ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

あなたはどう書く?・・・第2弾

2009年05月13日 18時00分18秒 | 思う事・・・
先日の4月23日の記事で、外国人と私達の円やマルの書き方の話しをしました。
今回も似たようなお話です。

今回は、
桁数の多い数字を書く時、コンマをいつ書きますか?です。

例えば、一億 100,000,000 と言う数字。
はい、メモ用紙を用意して、この画面を見ずに、書いてみてください。
    ・
    ・
    ・
書けましたか?
では、コンマは、いつ書きましたか?

私は、1から0を「いち、じゅう、ひゃく、せん・・・」と小さく口に出しながらひと通り数字を書いてから、
最後に順番に後ろからコンマを付けていきました。
こんな順番⇒ 1⇒0⇒0⇒⇒0⇒0⇒0⇒0⇒0⇒0⇒ ,⇒ ,

あなたは、いかがでしたか?
今日、一緒にいた日本人の友人達は、みんな私と同じ様に、コンマは後から付けていきました。
でも、それを見ていたブラジル人。
ブ 「ドウシテ、コンマヲ、アトカラ ツケルノ?」
私 「(??)え、フツー、後から書かない?」
ブ 「チガウ!コンマハ、スウジヲカクジュンバンニ、カイテイクヨ。」

つまり、ブラジルでは、1⇒0⇒0⇒ , ⇒0⇒0⇒0 , ⇒0⇒0⇒0
という順番で書くと言うんです。

私 「え~、なんでって言われてもお~。」
友 「だって、先にコンマを書く場所が分からないじゃない。」
ブ 「ソンナコト ナイヨ。」
と、すらすらと左から右へ数字をコンマを入れながら書いて見せました。

みんな顔を見合わせて、「・・・・。」

本来、この3桁おきにコンマを入れると言うのが、
明治に(だったかな?)日本がアメリカに合わせて入れるようになったー
と言うのは、遥かむかし中学の数学の先生に聞いた事があります。

「日本の場合、
 一・十・百・千・万・十万・百万・千万・・・と、一~千までの単位を繰り返す。
 あとはその4桁おきにもう一つの呼称単位(万とか億とか兆とか)を付けていくだけなので、
 本当は、4桁ずつにコンマを付けたほうが分かりやすいのだ。」 とー

実際、試しに一億を数字で4桁ごとにコンマを入れて頭から書いてみてください。
ホラ、書きやすくないですか?
(ネットで検索してみたら、詳しく説明してあるページを見つけました。 コチラ⇒ 数字の表記を考える

私 「もともと、3桁でコンマを入れるのって、日本がアメリカに合わせただけだから、ムリがあるのよ。」
ブ 「ニホンニキテ、イチマンッテ、ナニ?とオモイマシタ。」
友 「ブラジルには、万の単位がないの?」
ブ 「ハイ。ブラジルデハ、ニホンデイウ”マン”ハ、ニホンフウニイッテ、”10セン” とナリマス。」
友私「???」
ブ 「”マン”ハ、1000の10バイダカラ。」
友私「なるほどお~」 

ブ 「ソレニ、ブラジルデハ、コンマ デハナク、ピリオド ヲカキマス。」
友私「ええ~! そんな事したら、少数とゴッチャになっちゃうじゃない!」

つまり、『1,000』が日本風なら、ブラジルでは、『1.000』と書く?

ちなみに、上にリンクしてる「数字の表記を考える」のサイトには、
他の国が、小数点のピリオドとコンマの使い方が違う事も書いてあった。
日本の小数点をピリオドで書くのは英米流。
でもヨーロッパやドイツなどは、小数点はコンマで書くそうだ。
つまり、「0.1」が英米流。「0,1」と書くのが仏独流で、
世界の国々では、このコンマを使う、仏独流の方が多数派なんだって!

う~ん、国が違うと、計算方法どころか書き方も変わってくるんだあ~
 

☆友 「ねえ、kokiyu。もし私たちがブラジルに行ったら、小学生の計算テストでも0点取れそうね。」
 私 「少なくとも、小数点が入った計算式は、ぜ~んぶバツもらいそう・・・」