逃げるように過ぎ去る2月。
時々暖かい日があって、「ン、もしかして?」
いいええ、そんなにラクラクと春は来ません。
昨日買った、久しぶり「らも」の遺稿となった本を、今朝、ウチの宇宙人に。
ハイ、私は一気に昨日のうちに読破したからね。う~ん、もうこれが最後の
彼の本かと思えば、もう少しゆっくり読んでも良かったのかも知れないけどね。
控えている本も読みたいし、何より、そんなこんなも考える事もなく、読みきっ
ちゃったのよ。 フフ・・・面白かった。エンターテイメントです。
そして、すっかりファンになっちゃった、中丸明。
スペインに魅せられた作家よ。ふざけてる? ううん、面白い。
そんな語り口を(なぜか名古屋弁)まぜこみながらの会話文。そして、料理を
ちりばめて。その彼が書いた「ハプスブル家の千年」なんて、もう、頭がこん
がらかっちゃう、歴史話。けれど、そこはそれ、相変わらずの名古屋弁を駆使
して、グチャグチャに入り混じってる、ヨーロッパ&ロシアの、ハプスブル家
の絡みを、面白おかしく披露してくれる。
何が嬉しいって、時々スペイン語を入れてくれてる事。訳が面白いのよ。
「フ~ン、こういう風に訳すのね」って、い~いお勉強になるわ。日本語のような
敬語に相当する表現は、見当たらないのよ。
「おなかすいたよう!」も「余は、空腹であるぞ」も、 "Yo tengo hombre."
「女王フアナ」って、映画を観たときも、
臣下が王様に向かって言う台詞、
「陛下」「王様」っていうのを、ただ簡単に「セニョール・・Senol」なのよ。
「みなの衆」も「あんたたち」も、「トドス・・todos」
驚いちゃった。 ネ、だからそそられる外国語なのよ。
そうそう、鍋の〆がオジヤ。あのオジヤは、olla podrida・・・深鍋になんでもかんでも
放り込んで、ドロドロに煮込む。この olla ・・オジャから来たらしいわ。
けれど、凄い家系よ。そういえば、つい何年か前まで、オーストリアには、入れ
なかったのよ、そのハプスブル家の末裔は。
ヨーロッパが、「EU」で統一されたのは、まあ、ほとんどの国が、ハプスブル家
と、なんらかの係わりがあったせいだって、話だったわね。
ほぼ、単一民族の日本人からしたら、ヨーロッパの複雑怪奇な歴史ですもの。
その歴史を、なんとかわからせてくれる(かな?)本のようです。でも、これは、
じっくり付き合いながら、読んでるわ。
いやあ、幸せだわねぇ。まだ「三寒四温」には、ほど遠いけれど、読書三昧の日々は
至福の何者でもないという事よ。 大好きな紙に触ってね。
時々暖かい日があって、「ン、もしかして?」
いいええ、そんなにラクラクと春は来ません。
昨日買った、久しぶり「らも」の遺稿となった本を、今朝、ウチの宇宙人に。
ハイ、私は一気に昨日のうちに読破したからね。う~ん、もうこれが最後の
彼の本かと思えば、もう少しゆっくり読んでも良かったのかも知れないけどね。
控えている本も読みたいし、何より、そんなこんなも考える事もなく、読みきっ
ちゃったのよ。 フフ・・・面白かった。エンターテイメントです。
そして、すっかりファンになっちゃった、中丸明。
スペインに魅せられた作家よ。ふざけてる? ううん、面白い。
そんな語り口を(なぜか名古屋弁)まぜこみながらの会話文。そして、料理を
ちりばめて。その彼が書いた「ハプスブル家の千年」なんて、もう、頭がこん
がらかっちゃう、歴史話。けれど、そこはそれ、相変わらずの名古屋弁を駆使
して、グチャグチャに入り混じってる、ヨーロッパ&ロシアの、ハプスブル家
の絡みを、面白おかしく披露してくれる。
何が嬉しいって、時々スペイン語を入れてくれてる事。訳が面白いのよ。
「フ~ン、こういう風に訳すのね」って、い~いお勉強になるわ。日本語のような
敬語に相当する表現は、見当たらないのよ。
「おなかすいたよう!」も「余は、空腹であるぞ」も、 "Yo tengo hombre."
「女王フアナ」って、映画を観たときも、
臣下が王様に向かって言う台詞、
「陛下」「王様」っていうのを、ただ簡単に「セニョール・・Senol」なのよ。
「みなの衆」も「あんたたち」も、「トドス・・todos」
驚いちゃった。 ネ、だからそそられる外国語なのよ。
そうそう、鍋の〆がオジヤ。あのオジヤは、olla podrida・・・深鍋になんでもかんでも
放り込んで、ドロドロに煮込む。この olla ・・オジャから来たらしいわ。
けれど、凄い家系よ。そういえば、つい何年か前まで、オーストリアには、入れ
なかったのよ、そのハプスブル家の末裔は。
ヨーロッパが、「EU」で統一されたのは、まあ、ほとんどの国が、ハプスブル家
と、なんらかの係わりがあったせいだって、話だったわね。
ほぼ、単一民族の日本人からしたら、ヨーロッパの複雑怪奇な歴史ですもの。
その歴史を、なんとかわからせてくれる(かな?)本のようです。でも、これは、
じっくり付き合いながら、読んでるわ。
いやあ、幸せだわねぇ。まだ「三寒四温」には、ほど遠いけれど、読書三昧の日々は
至福の何者でもないという事よ。 大好きな紙に触ってね。