工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

芸術を見る達人になるには!という講習を受ける

2016年07月31日 | Weblog
いつもお世話になっている会館で、京都市美術館の

学芸課長の尾崎さんの講演がありました。

興味ある美術展には行き、日曜にNHKの日曜美術館の

番組を見ているので申し込んで、行きました!

芸術を見る達人になるには!「まず作品を見て、よこにあるタイトルや

説明文を見ないで、絵を見て自分なりのタイトルを付けることだそうです」

自分なりの感性で見るということでしょうか?

あとは現代美術の作品をスライドで見せて説明していただき

ましたが、切手ばかり並んだ作品やそろばんを長くした作品など

それが美術の芸術作品かと首をかしげてしまいます!

質疑応答の時間あるので、「エルミタージュ美術館やルーブル

メトロポリタン美術館展など海外からの展示会多いのですが

なぜ見ごたえある作品は4~5点に過ぎず、優れた世界に有名な

作品がなく、入場者のみ多く、やはり現地に行って見るしかない

という思いにさせられます! アメリカなどでは各地に世界的に

評判のある作品を所蔵している美術館あり、これはアメリカ人が寄付したり

購入した美術品を遺産として残すために美術館に寄付するという

考えあるからかもしれません!日本ではまだ美術館の歴史が浅いのでしょう?」

と質問したところ、「こういう美術展は新聞社などが主催して美術館はスペースを貸して

いるだけで、どれだけ入場者が多くても、収入は微々たるもので、

受付その他のスタッフは主催するとこが手配して、美術館は関知してない

とのことでした。ただ海外に行かずに、日本で見られることに

価値があります」ということでした。

今までそういうこととは知らな買ったので、ショックでした!

海外の有名な美術館は、大事な作品を海外に貸し出しはしなくて、海外にだすのは

貸し出し代の収入のためとか!

日本で海外からの観光客が見にくるような美術館がないのが残念です!


ポスター


講習のスライド