩けなくとも、幸せを満喫して、はつらつと生きている学会員を、私はたくさん知っています。
 人生には、病に襲われることもあれば、失業や倒産など、多くの苦悩があるが、それ自体が人を不幸にするのではない。その時に、“もう、これで自分の人生は終わりだ”などと思い、希望をなくし、無気力になったり、自暴自棄になったりすることによって、自らを不幸にしてしまうんです。
 つまり、病気などに負けるというのは、その現象に紛動されて、心が敗れてしまうことをいうんです。
 したがって、苦境を勝ち越えていくには、強い心で、“こんなことで負けるものか! 必ず乗り越え、人生の勝利を飾ってみせるぞ!”という、師子のごとき一念で、強盛に祈り抜いていくことです。
 日蓮大聖人は、『南無妙法蓮華経は師子吼の如し・いかなる病さは(障)りをなすべきや』(御書一一二四ページ)と仰せではないですか。
 また、苦難、悩みがあるからこそ、それを乗り越えることによって、仏法の功力の偉大さを証明することができる。闘病体験もまた、広宣流布を進めていくうえの力となっていきます。人生のすべてを生かしていけるのが仏法なんです。
 だから、病の診断を受けたら、“これでまた一つ、信心の体験が積める! みんなに仏法の力を示す財産が増える!”と考えていくことです。くよくよするのではなく、堂々と勇み立って、病に対していくんです。
 ――栗山さんに、そう伝えてください」


【「聖教新聞」2016年(平成28年)4月9日より転載】


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