【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 5月27日(水)より転載】
【革心24】
少年宮の責任者は、訪中団一行に語った。
「この少年宮では、放課後に、文芸、体育、科学技術、工芸、音楽などの教育を行っています。現在、毎日、千人ほどの児童が通って来ております」
山本伸一たちは、合唱室、バイオリン室、民族楽器室、ハーモニカ室、舞踏室、卓球室などに案内された。教師の指導のもと、真剣に練習に励む児童の姿が印象的であった。
合唱室では、子どもたちが、北海道民謡の「ソーラン節」を日本語で披露してくれた。
[歌記号]ヤーレン ソーラン ソーラン……
「ハイハイ」――伸一が合いの手を入れ、手拍子を打つと、訪中団一行が続いた。心は一気に解け合った。
歌や楽器演奏、舞踊、絵画、スポーツ、料理等々、芸術、芸能、文化は、民族、イデオロギー、国境を超えて、人間が心と心を結び、握手を交わす手となる。
合唱が終わると、伸一は言った。
「謝謝! 謝謝! 上手です。日本の私たちへの最高のプレゼントをいただきました」
一行は、児童たちと卓球にも興じた。子どもたちは、武術も披露してくれた。
伸一は、訪問の記念に、コマ、けん玉、風船などの遊び道具や、創価の学舎に通う児童、生徒から託された絵画などを贈った。子どもたちは、真心と友情のプレゼントに目を輝かせ、こぼれるような笑みを浮かべて、喜びを表現していた。
少年宮の子どもたちからは、お礼として、切り絵、墨絵、習字、版画が贈られた。
「今日は、本当にありがとう。日本の子どもたちに、皆さんのことを、必ず伝えます。大きくなったら、ぜひ日本へ来てください」
そして、皆で記念のカメラに納まった。
友誼の泉は、未来へ、子々孫々へと、大河となって流れなければならない。伸一は、一過性の交流に終わらせぬために、ありとあらゆる努力を重ねようとしていたのだ。
☆彡------☆★☆★☆*------彡☆o☆:*:.♪☆★☆*------☆彡
、
【革心24】
少年宮の責任者は、訪中団一行に語った。
「この少年宮では、放課後に、文芸、体育、科学技術、工芸、音楽などの教育を行っています。現在、毎日、千人ほどの児童が通って来ております」
山本伸一たちは、合唱室、バイオリン室、民族楽器室、ハーモニカ室、舞踏室、卓球室などに案内された。教師の指導のもと、真剣に練習に励む児童の姿が印象的であった。
合唱室では、子どもたちが、北海道民謡の「ソーラン節」を日本語で披露してくれた。
[歌記号]ヤーレン ソーラン ソーラン……
「ハイハイ」――伸一が合いの手を入れ、手拍子を打つと、訪中団一行が続いた。心は一気に解け合った。
歌や楽器演奏、舞踊、絵画、スポーツ、料理等々、芸術、芸能、文化は、民族、イデオロギー、国境を超えて、人間が心と心を結び、握手を交わす手となる。
合唱が終わると、伸一は言った。
「謝謝! 謝謝! 上手です。日本の私たちへの最高のプレゼントをいただきました」
一行は、児童たちと卓球にも興じた。子どもたちは、武術も披露してくれた。
伸一は、訪問の記念に、コマ、けん玉、風船などの遊び道具や、創価の学舎に通う児童、生徒から託された絵画などを贈った。子どもたちは、真心と友情のプレゼントに目を輝かせ、こぼれるような笑みを浮かべて、喜びを表現していた。
少年宮の子どもたちからは、お礼として、切り絵、墨絵、習字、版画が贈られた。
「今日は、本当にありがとう。日本の子どもたちに、皆さんのことを、必ず伝えます。大きくなったら、ぜひ日本へ来てください」
そして、皆で記念のカメラに納まった。
友誼の泉は、未来へ、子々孫々へと、大河となって流れなければならない。伸一は、一過性の交流に終わらせぬために、ありとあらゆる努力を重ねようとしていたのだ。
☆彡------☆★☆★☆*------彡☆o☆:*:.♪☆★☆*------☆彡
、