和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

独活/今日の俳句 ≪第.1764号≫

2015年05月06日 07時30分52秒 | 今日の俳句

◇<2015年(平成27年5月6日(水)>◇



     ◆希望を胸に羽ばたけ! 宮城 石巻のこいのぼり◆


 宮城県石巻市にある「がんばろう! 石巻」の看板(制作者=石巻躍進県の黒澤健一書記長)のそばに、こいのぼり60匹が掲げられている(写真)。
 地元市民をはじめ、全国各地から寄せられた、色とりどりのこいのぼり。希望を胸に不屈の歩みを進める一人一人の心と、復興を願う友の思いを乗せて、被災地の空を舞う。


【聖教新聞:2015年5月5日(火)付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html




     ※今日の俳句※



  
  独活きざむ白指もまた香を放ち
       木内彰志



  山独活やひと日を陰の甕の水
       桂 信子



  雲端に攀(よ)づる身構へ独活の芽掘る
       加藤知世子



※ ウコギ科の多年草。山野に自生する他、栽培もされる。日本原産の野菜として古くから利用され、春、地上に出る前の若い茎は柔らかく芳香があるので、生食、和え物などの食用にされる。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※


  身近な家族への

  感謝の言葉を大切に!

  一家和楽こそ

  幸福の土台であり

  地域の繁栄の原点だ。


        5月6日

  


     ※☆*寸 鉄*※


SGIを模範に皆が変革への行動を起こすべきー知事(インド)。平和世紀の光源と

     ◇

誰にも知られぬ毎日の地味な仕事が大事だー恩師。勝利の人生へ今日も一歩

     ◇

子どもの数が34年連続現象と。一人一人が未来の宝。真心の激励で大樹に

     ◇

NPT再検討会議で宗教者が共同声明。核兵器廃絶こそ世界の民衆の熱願

     ◇

終戦70年で独(インド)首相「歴史に終止符なし」。今こそ青年が戦争の惨禍語り継げ




     ※名字の言※


今月16日に結成40周年を迎える欧州の「マロニエ大学グループ」は調理関係の仕事に従事する同志の集い。先月、ベルギー文化会館で記念総会を行った



結成を提案したのは、欧州を訪問中の池田SGI会長。その時の模様が小説『新・人間革命』第21巻の「共鳴音」の章に描かれている。「マロニエ」の名は、その白い花に、料理人の白い帽子と白い仕事着姿を重ねたもの。加えて、白く清らかな信心を、との思いが込められている。「大学」とあるのは、生涯、学び続ける“人間大学たれ”との意味である                                 



ベルギーの、ある「マロニエ」の友には忘れ得ぬ原点がある。SGI会長が訪欧した際に受けた「今に、世界中の人々から讃嘆される料理人になるよ」との激励である



その言葉に奮起した彼は、数年後、首都ブリュッセルに念願のフレンチレストランを開店した。今ではガイドブックに掲載され、EU各国の首脳も来店するほど、同国で最も有名なフレンチ店の一つに。彼の努力は、師の言葉を、その場限りの励ましで終わらせなかったのだ



言葉には発する人と受け止める人の心が響き合ったとき、人生を一変させる力がある。師の一言を「宝」とし、誓いとして貫き通す人生は、師弟一体の栄光に輝いている。                                                                            
                          (朋)                                                           



【聖教新聞:2015年(平成27年)5月6日(水)付】



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革心7/小説「新・人間革命」

2015年05月06日 06時20分40秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 5月6日(水)より転載】



【革心7)



 「日中平和友好条約」を推進するに当たって難航した反覇権条約は、第二条に盛り込まれていた。

 「両締約国は、そのいずれも、アジア・太平洋地域においても又は他のいずれの地域においても覇権を求めるべきではなく、また、このような覇権を確立しようとする他のいかなる国又は国の集団による試みにも反対することを表明する」

 中国側は、覇権反対は、「日中共同声明」に謳われていることから、そのまま条文化するように主張してきた。

 一方、日本側は、覇権反対が日中によるソ連への牽制となり、中ソ対立に巻き込まれることを懸念してきた。そして、覇権反対は、特定の第三国に対するものではないことを明記するように、強く求めてきたのである。

 最終的に覇権反対は、日中両国の進むべき道を示した一般原則とし、第四条に、「この条約は、第三国との関係に関する各締約国の立場に影響を及ぼすものではない」と記された。ソ連への配慮である。

 この「日中平和友好条約」の調印を受けて、十月、国会で批准が承認され、トウ小平副総理、黄華外相らが来日して批准書を交換し、平和友好条約は発効することになる。中国首脳が来日するのは、中華人民共和国の建国以来、初めてのことである。

 山本伸一は、かねてから主張してきた「日中平和友好条約」が結ばれることを、心から嬉しく思った。

 この平和友好条約を内実のともなう永遠のものにしていくために、自分は自分の立場で、最大限の努力を払っていくことを、彼は、深く心に誓ったのであった。

 ともあれ、伸一の日中国交正常化提言から満十年にして“日中新時代”を迎えたのだ。

 歴史は変わる。人間と人間が胸襟を開き、真摯に対話を重ねていくならば、不信を信頼に変え、憎悪を友愛に変え、戦争を平和へと転じていくことができるーーそれが、彼の哲学であり、信念であり、確信であった。




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5月5日(火)のつぶやき

2015年05月06日 01時48分01秒 | 日本