何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

ダウンコンバータのケース工作

2017-08-10 18:37:07 | 電子工作

2017/08/10(木曜日) 曇り・小雨


ネット通販で注文していたコンバータ工作用の部品が届いたのでケースの工作を始めた。
材料は1mm厚のアルミ板。 
1mmではちょっとヤワだけど手で曲げるのにはこのくらいが丁度いい。

ケースの工作図面は無い。 コンバータの基板に合わせて行き当たりばったりで工作する。



目見当でサイズを決めてアルミ板を切り取った。



万力に咥えて手で曲げるのでほとんど歪んでしまう。 四角い箱を正確に作るのはとても難しい。 



出来上がったケース。



基板部とほぼ同じサイズだ。 ちょっと窮屈だったかな?



コネクタや基板を取り付けた。


前面


後面



蓋を被せてケース工作は完了。





基板の取り付けでは手が入らなくてネジが締められない・・・・
後面のパネルを止めようとしたら基板固定のネジとぶつかって止めることができない・・・・

あぁーあ、ここはやり直しだ・・・・・

ぶっつけ本番の工作はミスが多い。
やり直しや修正で時間がかかってしまったが何とか恰好がついた。

夜は配線をしよう。




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作りより買った方が安い

2017-08-09 18:56:03 | 電子工作


2017/08/09(水曜日) 晴れ


昨年の夏頃からだろうか?
室内での電子工作に励んでいる。
こんな工作は昔から好きであれこれ工作してきた。
作っては壊し、壊しては作るを繰り返してジャンク部品が沢山ある。
このジャンク部品を使って何かを作ろう・・・というのが目的であるが
ジャンク部品ではやっぱり役に立たなくて新しいものを買うことも多い。

今日は工作中のコンバータをケースに収めるための部品が届いた。
いずれ、これもジャンク部品になるんだからいつまでたっても
ジャンク部品は無くならない。

コンバータは実験中は実験用の電源で動作させていたがケースに入れる
からにはそれようの電源があった方が良いだろう。
ウェブサイトで適当な電源を当たっていたら、小型のACアダプタが
目についた。
今までにACアダプタはCDウォークマン、デジカメ、ノートパソコン
などなどに付属してきたものを多数使ってはきたが、自分が工作したものに
電源として使ったことはない。

ADアダプタというと「負荷によって電圧が変化してしまう」という
先入観があってわざわざ購入して使う気にはならなかった。

ところが最近のACアダプタはスイッチング方式で電圧を調整しているもの
があって、これは負荷によって電圧が変わるようなことがない(安定化電源)
になっているんだそうだ。

(オイらは相当、時代遅れだなぁ・・・・)

届いたACアダプタはこんなもの。
とても小さい。
でもこれでも電圧は9V 電流は最大1.3Aまで流せる。
値段は650円だった。




実験用電源と比べてみた。
実験用電源は9V 電流は0.5Aだ。
ジャンクの電源トランスと三端子レギュレータを使って組み立てた。
ケースは新しく買ったもの。(別の工作(広帯域アンプ工作)に使うつもりだった。)
ジャンク品を使ったとしても結構お金がかかっている。

右側にあるのがACアダプタ。 ずいぶん小さくて軽い。 これで1.3Aも流せる。




小型で高性能のものが安く手に入る。
今の時代は「自分で作る」時代ではないんだなぁ・・・(しみじみ・・・)







コメント (2)
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320MHz→110MHzに変換してオシロスコープに表示してみたい

2017-08-08 15:42:50 | 電子工作


2017/08/07(月曜日) 曇ったり晴れたり一時雨。(台風5号接近)


自作の超再生受信機の受信範囲は100MHz~150MHzの範囲だ。
120MHz~130MHz付近のエアーバンドを聞くために作ったのでこうなっている。
これで結構エアーバンドが聞こえる。
超再生受信機だから同調があまくて(ブロード)ダイヤルを回さなくても複数の交信が
聞こえる。
どんな電波が出ているかをワッチするのには都合がいい。
だけど、同時に通信が重なったときは強いもの勝ちで他は聞こえなくなってしまう。
まっ、超再生受信機なんだからこんなものだ。
もう一つ上の周波数帯の300MHzにもエアーバンドがある。
我が家の近くにある航空自衛隊基地の通信はこの周波数帯を使って交信している。
そこで、300MHzを100MHzにダウンするコンバータを作ってみた。
(短波放送を聞くためのアップバーターよりも先に工作していた。)
この基地の300MHz帯の交信は時々しか行われない。
それで調整が思うようにできず、完成が遅れてしまったのだ。

これも調子よく動作して交信は良く聞こえる。(ただし了解度が低くて意味はよく分かりません。)
でもこの電波を出すところはここだけしか聞こえない。
もっと他の局も同時に聞こえればいいのに・・・・

それじゃ、300MHzを聞く超再生受信機を作ればいいかな?
最近は500MHzや700MHzぐらいの発振回路は工作できるようになった。
(先日は1100MHzを発振させられた・・・(まぐれかな?))
でも300MHzを調整できるような計測器は持っていない。
100MHz~150MHzのときはオシロスコープが大いに役立ったが300MHzでは
使えないだろう。

300MHzを100MHzにダウンしてそれを見てみれば?
うまくいくかな?
まぁ、ダメ元で実験してみようか?







さてこれを使って300MHzの高周波波形が帯域幅100MHzのオシロで見られるかどうか?

