ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

あの人は?

2010-05-28 23:22:12 | Weblog
一駅間を久し振りに歩きました。アップダウンの激しい道筋です。
マリリン(犬)のおやつを買いに量販店まで徒歩です。気合を入れて!
植物の消毒剤も、この前買ったそれは効き目が今一なので、やっぱり
サプロールは常備です。殺菌剤は何種類かを交互に使います。
菌も耐性が出来るので、続けて同じ薬剤は使いません。けれども、
サプロールはよく効きます。

あたくしは、ウィンドウショッピングが苦手な女ですから、お買い物は
早い早い。さっさと済ませます。ウロウロはしません。
レジで支払って、出口へ。
ン? お姉ちゃま?…そんなはずはない。でも、あたくしと入れ違いに
ウチへ来たのかしら?そして何か買いに?  でもね~、そんな筈は、
件の女性は、カートを押して、一目散に店内の奥へ。
その顔、ヘアスタイル、身体つき、洋服・・・どれをとっても姉。
ちょっとゾクッ!
丁度10年前の事です。
母を看取って、翌年、その姉夫婦とあたくし達夫婦でラスベガスへ行き
ました。写真の母へ、「お母さん、お留守番よろしくね。来ちゃダメよ」
賭け事が嫌いではなかった母でしたから、冗談交じりに言って出掛けました。

カジノでそれぞれ遊んでいました。
あたくしの所へ、姉が血相変えて来て、ついて来いって。
セニョール・ダンの所へ引っ張っていかれて、
「ね、ダンちゃん、あなたも見たわよね?!」
「ああ」
「レイコ、お母さんがいたのよ!あそこの席に」
「またあ、冗談でしょう?だって、お留守番しててね、来ちゃダメよって
出掛けに言ってきたんだからぁ」
でも、2人とも、見たって言い張るのです。
「1回位ラスベガスに来たかったのかも知れないわね」
あたくしは目撃しなかったものですから、その話にはそれ以上乗りません
でした。

今日は、それを突然思い出したのです。そういえば、そんな事があった、
もう10年になるわ。
それと姉(らしき人)を見た事は無関係ですが。
けれども、どうも気になって、義兄へ電話しました。何回かの呼び出し音。
「はい?」
「レイコ、ニーハオ」
「おお、ニーハオ」
「今、どこにいる?メーチャンに会ったんだけど」
「今、パリだよ」
「エーッまだフランスなの?」
「そうだよ」
電話口に姉が出ました。
「何?」
「今、ここで」
「ホテルで手続きしてるんだから、用事はないんでしょ?」
「手続きは、ミンファでしょ?」
プチッ。自分の関心のない事には、取り付く島のない姉です。

ヨーロッパ旅行が今月末あたりまでのような話を思い出しました。
それで、パリのホテルにチェックインのところへ、どうでもいい
妹からの電話だったって事です。

他人の空似、いえ、身内の空似だったのでしょう。
でも、今でも、あれは本当に他人だったのか?う~~ん、さあ?
同時に違う場所に存在する現象は、洋の東西を問わず、いくらで
もある話ですから、そういう事にしても悪くはないと思います。
世の中には、論理立てて説明出来ない話は、掃いて捨てるほど
ありますから、不思議だったわね~って事にします。

小さな庭でも、この季節、あっという間に雑草に侵されますから、
しゃがんで、草むしり。苗の植付け、枯れ花摘み、植え替え等、
待ったなしの作業に追われます。嬉しい悲鳴。
およそ半年弱、植物達と濃密な時間を過ごします。