和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

人材城(三十八)小説「新 ・人間革命」

2012年05月24日 08時03分23秒 | 今日の俳句
    小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2012年 (平成24年)5月24日(木)より転載】
http://m.seikyoonline.jp/


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人材城38(5/24)
 牧口常三郎は、一九一三年(大正二年)に赴任した東盛尋常小学校をはじめ、大正尋常小学校、西町尋常小学校、三笠尋常小学校、白金尋常小学校、麻布新堀尋常小学校で、校長を歴任することになる。

 牧口が最初に校長として赴任した、東盛尋常小学校は、東京市北部に位置する下谷区の龍泉寺町にあり、貧しい家庭が多く、文房具を持っていない児童も多かった。彼は、文房具を一括購入し、市価より安価で配布するなど、心を配らねばならなかった。

 牧口は、東盛、大正、三笠、麻布新堀の各校では夜学校の校長も兼任していくことになる。夜学校は、昼間、労働しなければならない貧困家庭の児童が通えるように、尋常小学校に併設された学校である。

 彼は、すべての子どもに愛情を注いだが、貧しい子ども、悩める子どもには、特に心を砕いた。また、権力に迎合し、身の安泰を得るような生き方を嫌った。

 東盛尋常小学校で大きな教育実績を残した牧口は、隣町に新設された大正尋常小学校の校長となり、その夜学校の校長も兼務する。ここも、貧困家庭が多く、読み書きができない親もいた。就学率は低かった。牧口は、自ら児童の家を家庭訪問し、「学校なんか、行かないで働け!」という親を、説得して歩かねばならなかった。

 この大正小で、ある時、地元の有力者が、自分の子どもを特別扱いするように、校長の牧口に頼みに来た。断ると、その有力者は、東京市政を牛耳る大物政治家に、牧口の排斥を要請する。

 牧口には、教育にかかわりのない者が権力にものをいわせて教育に口を出すべきではない〟という、一貫した強い信念があった。大物政治家は、前々から、それが面白くなかったようだ。そこで、地元有力者の意向を聞き入れ、牧口を左遷する。

 権力におもねらず、信念を貫こうとすれば、迫害という嵐が競い起こる。それに負けぬ強さをもつことこそ、改革者の条件である。


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胡麻の花/今朝の俳句 No.930

2012年05月24日 06時22分44秒 | 今日の俳句
胡麻の花/今朝の俳句 No.930・2012年(平成24年)5月24日(木)


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5月24日(記念日)。
■ ゴルフ場記念日。
 1903年5月24日、日本初のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」がオープンした。

■ 伊達巻の日
厚焼き卵などの寿司具を製造する千日総本社が制定。
 伊達巻(だてまき)とは、卵料理のひとつ。伊達巻き卵とも。長崎においてはカステラ蒲鉾とも呼ばれる。
【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】
http://ja.wikipedia.org/wiki/


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    今朝の俳句

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 暑気せめぐ土むつとして胡麻咲けり
      飯田 蛇笏

 足音のすずしき朝や胡麻の花
      松村 蒼石

 胡麻の花濡れしに思ひ至りけり
      加藤 楸邨
 

■ 胡麻の花→花胡麻・
※ エジプトまたはインド原産といわれるゴマ科の一年草作物。
 春に種子を畑に蒔き、秋に収穫する。茎の高さは1メートルほどになり、盛夏のころ、先が五裂し白色でやや淡紫色を帯びた筒状の花をつけ、茎の下方から上へ咲きのぼる。
 種(ごま)は油をとり、また,食用に供する。
    

【「現代俳句歳時記・夏/角川春樹」より転載】 
   

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   わが友に贈る/寸鉄

【「聖教新聞」平成24年5月24日(木)より転載
http://www.seikyoonline.jp/


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   わが友に贈る

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 人と比べるより

 自分に勝つことだ!

 昨日よりも今日

 今日よりも明日へ

 成長の日々であれ!


    ☆5月24日☆


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    【寸 鉄】

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「会長(SGI)は青年の可能性を信じ、女性を勇気づけた」博士(インド)。全指導者(リーダー)が銘記を



「偉大なる愛知」の広布原点の日。模範の実証・拡大で地域に希望の光を



私は怒濤に揺るがぬ巌だー哲人(ソクラテス)。人生の栄光を開く力は不撓不屈の信心に



「敵(かたき)をしらねば・敵にたばらかされ候」御書。教学の利剣を磨き、正義を叫べ



欧州配備の戦術核削減へ検討開始。“核は絶対悪”恩師の理念を世界潮流に


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