和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

河鹿/名字の言 ≪第.1788号≫

2015年05月30日 05時37分39秒 | 今日の俳句
◆小説「新・人間革命」第22巻 電子書籍で発売


 池田名誉会長の小説『新・人間革命』の第22巻が、電子書籍(写真)で発売された。
 21世紀まで四半世紀となった1975年の6月、山本伸一は新時代への飛翔を期すため、東京各区をはじめ、各地の首脳幹部との協議会に力を注ぐ。また、各界の指導者や識者と対話を重ねる中、小説家の井上靖との往復書簡をまとめた『四季の雁書』や、松下幸之助との『人生問答』を発刊する。
 同年7月、伸一は、第12回全米総会を中心とした「ブルー・ハワイ・コンベンション」に出席するため、ホノルルへ。
 総会の席上、彼は、「民衆と民衆、人間と人間との友愛と調和のなかにこそ、より深く、より強靱な真の平和は築かれていきます」と力説する。
 帰国後、伸一は、外国航路で働く船員の集い「波濤会」のメンバーと記念撮影。不況にあえぐ海運業界を勇気づけようと企画した「波濤会」の写真展は海外にも広がり、共感を広げていく。
 同年11月、広島を訪問した伸一は、本部総会の席上、創価学会の社会的役割と使命は、人間の尊厳を冒し続ける暴力や権力に対しての、内なる生命の深みより発する”精神の戦い”であると訴える。
 希望小売価格は、680円(税別)。「Kindleストア」「koboイーブックストア」「honto」「BookLive!」「紀伊國屋書店ウェブストア」「iBooks Store」で購入可能です。

【SEIKYO online:2015年 5月29日付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html





     ※今日の俳句※



  よき河鹿いよいよ痩せて高音かな
       原 石鼎



  杉山に杉の風彦河鹿鳴く
       鈴木蚊都夫



  瀬に寄れば却って遠し河鹿笛
       馬場移公子



※ 山間のきれいな谷川に生息しているアオガエル科の蛙。雄は四、五センチほどで、灰茶色に暗色の斑点がある。
 ヒョロ、ヒョロ、ヒヒヒヒ……と美しく豊かな声で鳴く。声を賞美して捕らえて飼う。岡山県湯原町や山口県美川町の生息地は国の天然記念物。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※


  地域貢献に励む友に

  心からの称賛を!

  「仏法即社会」だ。

  日々の振る舞いで

  信頼の絆を広げよう!
  

        2015年5月30日





     ※☆*寸 鉄*※


「可能な事の限界は誰も計れぬ」文豪(ゲーテ)。青年は大胆に挑め、痛快に壁破れ

     ◇

名誉会長初訪中の日。命懸けた平和闘争に敬服ー識者。信念の行動に続け

     ◇

「法華経を持(たも)つ者は必ず皆仏なり」。一人一人に広布の使命。仲良き前進を

     ◇

ごみゼロの日(-5・30-)。減量・リサイクルの推進を一層。小さな努力が未来を築く

     ◇

都心で5月の夏日が過去最多。体慣れぬ今こそ熱中症注意。水分小まめに




     ※名字の言※


夏目漱石の晩年は、病との闘いだった。43歳で持病の胃潰瘍が悪化し、入院・療養を余儀なくされる。そんな彼のもとに、遠方から友が駆け付けた。結婚を延期してまで、見舞いに来た友も



漱石の感激は大きかった。「住みにくいとのみ観じた世界に忽ち暖かな風が吹いた」「願わくは善良な人間になりたいと考えた」と当時を振り返る(『思い出す事など』岩波文庫)。苦闘の時こそ、真実の友情を知る。その時に受けた励ましは、生涯の支えとなり、生き方さえ変えていく



ある婦人部員は6年前、食道がんを患った。肝臓に転移があり、手術できないとの診断。“こんな時こそ祈らなきゃ”と思っても、絶望感が先に立ってしまう。そんなある日、家のインターホンが鳴った



「一人だとなかなか祈れないだろうから」。訪ねてきたのは学会の同志だった。共に祈る中、感謝の涙があふれてきた。“必死に題目を唱えよう”と決意し、挑戦。再検査の結果、転移はなく、手術できることになった。術後5年の今、晴れて治癒。彼女は今、“唱題の人”と呼ばれ、はつらつと活動に励む



御書に「力のない人間であっても、助ける人が強ければ倒れない」(1468ページ、通解)と。人生を勝ち開くために、善き友ほど大切なものhがない。     (剣)


  

【聖教新聞:2015年(平成27年)5月30日(土)付】



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革心27/小説「新・人間革命」

2015年05月30日 04時22分28秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 5月30日(土)より転載】

【革心27】


 あいさつで山本伸一は、「人類の平和を守るフォートレス(要塞)たれ」との願いを込めて創立した創価大学で、中国からの留学生が真剣に勉学に励んでいる様子や、大学構内には、周総理を偲ぶ「周桜」が植樹されていることを報告した。

 さらに、この四月から、新たに二人の中国の女子留学生が創価大学に来ていることを紹介し、こう語った。

 「私は、こうした地道な交流によってこそ、一人ひとりの心のなかに友情と信頼の絆が結ばれていき、それが未来に絢爛たる友誼の花を咲かせていく原因となっていくことを確信しております。私は、今は目立たなくとも、コツコツと文化と教育の交流の道を歩んでいく決意です。                           

 特に教育は、国の未来を決定しゆく、最も大切な分野です。お互いに良い面を学び合い、優れた点を取り入れていくーーこうした教育交流の広がりは、これから、ますます大事であり、共に力を合わせて進んでまいりたいと念願しております」

 共感の拍手が広がった。

 あいさつを終えた伸一は、蘇歩青学長に、一千冊の贈呈目録と、その本の一部を手渡した。再び、大きな拍手が会場に響いた。

 続いて、学長が、あいさつに立った。

 訪中団一行への歓迎の思いを伝え、感慨無量の面持ちで訴えた。

 「皆さんが、中日両国人民の友誼を守り、発展させるために払われた絶え間なき努力を、高く評価しています。とりわけ、山本先生が一貫して中日平和友好条約の締結を支持してきたことに、深い感銘をいだいております」

 「中日平和友好条約の締結」との言葉を口にした時、心なしか、学長の目が潤んだ。

 多感な青年時代に、日本で暮らし、学んだ人である。戦争という国と国との反目、対立を超えて、多くの日本の友との友情に結ばれていたにちがいない。真の平和友好とは、人びとの心の大地に、友情の根が、無数に張り巡らされてこそ、成り立つといえよう。





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5月29日(金)のつぶやき

2015年05月30日 01時46分09秒 | 日本