和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

麦の秋/名字の言 ≪第.1785号≫

2015年05月27日 06時33分51秒 | 今日の俳句

◆〈トークの花束〉何があっても笑い飛ばして

 今回のゲストは、「日本アカデミー賞」最優秀主演女優賞の栄冠に2度輝いた、名女優の樹木希林さん。30日(土)に公開される映画「あん」(河瀬直美監督)に主演し、元ハンセン病患者で、どら焼き屋に勤める“あん作り”の名人を演じている。

 この映画を通して、病との向き合い方や免疫力を高める生き方など、創価大学看護学部長で医師の中泉明彦さんと楽しく語らいました。



桜花爛漫の創価大学

 中泉 いよいよ映画「あん」が全国公開されますね。ドリアン助川さんの原作を読ませていただきましたが、美しい桜の描写が印象的でした。

 樹木 撮影の時も、本当に見事な桜でした。桜を最高の位置から撮影できる場所を、河瀬監督が見つけてきたんです。

 中泉 創価大学にも、創立者・池田先生が植樹された桜があります。「出発の庭」の「創大桜」が満開になりましたので、写真を撮ってきました。

 樹木 うわー、すごい!

 中泉 毎年、創大の春のキャンパスは桜花爛漫です。

 樹木 創価大学もそうですが、創価学会の会館はとても素晴らしい建物が多いですね。一度、中に入ってみたかったのよ。

 中泉 本日は、ようこそ(創価国際友好会館に)おいでくださいました。八王子の創価大学にも、ぜひお越しください。

 樹木 八王子はちょっと遠いわね(笑い)。ところで、創価大学にはどんな学部があるんですか?

 中泉 経済学部、法学部、文学部の3学部からスタートして、現在8学部。看護学部は、初の医療系の学部として、2013年4月に開設されました。“生命尊厳の理念”を掲げる大学ですので、とても大きな意義があると考えています。

 樹木 病気で苦しむ人を支える、大変に重要な役割を担っているんですね。

 中泉 患者の側に立って、真心の看護ができる人材を育成したいと思っています。

【SEIKYO online:2015年 5月17日付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html



     ※今日の俳句※



  麦の秋さもなき雨にぬれにけり
       久保田万太郎



  まなじりを濡らし馬ゆく麦の秋
       宮田正和



  麦秋や家ごとに架けて土の橋
       大石悦子



※ 麦の秋・麦秋
 麦が熟する初夏のころをいい、五ー六月にあたる。「百日の蒔き期に三日の刈り旬」というように麦刈りの時期は梅雨を控えて短く、農家の人たちは忙しく立ち働かなければならない。
→麦刈 

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※


  「よし頑張ろう!」

  皆が決意できるよう

  会合の準備に万全を!

  歓喜あふれる集いから

  勝利の勢いは生まれる!
  

        2015年5月27日





     ※☆*寸 鉄*※


初の「名誉学術称号」から40年。会長(SGI)の平和貢献を世界の英知の殿堂が賛嘆

     ◇

神奈川婦人部の日。不屈の心で進む正義の母よ!朗らかに友情の園を拡大

     ◇

大胆はリーダーの資質ー哲人(アラン)。停滞は敗北。行動第一で広布の新風起こせ

     ◇

御書を根本とすれば決して粉動されないー恩師。青年は鋭く正邪を喝破!

     ◇

高額商品売る悪徳商法が増加。高齢の1人暮らしが標的に。注意絶やさず







     ※名字の言※


久しぶりに通りかかった、農家の野菜畑。トウモロコシに、雄花の穂が伸びていた。トマトの畝には支柱が立てられ、ジャガイモの白い花も咲いている



植えられた作物の多くが、南北アメリカ原産と気付いた。トウモロコシはメキシコからグアテマラなどにかけて。トマトやジャガイモは、アンデス山脈の高地が原産との説もある。



『新大陸が生んだ食物』(中公新書)に、写真家の高野潤氏が書いていた。「栽培植物の植えてから実るまでの彩りや成長ふりを伝える風景は、どこの国の人々にとっても希望や力を与えてくれる泉のようなものかもしれない」。数百年の歳月、あまたの人々の努力を経て、作物が海を渡り、日本の土に根付き、食卓を潤すことに感謝が湧いてくる



牧口初代会長は『人生地理学』の緒論として、こう書いた。“私の子は、スイス産の乳製品から栄養を摂った。スイスの牧場で働く子どもたちに感謝しなくてはならない。また衣服はインドの人が炎天下に汗を流して育てた綿花からできている”。帝国主義の時代にあって、「世界があって日本がある」と訴えたのである



世界はつながり、助け合って生きている。だから世界平和は、生活に直結した身近な問題だ。田畑の緑は、そんなことも教えてくれる。   (由)


【聖教新聞:2015年(平成27年)5月27日(水)付】



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



最新の画像もっと見る

コメントを投稿