ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

初次見面=はじめまして

2008-12-05 13:41:04 | Weblog
楽しい1日でした、昨日に続いて。
出かける前に 指差し確認です。2週続けて携帯電話を忘れた中国語レッスン
でしたから。それに私の発表原稿を欲しいって頼まれていたそれも。
恥ずかしいのです、過ぎた事は特に。でも、お約束でしたから、清書した紙片
をノートに挟んで、大丈夫!って。
「ニーハオ!」
「オッ今日は又」
「ハイ、出かける前に、主人にポーズをとって、決まってるでしょ!?」
「エー、結婚してらっしゃるの~?」
「当たり前でしょうが。3人の息子もいるわ。どこから独身だなんて出て来る
 の?」
「エーッ、だっていつもオシャレしていらっしゃるから」
「・・・・・?」
意外性のない人生なんてつまんないって女ですから、小さくフフフ私の勝ち!
「緑帽は、妻を取られた男って意味があるのですよ」
「エッ何?何?どこどこ?」
キョウシン老師の差し出す電子辞書を覗けば、ありました「コキュ」って。
コキュ?寝取られた男の事ですよ。その電子辞書を回覧しちゃったわ。
もちろんコキュだなんては書いてないけど、フッとフランス小話なんか思い出し
て。フ~~~ン、なるほどねえ。
深い緑色の中折れ帽を被って、グリーンで統一の昨日の着衣の私の格好から。

昨日の発表当番の方の中国語は、お手元の原稿にはほとんど目を向けられず、
蔵王にまつわるお話を よどみない中国語でお話されました。幼い頃に満州へ
いらしたというその方、空模様の表現は、漢詩の一節をお聞きしているような、
素晴らしい表現でした。ああ、いつか私もあんな表現が出来るようになるのか
しら?彼女が話されるそれを老師がボードに書き綴ります。そして、添削。
「上級クラス以上です」
思わずパチパチパチ・・・・・・非常好=素晴らしい!

ケイコサンから、「36スパイス」って店名のインドカレー店を勧められて、
今週も代講の老師は7時までフリー。授業が済めば、老太太と若者よ。
「自分の食べたものは自分で払う、ご馳走されるのは、ましてや若者に、好き
 じゃ ないのよ、そのお店に行ってみる?」
「はい」
1~2回ご馳走したそれにお返しをって思ってる彼へ。

ケイコサンからの道順は、・・・・・「はい、携帯渡すからよろしく」って、
彼の手に。お教室から近い所にあるオープンしたばかりのお店でした。
神奈川県内で、働いて、お仲間と持った「36=サブロクスパイス」36種類の
スパイスを使ったカレー他から来た店名だそうで。オーナーは流暢な日本語を話
します。
キョウシンクンと違うメニューで、ナンで食べるカレーが好きですから、私はナン
を注文。でも、どっちもお互いに手を出して。「ハオチー=美味しい」。

「じゃ、私は息子のお店に行くわ」
「誰と?」
「一人でよ。大人は一人行動ができなきゃね」
なんて言って私は「おが屋」へ、彼は夜のレッスンへ。「今天也謝謝=今日もあ
りがとう。再見!」

「オー、来ましたね」
オオタサンがどなたかと一緒に、いつもの決まったカウンター席。
アメリカ発金融危機、1929年の世界恐慌話。冤罪の話。オレオレ詐欺は昔か
らあった。「レッド・クリフ」から古今東西変わらぬ男女の話、ティーンエイ
ジャーの頃出遭った痴女の話。オオタサンは間口が広いのよ。
「ご飯食べるよってメールしといたから帰るわ。忘年会、一緒に行こうよ」
愚息その①が
「あの、上海出身ママがやってる中華料理店、待ってるよー、あたしいっぱいサー
ビスするからね~って、行きましょう」
嬉しいわねぇ、息子のお店の常連さんから誘われるなんて。

「ねえ、私は客を呼ぶ女のはずだけど、見えないわねえ」

そこへ、スーツ姿のミドル・シニアって年輩男性が。
「いらっしゃい、こちらは私の母です」
「初めまして」
「ここのシロは、絶品!」
「ありがとうございます」
そこへ素晴らしい毛皮に縁取られたコートをお召しの女性が。その男性の仕事
仲間?奥さん?よくわかりませんが。
そこから、彼女と私の漫才。知り合い?いいえ、初対面「初めまして」。

