工房八重の部屋

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京都国立博物館の「法然展」は人気で、混雑!絵伝の数々がスゴイ

2011年05月07日 | Weblog
京都国立博物館で、8日まで、法然の800回忌(死後800年)を記念して、

法然ゆかりの数々を展示した 「法然展」が開催されています。

法然の伝記の集大成ともいえる 国宝「法然上人絵伝」(四十八巻伝)を中心に、

遺された多くの文化財によって、法然の生涯と思想、また法然をめぐる人々の関係が

理解出来ます。  

絵伝は、絵図と横に書かれた説明文で、構成された絵巻になっています。

この会場内の混雑ぶりは、8日までで、「法然展」が終わるからでしょうか?

金曜日は、夜8時まで開催されている曜日なので、車で夕方5時半に駐車場に着いたら

まだ満車状態で、しばらく待って、駐車が出来ました。

絵図で、法然上人の生涯や、その当時の人々の風俗、暮らしの様子がよくわかります。

各地で描かれ、法然の生涯を描きしるした絵巻物の絵伝が、数々あるので、

法然の死後に、民衆に理解しやすいように、絵図が描かれ、教えを広めたの

かもしれないと、思いました。

絵伝は、巻物になっているので、保存状態が良く、色彩豊かでした。

法然はそれまでの宗教と違い、弱いもの、罪深いものは、念仏を唱えることにより

救われると説き、浄土宗の祖となりました。

親鸞はその弟子で、さらに教えを広めました。 

会場には、若い僧侶の方々も見受けられ、関心があるから、混雑するのでしょうか?  

仏教の文化は、今も人々の暮らしと、密接に関係があるのだと、感慨深い展示会でした。

法然展の文字クリックすると、詳しいホームページにリンク出来ます。


国立京都博物館


ツツジが満開でした


正面の出入り口


看板


絵図の看板


ツツジが満開


キリシマツツジ


会場の京都国立博物館


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