和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

浅利/今日の俳句 ≪第2114号≫

2016年04月22日 05時26分11秒 | 今日の俳句

≪2016年(平成28年)4月22日(金)≫(旧暦3/16)



 浅蜊に水いっぱい張って熟睡す
         菖蒲あや

 金曜日が好きで韮・鯖・浅蜊買ふ
        正木ゆう子

 母の忌の浅蜊ちひさく鳴きにけり
        永島理江子

 浅蜊船ゆさりゆさりと戻りけり
         野口文吾

 今晩の浅蜊の模様さつぱり系
       きくちえみこ



※ あさり・姫浅蜊・浅蜊舟・浅蜊売・浅蜊汁。
 海産のに二枚貝。北海道から九州にかけて広く分布する。蛤同様、浅海の砂泥に生息する。殻表には細い布目状のすじがある。汐干狩で最も良く獲れる貝で、味は蛤よりやや劣るが大衆的である。「……民間日用の食となす。価もまた極めて賎(やす)し……」。『和漢三才図会』。東京下町の深川めしは浅蜊の剥き身と長ねぎを炊き込んだ素朴な味わいで有名。


【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】


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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  誠実と真心を

  わが声に響かせよ!

  渾身の一言には

  友の心を鼓舞し

  一変させる力がある。


       2016年4月22日





       ※☆*寸 鉄*☆※


 学会は世界的視野をもつ新しい民衆運動を展開―学者。立正安国の大行進

      ◇

 強く深く祈り抜け!そこに真の仏の力が―恩師。法華経の兵法は無敵なり

      ◇

 「地球の日」。環境問題の解決は意識の変革から。依正不二の哲理を基軸に

      ◇

 熊本・大分の地震、激甚災害指定の方針。復旧と被災者支援に万策講じよ

      ◇

 ブレーキ・アクセルの踏み間違いで事故多発と。油断排し確認また確認を


【聖教新聞:2016年(平成28年)4月22日(金)付】



      ※☆*名字の言*※



リオ五輪の出場選手が続々と決まる一方、選考に漏れ、競技生活に区切りをつける選手もいる



「ここまで長く真剣勝負をさせてもらった競技生活は、幸せだと思う。悔いはない!」。4個の金メダルを獲得した水泳・北島康介氏の、引退会見で見せた笑顔は記憶に新しい。晴れやかな表情は、ケガや重圧を勝ち越えてきた、完全燃焼の競泳人生を物語っていた



この春、47年間勤めた会社を“引退”した近所の壮年部員に、駅でばったり出会った。同乗した車中の時間、壮年の口からは、若手社員時代の苦労話が尽きなかった。一番心に残ったのは別れ際の言葉と、壮年の表情だった。「最高の道を歩むことができ、本当に誇りに思う。全てが財産だよ」



先の北島氏は「苦しい時が長かった。喜びが味わえるのはほんの一瞬。毎日プールと勝負だった」とも語っている。苦しんだ分だけ、喜びは大きくなる。一日一日、一瞬一瞬を挑戦し続けた人だけが、心の充実を得られる



日蓮大聖人は「ただ一えんにおもい切れ・よからんは不思議わるからんは一定とをもへ」(御書1190ページ)と仰せだ。試練に直面した時こそ、成長の節を刻む最良の時が来たと受け止め、戦おう。「やり切る」と覚悟を決めて進む人生は、幸福である。(差)


【聖教新聞:2016年(平成28年)4月22日(金)付】


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【コラム「北斗七星」】

公明新聞:2016年4月21日(木)付

「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしい」。約80年前だが、防災科学に力を注いだ物理学者・寺田寅彦の警告は重みを増す

地震国であり、災害大国である日本。その現実を謙虚に受け止め、人智を超える大自然の脅威に真正面から対応する姿勢が欠かせない

「過去の経験則から外れている」。今回の熊本地震について気象庁がこう述べるように、「想定外」が起こり得ることを痛感させられた。複数の断層が複雑に動く。激震が続発し緊急地震速報が間に合わない場面があった。収まらない余震を恐れ、屋外での避難が長期化する懸念も

活断層は全国に2000以上あり、いつ大地震に襲われても不思議ではない。陸域が震源となる活断層型の地震は地震の規模が海溝型ほど大きくなくても、人が暮らす地域や交通網などの直下で起きると深刻な被害をもたらす。政府の地震調査委員会の平田直委員長は「自分のこととして考えて備えてほしい」と呼び掛ける

不断の準備と心構えがいかに大切か。「想定にとらわれない」防災教育を訴える群馬大学大学院の片田敏孝教授が語るように、「子どもから高齢者までが同じ意識を持って、危機に向き合う能力を培っていく」社会全体の取り組みが急務だ。(紀)

力走 二十五〈小説「新・人間革命」〉

2016年04月22日 05時11分45秒 | 今日の俳句
【力走 二十五】 法悟空 内田健一郎 画 (5782)

 日蓮大聖人は、「忘れても法華経を持つ者をば互に毀るべからざるか、其故は法華経を持つ者は必ず皆仏なり仏を毀りては罪を得るなり」(御書一三八二ページ)と仰せである。
 さらに、同志の怨嫉は、破和合僧となり、仏意仏勅の団体である創価学会の組織に亀裂を生じさせ、広宣流布を内部から破壊する魔の働きとなる。
 山本伸一は、愛する同志を、決して不幸になどさせたくなかった。ゆえに、厳しく怨嫉を戒めておきたかったのである。
 「学会のリーダーは、人格、見識、指導力等々も優れ、誰からも尊敬、信頼される人になるべきであり、皆、そのために努力するのは当然です。
 しかし、互いに凡夫であり、人間革命途上であるがゆえに、丁寧さに欠けるものの言い方をする人や、配慮不足の幹部もいるでしょう。いやな思いをさせられることもあるかもしれない。そうであっても、恨んだり、憎んだりするならば、怨嫉になってしまう。
 “どう見ても、これはおかしい”と思うことがあれば、率直に意見を言うべきですし、最高幹部にも相談してください。もし、幹部に不正等の問題があれば、学会として厳格に対処していきます。
 また、リーダーの短所が災いして、皆が団結できず、活動が停滞しているような場合には、その事態を打開するために、自分に何ができるのかを考えていくんです。他人事のように思ったり、リーダーを批判したりするのではなく、応援していくんです。それが『己心の内』に法を求める仏法者の生き方です。
 末法という濁世にあって、未完成な人間同士が広宣流布を進めていくんですから、意見の対立による感情のぶつかり合いもあるでしょう。でも、人間の海で荒波に揉まれてこそ、人間革命できる。人間関係で悩む時こそ、自分を成長させる好機ととらえ、真剣に唱題し、すべてを前進の燃料に変えていってください。何があっても、滝のごとく清らかな、勢いのある信心を貫いていくんです」

【「聖教新聞」2016年(平成28年)4月22日より転載】


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