≪2016年(平成28年)4月7日(木)≫(旧暦3/1)
花烏賊の甲羅を舟のごと浮かし
長谷川かな女
花烏賊や足投げ出して女学生
矢野椎人
洗ひたる花烏賊をすこし吐き
高濱虚子
花烏賊の冷えびえたるを舌にせり
上田五千石
花烏賊に火が通りてもわだかまり
小松道子
※ 花烏賊・桜烏賊・甲烏賊・真烏賊。
烏賊の一種で学名はコオイカ。桜の咲く頃、沿岸の海中の種々の物体に卵を産みつけるためにやって来るところからは内科・桜烏賊という。通名マイカ。背中に厚い菱型の甲羅があり、外敵に襲われると墨を吐く。東京湾以西の内湾に産す。
→烏賊(夏)。
【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
地域・職場での
信頼の拡大は
日々の振る舞いから!
弾む声 弾む命で
さわやかな挨拶を!
2016年4月7日
※☆*寸 鉄*☆※
どんどん人と会い友情を結べ!全て勉強だ―恩師青年よ果敢に打って出よ
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きょう山梨婦人部の日。母の行進は春風の如く。幸の花園を朗らかに拡大
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心の力、精神の力が偉大さをつくる―作家。我らは境涯革命の道を一筋に
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春の新聞週間。一字一字が希望放つ人間機関紙。民衆勝利へ紙面充実誓う
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温暖化進めば今世紀末に2千7百兆円の損失も。人類一丸での対策今こそ
【聖教新聞:2016年(平成28年)4月7日(木)付】
※☆*名字の言*※
大学で学生生活を謳歌したいと夢を描きつつも、不安を抱える一人の高校生がいた。彼は病の影響で片手しか自由に動かせず、靴ひもが結べない
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そこで彼は、世界的スポーツ用品企業に手紙を書いた。「一人で洋服を着ることはできますが、今でも親にシューズの紐を締めてもらわなくてはなりません。自分で自分のことを全てできるようになりたい……」(「ナイキ・ジャパン」プレスリリース)。受け取った関係者は3年を費やし、彼の夢をかなえる靴を開発し、商品化した
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「一人」のために尽力した結果、その一人だけでなく、多くの人に喜びを届けられることがある。以前、教員の友から聞いた、こんな話を思い出した
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利き腕を骨折した生徒のために、授業中、クラスメートが順番に、彼のノートも取ることになった。彼が復習しやすいよう、皆が書き方を工夫した。その結果、クラス全体の学力が向上。その後、腕が治った彼は全員にお礼の手紙を送り、とても仲の良いクラスになったという
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「皆のために」と漠然と言っているうちは、事態は動かないものである。具体的な「一人」のために、心を砕き、行動することから、組織が、地域が、ひいては世界が変わり始める。「一は万が母」(御書498ページ)である。(代)
【聖教新聞:2016年(平成28年)4月7日(木)付】
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