工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

祇園祭りは華麗豪華な動く美術館の32基の山鉾巡行で最高潮

2009年07月18日 | Weblog
17日は山鉾巡行の日 巡行見学は20代の時に1度行ったきり!!

いつもテレビでしか、見たことがない!! 京都テレビで8時半から、昼近くまで

祇園祭り巡行の中継するので、様子を見ていました!!

9時に先頭の長刀鉾が出発! 四条通はすごい人出です!!

くじ改め、長刀の稚児の注連縄切り、鉾が、豪快に方向転換する、「辻回し」

は巡行1番の見せ場、音頭取りが扇子かざして「ヨイトセー」の掛け声で

方向転換。 これらの巡行の見せ場のところは、すごい人波が予想され、

これらはテレビで見ることにして、巡行のみ、見に行く事にしました。

地下鉄烏丸御池で下車し、御池通の烏丸通との交差点過ぎた場所に行きました。

10時半に到着。  山鉾がやってくるのは、11時過ぎとか!

5mごとにイスのようなコンクリーとの車止めがあるので、それに腰かけて、

待つことにしました。 先頭の長刀鉾がやって来ました。

動く美術品って本当ですね!コンチキチの音色も鉾によって違います!

曳き手の衣装や提灯も、鉾によって違い、華麗な縣装品に飾られた、山鉾32基

が囃子を奏でながら、ゆっくり進んで行きます。

鉾が来たら、コンクリーの車止めに上って写真撮り、あとは座って祭り気分味わ

い、2時間半かかった巡行を、最後まで見て、楽しみました。

御池通と新町通の交差点で鉾は狭い新町通を曲がり、各町内に帰って行くので、

見学していた御池通で、鉾は順番待ちして、目の前で休憩したりしてます。

御池通の両側はすべて、4列の有料観覧席になっているので、見られるのか?

と危惧していたのですが、有料観覧席の後ろで、座って見れて、

最高の山鉾巡行見学出来ました。

遠方から来る人は、ネットで有料観覧席を早めに予約した方が、(立って2時間半

見るのは疲れるので、)賢明です。3100円ですが、早く売り切れるので、

祇園祭 有料観覧席」で、6月中に検索し購入の事 !!

今度来る時は巡行の時間より1時間は早く行って、良い場所の車止めの台を

ゲットしよう!! とけちな京都市民の私は、予定してます!!


巡行30分前の御池通 有料観覧席は指定席なので、巡行始まってから来る
人もいました。 台に上っていた、外人のカップル この台は消火栓のような?
この御池通が1番すいています。



先頭は長刀鉾 テレビで見るより、やっぱり、実物は迫力あります。


月鉾 すべてが豪華な鉾 雨にはならずにすんだ天気でしたが、雨よけ
のため、華麗な縣装品がビニールにおおわれて、見えにくいので、残念です!


四条傘鉾 長刀鉾以外は巡行順はくじで決められます。32基みるのに2時間半
はかかるので、後ろに巡行する鉾を見ずに帰る人が多い


保昌山と山伏山 保昌山の前懸と胴賭は円山応挙下絵の逸品として有名


放下鉾 稚児は長刀鉾以外は人形の稚児になっています


新町通で左折するので、辻回しや、順に山鉾は各町内に帰るので
巡行調節するために、順番待ちしています。


船鉾  船の形をしている。 神功皇后の御神体は安産のお守りとされている


北観音山 揚柳観音像と韋駄天像を祀り、豪華な装飾の山


引き手が外国人 京都には外国人が多く住んで、地域の住人と交流が深いのです


黒主山 六歌仙の一人、大伴黒主が桜の花を眺める姿を現す神体の人形は寛政
元年の作 


蟷螂山 とうろうやまと読む。「かまきり山」とも言われ、かまきりの羽や
鎌が動く、唯一のからくり山 動くと観客から拍手!!


鈴鹿山 伊勢鈴鹿山で道行く人を苦しめた悪鬼を退治した伝説を題材にした山


最後の南観音山 ビニールの覆いをはずしているので、豪華華麗な縣装品の
飾りがよくわかる。