和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

人材城(三十五)小説「新 ・人間革命」

2012年05月21日 17時46分01秒 | 今日の俳句
    小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2012年 (平成24年)5月21日(月)より転載】
http://m.seikyoonline.jp/


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人材城35(5/21)
 山本伸一は、五木地方に伝わる子守唄の意味や背景を考えると、社会の不条理のしわ寄せは、最終的には、最も弱い者、つまり、庶民に、しかも、小さな子どもたちにくることを、あらためて痛感せざるを得なかった。

 大人社会の歪みの犠牲となる子どもたちの実態を、教育者としてつぶさに見て、改革に立ち上がったのが、初代会長の牧口常三郎であった。 五木の守子に限らず、明治、大正、昭和という激動の時代の底辺で、悲惨な境遇のなかで生きることを余儀なくされた子どもたちは少なくない。

 牧口自身も、その幼少期は、不遇であったといってよい。

 牧口は、一八七一年(明治四年)の六月六日(旧暦)、柏崎県刈羽郡荒浜村(現在の新潟県柏崎市荒浜)に生まれた。渡辺長松・イネの長男であり、長七と名づけられた。 父親の長松は、長七の幼年期に、北海道へ出稼ぎに行ったまま、音信が途絶えてしまう。

 一八七六年(明治九年)に母・イネは再婚。長七は、父・長松の妹のトリが嫁いでいた牧口善太夫の家に養子として引き取られる。

 日本は、七二年(同五年)に、国民皆学をめざして学制を実施しており、牧口姓となった長七も、七八年(同十一年)に尋常小学に入学した。当時の修学期間は、下等小学四年、上等小学四年であった。

 八二年(同十五年)、牧口長七は下等四年を修了すると、養父のもとで働くことになった。成績優秀であった彼は、周囲から才能を惜しまれ、進学を勧められたが、家庭の事情が、それを許さなかった。

 荒浜村の七四年(同七年)度の就学率は、約一七パーセントにすぎない。牧口の入学は、その四年後である。尋常小学に入学できた彼は、教育の面では、恵まれていたといえるのかもしれない。

 子どもがいかに扱われているか――そこに、その国の文化、本当の豊かさを見極める重要な尺度があるといってよい。


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なまづ(鯰)/今朝の俳句 No.927

2012年05月21日 06時19分20秒 | 今日の俳句
なまづ(鯰)/今朝の俳句 No.927・2012年(平成24年)5月21日(月)


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5月21日(記念日)。

■ 対話と発展のための世界文化多様性デー(World Day for Cultural Diversity for Dialogue and Development)。
 2002年の国連総会で採択。

■ 小学校開校の日。
 1869年5月21日、京都市に日本初の小学校「上京第二十七番組小学校」が開校した。
 住民が自分達で資金を調達して開校したものだった。

■ リンドバーグ翼の日。
 1927年のこの日、チャールズ・リンドバーグがパリに到着し、大西洋無着陸横断飛行に成功した。
 前日の午前7時52分、「スピリット・オブ・セントルイス」と名附けられた飛行機でニューヨークを出発。
 21日の午後に、「翼よ、あれがパリの灯だ」という有名な言葉とともにパリのル・ブールジェ空港に到着した。飛行距離は約5800km、飛行時間は33時間30分だった。
【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】
http://ja.wikipedia.org/wiki/


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    今朝の俳句

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 鯰の子己が濁りにかくれけり
      五十崎古郷

 釣り上げし濁鯰が髭を振る
      有働木母寺

 葛飾や鯰とる子にあやめ咲き
      岸 風三楼
 

■ なまづ・なまず(鯰)・梅雨鯰・ごみ鯰。
※ ナマズ科の淡水魚。灰黒色で、体長五〇センチほど、口が大きく長短二対のいわゆるなまずひげがあり、表面が粘液で覆われているので、ぬらぬらしている。
 形のわりには美味で煮付け・蒲焼・鍋にする。
 俗に地震を予知するといわれるが、確かではない。
【「現代俳句歳時記・夏/角川春樹」より転載】 


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   わが友に贈る/寸鉄

【「聖教新聞」平成24年5月21日(月)より転載
http://www.seikyoonline.jp/


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   わが友に贈る

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 人生の転機には

 必ず励ましのドラマが!

 満々たる生命力で

 友に勇気と確信を送る

 「抜苦与楽」の実践を!


    ☆5月21日☆


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    【寸 鉄】


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「7・3」へ弟子が総立ちの幹部会。正義の師子吼を!民衆の底力を天下に



「北海道」の大総会万歳!三代城の誇りは友の胸に赤々。栄光の勝鬨を断固



一対一の対話に注ぐ会長(SGI)の熱に感銘ー元国連次長(チョウドリ)地道な語らいに友情の花



会合、会議は事前の準備で決まる。一回一回、真剣勝負で。勝利開く指揮を



御書「賢人は安きに居て危うきを嘆き」。大雨や降雹・落雷が多発。予報に注意


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