goo blog サービス終了のお知らせ 

ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

エーッ、ご飯の前にお菓子~~!?

2006-06-09 08:13:59 | Weblog
近所に住む30代男性、1児のパパ。
彼は、坊やに「とうちゃん」と呼ばせている厚木基地に勤める男性と
5時過ぎ、マリリンの気分転換(なんとなく調子が悪そうで、何かって
擦り寄ってきてた1日だった)に、ふらっと出かけた矢先、近所の駐車
場に2台目の車を置いて、お帰りのところへバッタリ。
「久しぶりねえ、今お帰り?いつもこんなに早いの?」
「4時半に終わりますから、この時間ですね」
から始まって、立ち話1時間近く。
彼との話はグローバル。まあ、大体がアメリカの話が多いけどね。
「根本的に考え方、行動の仕方が違いますね。例えば、僕が滅茶苦茶
忙しい日々が1ヶ月、1ヶ月続いたとします。隣の男は、暇を持て余し
ている風。こういう状態だったら、一般論として、日本人なら、
「何か手伝おうか?くらい聞きますよね。それが、知らん振り。そして
それを見ていた人が、少し手伝ったらどうなんだ?それを決めるのは
僕じゃあない、僕の上司に言ってくれ、ですからね」
「ええ、アメリカ人は昔からexcuseは言うけどsorryは言わないって。
アメリカに住んだ人は言うわね。責任回避のためなら、詭弁だろうが
何だろうが、つかいまくるって。そんな白人達から見たら、日本人なんて
赤子の手をひねるようなものよね。アメリカ人と中国人は、同属よ。Co2
削減に、両国ともノーよ。中国は先進諸国に入ったって言ったり、途上国
ですって言ったり、それになんじゃかんじゃ口出しをするじゃない?もう、
慇懃無礼に無視!これがまたできないのよねえ、政府も官僚も。靖国問題
だって、戦犯の人だって、死刑という形で断罪されたのだから、それに関し
ては何も言うべきじゃないのにね」
「挙句、まだODAですからね」
「そう、官僚は、人のお金をばら撒くのが好きだから、人の血税を」
こんな話が続く。
「ねえ、あなたは本当に愛されて育ったでしょう。奥さんも坊やも幸せね」
「そう見えます?」
「ええ」
その彼も、今時の女達の言葉の悪さにげんなり、不愉快って。
「ヤバイ、なんて言葉を平気で遣う。神経を疑いますねぇ」
「ええ、そのとおりよ。そんな言葉が氾濫しているから、私は人のいる所へ
はできる限り行かないわ。グアテマラへ行ったのも、そんな日本に、すごい
閉塞感があったからなのよ。お母さん達は、何をしているの?愛されない
子ども達って、心底子ども達が可哀想。考えることを放棄している親とその
子ども達に英語教育を!って?もう、バカらしくて付き合いきれない、なん
だけど、すっごく心配で、横浜の片田舎で、魔女が咆えたってどうにもなら
ないのは重々承知よ。だけど、この素晴らしい日本人達が、何者でもない、
アイデンティティを持てない気色悪い民族になってしまいそうで、大人の
1人として、責任を感じてならないのよ」
こうして話していたら、彼が腕時計を見てるから、
「アッ、何か大事なことでも?」
「はい。夕食前のお菓子を食べそこなったかな?」
「ええーっ!お食事前にお菓子~?」
「ええ、そうなんですよ。前は前後に食べてたのですが、今はデザートはなし
にして、食前のそれに」
「いやだわー、糖尿病へまっしぐらじゃない」

そして、2050年(す~ぐよ)には地球は大変なことになるって、ちょっと
脅かして(世界ネットワークによる地球上異変の現状、温暖化のよる異変)、
「ホッキョクグマ、白熊ね。あれはもう、絶滅種なのよ。エスキモー、そう
イヌイットの人たちも移動を余儀なくされて、大変なのよ。去年の巨大クラゲ、
越前クラゲ、あれだって、中国が垂れ流す物質のせいばかりじゃなさそうだし、
まぁ、可哀想だけど、未来は明るくないのは事実ね。5%削減どころじゃない
のよ。50%削減成功しても、今のような地球じゃぁないって。
おなかすいたわね、でもよかったでしょう?糖尿病への道がちょっと遠くなって」
「はい。すぐご飯を食べます」
話応えのある男の子です。しっかり目を見て自分の考えを言える子です。
こうじゃなきゃね。『みんなが』からは距離をおいている好もしき男児です。