ン?次から次へ。
「紹介するね、僕の母。彼は台湾出身」
「ニーハオ」
「ニーハオ、発音きれいですね」
「謝謝」
気付けば満席状態。カウンター席が3人分だけ空席は。

「飲んでみる?」
その①が差し出すある銘柄焼酎。
「飲む!」
ロックで。強いけれど、まろやかな味。
「なんて美味しいンでしょ!」
「でしょう?フルーティでしょ」

時計を見れば、丁度夜の授業が終わった=下課 頃。
「いらっしゃらない?」
メールを送れば、
「もう、急行へ乗っちゃいました。超混雑、黒人カップルがラブラブing」
って、返信が。やっぱり若いキョウシンクン。表現が面白い。
その後、何回もメールが行ったり来たり。
「じゃ、又ね。今度中国語教えてね」
って、台湾留学生に挨拶をして帰る私に何か中国語が。
さあ、それからそれが気になって。
「再見=さようなら」じゃあなかった。「再会」でもなかったわねぇ。
気になって、帰宅して、着替える前に辞書(日中・中日)をめくるめくる。
参考書もひっぱりだして。経過(これは?こっちかしら?など等)報告キョウ
シン老師へ。でも、わからない。
夜中の最後のメールが「魔女まだ迷ってますか?下次再見ではない?」
「ああぁぁぁぁぁ、それだったの~?ありがとう!これでやっと眠れるわ~~」
「元気(身体的)?」のフレーズと、「またね」のこのフレーズは絶対忘れないわ。
ン? 下次見面じゃないの?ホラ、こうやって又ひっかかって。・・・又お聞きし
ましょう。請多関照=どうぞよろしく(こういう時にも遣うかどうかわかりませんが)

見たこともない漢字がバンバン出てくるのです。
後ろの席のサトウサンへ「何て読みます?わかります?あの字」
の連続です。あ~さぼってられない、新顔漢字の出現。
ガンバラナクチャ!=我要加油!

お陰さまで「おが屋」は、皆様に可愛がっていただいてるようだし、おこぼれで、
私にもお誘いがあったり、気持ちの中が少しざわついていた1週間だったのです、
本当は。でも、それも払拭されて、楽しい週の後半でした。
いつになく忙しくなりそうな師走です。
14日の「日中友好パーティ」は、多分、老師がおっしゃるには、もう一クラスと
5人参加の私達クラスのメンバーは同じテーブルになるでしょうって。どちらも
彼が担任。
経験者は、サトウサンだけです今年の参加者の中では。
「どこかで待っていただない?」
「ええ、じゃ、落ち合って行きましょう」
何しろ、留学生(老師)に横浜駅構内を案内してもらうなんて、情けない方向
音痴の私なので、ちょっと1人で行くのに自信がないのです。
引きこもり症候群的私のライフスタイルですから、どこもかしこも私は「おのぼり
さん」。納まってしまえば、前からそこに居たみたいな振る舞いなんだけど、そこ
まで行くまでの私は、迷子顔真剣そのもの顔。
久しぶりパーティですからドレスアップして行くつもりです。そんな女が情けない
顔をしてウロウロなんて、絵にもならないじゃありませんか。
エッ500才じゃ誰も気にしないって?ええその通りなんだけど。トホホホ・・・
なんだけどね~~~。

「錬金術師」ってタイトルのパウロ・コエリョの本も読みたいし(辞書片手で)、
日本語禁止を厳命のベアチャンの来週のレッスンは、テープの聞き取り~!
これが本当に難しいのです。普通の会話のスピードです。私のためにゆっくり
なんてことはありません。単語数を増やす、これはスペイン語も中国語も。
まだ、2才児程度よ保有単語数は(情けな~~い)、つらつら考えると。
年末の念入りお掃除もしなきゃ!・・・用事は忙しい人に!って言葉があります。
そんな女になりましょう。 でも、面白い日々です。  感謝!