ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

オーバーワーク?

2009-01-17 21:26:50 | Weblog
午前中はスタコラ例の英会話。ヒロコサンは今回は横浜にはいらっしゃいま
せんでした。今日も同じテーブルの面々は「初めまして」。
6人のそこに、北京出身の女性(1児と2児のママ達)、若者2人。
なかなかおきれいなお嬢さん と私。
1対1の会話は、初めて40代くらいの男性と。意思の疎通は出来たので良!

終わって、そのまま駅へ直行はいつも通り。
我が駅を通過して、大和駅下車。ファミレスでランチを摂って、向かうは初
めての所。「ニーハオ!」
「日中友好協会:大和支部」組織が運営する中国語講習会の見学です。
2時間、間に中国式体操があって、なかなか面白いクラスです。
お隣りに座らせていただいたそこの男性(シニア)が、教科書を見せて下さる
ご厚意を断って、ひたすら聴くことに集中。オウム返しに中国語を。なかなか
全部は聞き取れないし、内容も把握できないけれど、なるべく字に依存しない
ように、性能の悪い耳ですが、聴く事に集中です。
先生にお断りして、先生の机に録音器をセット。よく録音されてました。
これを聴く事、ウン十回?ラジオの講座も録音してますから、絶えず聴かなく
てはなりません。聴くだけじゃなく、真似をしなければ意味が無いのです。

チャンスは掴まなければ。なるべく多くの人の言葉を聴きなさいって言われる
外国語ですから、リチュアン君とのレッスンも。
あなたがいないクラスは火が消えたみたい、早く出てきて!って、クラスメイト
のラブコールは、グラッと私を揺らしました。3月迄席がある援護会中国語講座
ですから、あの京急に乗らなければ、コースを変えてみるのもいいかもって。
震度7位の強さで私を揺らしました。

聴きたい!話したい!のです。それが出来るようになれば、読み書きにも進め
ます。けれど、私達の外国語習得って、文字から入るので、さあその文字が見え
ないと、「ウッ!」詰まってしまうのです。頭の中が真っ白に!
その上に、やたら発音が難しい中国語です。「魚」「雨」同じ YU なのです。
けれども、発音は同じでもイントネーションが違います。この微妙な違いが全て
の文字に当てはまります。熟語はそれぞれの文字に四声が付きますから、さあ
大変! 恥じかくことを極端に怖がる私達日本人、間違いを恐れる私達日本人。
声を出すことより、書いている読んでいる姿で自分の場所を確保してるアピール
するのよね。誰のための勉強?人の目のため。・・・そんな気がする勉強風景は
どこもね。自分の意見や考えを人前で言うなんて、大っ嫌いな日本人です。
なぜ?笑われたくないから。陰口を叩かれるのが嫌だから。だから、自己表現が
嫌なのです。出来れば目立たなくいたいって。もったいないですね~。
しゃべって何ぼ? の言葉です。それを覚えようとする、じゃない?なら、人を
押しのけてでも話さなければ、いえ、そのくらいの気持ちじゃなければ、いつま
で経っても「私、お勉強してますの」の域から出られない。アッそれでいいのだ
ったわね。そのスタイルが好き、いいじゃない!って。
今や、日本人でも2~3ヶ国語出来る人も増えてきているみたい。ヨーロッパで
は、当たり前のように色々な言語を扱う人は多いのよね。日本人気質に加えて、
文のあり方が全く逆という現実に混乱してしまうのは、いかんともしがたい事だ
し、日本語には無い子音がこれまた私達を悩ませるのだけど、意気込まないで、
面白がったらいいって私は思うのです。世界は、自分の知らない所で面白い事を
している人々がたっくさん居るのよね。なら、ちょっとかじってみるのもいいん
じゃない?その取っ掛かりがその国の言葉って。何か生真面目に向かい合う事が
正しい姿なんて、縛られてないかしら?全て面白がるために存在しているって
思うのですよ私は。つまんないことなんかやらないわ。時間の無駄!誰かの評価
のためなんて、バカバカしい限りです。全ては私が楽しむため!それ以外は何も
ありません。

脳の唯一の栄養素は糖質です。
今日は、私の脳にはオーバーワークだったらしくて、やたら甘いものが欲しくな
って、帰宅するや否や、甘い飲み物、干し柿、飴玉なんて。今日の刺激は強すぎた
という事です。
やっと今、ブラックコーヒー片手にカタカタと打って、落ち着いてきました。

中国人の英語は、まるで日本人のそれと違うなめらかさです。
母語にあるR発音や、難しい子音に慣れ親しんできた彼等にとって、英語は易しい
言語だと思いました。聞き惚れてしまうほど滑らかなのです。コキコキポキポキし
ているような、そして、モゴモゴ言っても聞き取れる、だからハッキリいわなくて
も済む日本語から英語は、なかなか難しいのです。最低6年、大学まで入れれば、
10年も習ってきて、ほとんどの日本人が話せない、けれども世界一英語に恋して
いるっていわれる日本人は不思議な国民かもしれません。