実験回路はこんなものでした。



テストオシレータの出力はかなり強そうなのでアンプは取り外して更にー46dBのアッテネータを挿入した。
コンバータのLOCからは210MHzを発振させて漏れる電波をSDRドングルで受信して確認する。
320MHzと210MHzをMIXで混合すればその差の110MHzが取り出せる・・・というわけです。




テストオシレータの出力にー46dBのATTを入れてある。


その信号をアンプを介さずに直接MIXに入力する。



LOCの発振周波数は210MHzだ。



コンバータ出力は110MHz・・・・のはずだ。
この出力を分岐して一方はSDRドングルへ、もう一方はオシロスコープの入力へ接続する。
(信号が弱くて波形が小さかったのでアンプを使用した。)





SDRドングルで受信した信号は確かに110MHzになっている。 変調音も確認できた。


無変調にするとこうなる。(周波数が変動する。)



で、肝心のオシロの波形は・・・・・・

最大感度(50mV/div)にしても波形は小さくしか出てこない。





38dBぐらいのアンプを入れて増幅した波形を見てみた。

時間軸は最速の2ns/divにしてある。
垂直軸は最高感度の50mV/divにしてある。



これから見ると波形の周波数は200MHzだ。
テストオシレータの周波数を変えても変化しない。
試しにLOCのコイルに触れてみると波形は大きく乱れる。
とするとこれはLOCの発振波形ではないだろうか?

コンバータから出力される110MHzの信号はとても微弱な感じだ。
でも、SDRドングルはそれを受信してスペクトル表示をしている。

ダメだ、これは簡単には行かないな・・・・
ちゃーんとケースに入れて漏れる電波を防いでからまた実験いてみよう。







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ワンセグチューナで短波放送を受信

2017-08-07 10:18:23 | 電子工作

2017/08/06(日曜日) 薄曇り(時々晴れる)


今、SDR(Software Dfined Rdio)工作にはまっている。
ラジオとなるハードウェアをパソコン等にインストールしたソフトウェアで制御して
ラジオ放送を受信するというものだ。
SDRはずーっと以前からマニアの間には広まっていて一時は大ブームになったとか・・・

「アンテナ(情報収集能力)」の低いオイらはそんなことも知らずにいたがつい最近、
このSDRのことを知ったばかりだ。

ハードウェアには高機能なもの、高級なもの、廉価なものなどいろいろあったが、
うまく動かせるかどうか不安があったので、安価なものを購入した。

これはヨーロッパの地デジ・ワンセグやFM放送を受信するための中華製のチューナで
ネット・ストアーで1000円ぐらいで売っている。
これなら動かせなくて放り投げても平気だ。

このチューナをパソコンに接続してソフトウェアで制御してラジオ(SDR)として放送を
聞くのだが、地デジTV、FM放送が相手だから普通のラジオ放送など周波数の低いものは
受信できない。

そこで中波や短波の放送を聞くためにはその電波をこのチューナが受信できる高い周波数に
変換する「コンバータ」が必要になる。
これも高性能なものが手頃な価格で販売されているが、「何でも作ってみる実習生」だから
工作してみることにした。

でも、コンバータなんて工作するのは初めてのこと、あれこれ試行錯誤を繰り返してやっと
こんなものができた。



アンテナから入ってくる中波や短波放送の電波をコンバータのLOC(ローカル発振器)が
発生する100MHzの電波と混合して受信した電波より100MHz高くなったものを
チューナに送り込み、パソコン上のソフトウェアが信号を取り出して放送を聞くことが
できるというわけだ。




何とか短波放送を聞くことができた。
多分放送出力が大きな某国の宣伝放送だろう。
でもオイらは放送内容はどうでもいいんだよ・・・
電波が受信できればいいんだからね。

そんな実験の様子を動画でご覧(お聞き)ください。




今度は感度がよくなるように調整してみよう。
そしていずれはケースに入れてあげよう。
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暦の上では秋になりました

2017-08-07 07:31:54 | 草花
2017/08/07(月曜日) 薄曇り


今日は立秋です。 
暦の上では秋になりました。
まだまだ暑さの厳しい日が続きますが、何となく気分的に楽になったような気がします。

ところで立秋ってなんのことだろう?
インターネットで調べてみました。
地球から見た太陽の位置が夏至のときの位置と秋分のときの位置の中間にある時の
ことだそうです。
夏至・・・一日の昼間の長さが一番長くなる。

立秋・・・この中間点

秋分・・・一日の昼と夜の長さが同じになる。

なるほど、夏至と秋分の中間点なんだな!

今、庭隅にはカノコユリが咲いています。
お代官の里、九州ではよく見かけますが関東ではあまり見られません。
実家に里帰りしたときに球根をもらってきたものですが、毎年きれいに咲いてくれます。

ちょうど睡蓮の花が咲いていたので写真を撮りました。





写真を撮り終えて部屋に戻ってきたとき、お代官が怒り出しました。

 「なぁーにっ、そのズボンわぁーっ!!!」

えっ、何だろう? と振り返ってみるとズボンにカノコユリの花粉がたっぷりと
くっついていました。
写真を撮るのに夢中で花粉がくっついてしまったのに気が付きませんでした。

 「まったくもぉー! 洗濯するから脱ぎなさい。 これからは黒いズボンをはきなさい!」

あぁーあ・・・折角涼しい気持ちになったのにまた暑くなってしまいました。
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