ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

ウチの家の山って・・・

2012年04月30日 19時53分43秒 | 思う事・・・
今までにも何回かこのブログにも書いているので、このブログを昔から見ていてくれる人の中には、
私の祖父母が、山奥の村に住んでいたことを、覚えていてくれる人もみえるかもしれないですね。
祖父母はもう十年以上前に亡くなり、現在は、私の両親がこの山奥の村にある家を管理しています。
(ちなみに、私の両親は、この村に住んでいる訳ではなく、車で1時間ほどで行ける町に住んでいます。
 だから、時々山まで行っては、家を掃除したりしています。)
でも、実は、ウチにはこの住んでいた家の他に、山や畑も少々持っていたりします・・・

先日、私の両親と一緒に、そのウチの持ち物である山や畑を見てきました。
理由は、もう父もとっくに70歳を過ぎ、いつまで山に行けるか分からない。
嫁に出たとは言え、一応長女の私は、
もしかしたら?受け継ぐことになるかもしれない土地を見ておく必要がある。と考えたからー
(3姉妹の長女だからなあ~ 今のところ、結婚してない次女が受け継ぐ事になりそうだけど・・・)

当日、お天気は曇りー
山の土地を見に行くのは、父と私とコデブ。長靴に作業着着て、首にタオルを巻き、背中にリュックしょって、杖を持って・・・
微妙なお天気に、ちょっとドキドキしながらも、父と一緒に山へ向かいました。
村にあるウチの家から車で20分ほど山の道を登っていきます。
少し道幅が広くなっている所に車を止めて、そこから先は、道なき道を進んでいかなくてはならない。

「山を持っている。」と言うと、まるでひと山全部持っているかのように思われるけど、
実際はそうではないです。
ちょっと考えればわかるけど、日本の山って、平らな場所に、まるっとこんもりとした山がある訳じゃないですよね?
むしろ、ダラダラと山が続いているのが普通じゃないですか?




では、その山の持ち主はどうなっているのか?
祖父母の地域の山は、細かく振り分けられているんですよねえ~。
つまり、こんな感じ↓



上の絵は、チョーおおまかに書いていますが、実際は、もっと もお~っと、細かいです。
分けられていると言っても、別に線が引いてあったり、柵などがある訳ではなく、
見た目的には、「あの窪みからあの栗の木までがウチで、その隣の石垣までは誰誰の土地で~」
なんて言う説明です。(モチロン、登記簿上はキチンと分けられています。)
ウチの山(と言うか、区分?)は、山の上半分くらいの場所にあって、
まずは、車を降りた場所から川辺に降りて、ザブザブ川を横切って、そこからウチの山の沢を登っていくー
ほら、山をドライブとかすると、山から川に向かって水が流れ落ちてる所とか、見かけませんか?
まさに、あの山の斜面から流れ落ちてくる沢を、下から山頂に向けて登って行くんです。
あーゆー場所って、山が崩れて出来てるところが多いんですよ~
ウチの山もまさにその状態。
上を見上げると、傾斜角度どんだけえ~~~~~~?
上から水がざぶざぶ流れてくるし、足元は、石や土がザラザラ崩れる・・・
だからと言って、足元ばかり見ていると、周りから伸びている木の枝が顔にムチのように当たってくる・・・
「痛い!」だの「足元崩れた!」だのギャーギャー言いながら登っていきましたよお~。

父 「あの上に上がると、ウチの土地や!」

父が指差しながら言ってくれたけれど、両手両足の四つ這い状態の私は、とても見上げている余裕はなかったです。
だって、斜面で背を伸ばして上を見上げたら、そのまま後ろにひっくり返って、
今登ってきた沢を転げ落ちそうだったんだもん・・・

道なき道を登ること、約40分。
やっと沢から上に上がったら・・・

私 「・・・・・・」

突然目の前に現れた、ひろーい草原!(ただし平らではない。)
山の斜面には殆ど木もなく、一面草原!
父の説明にによると、この草原の約3分の2くらいの土地がウチの物!

驚きました。
「ちょっとしかないぞ。」と聞かされてたのに、
どこが ”ちょっと”なんだよお~~~~~~~!!!
ま、確かに周りに続く山々の面積から見れば、ホンのわずかでしょうが、それでも平面積は、そーとーな物なんですけどお~~!

昔、江戸時代から明治の頃には、この傾斜のある草原に家を立てて住んでいたそうです。
今はもう当時の家はありませんが、その名残の石垣は沢山ありました。
元々、自然な山だった所を、みんなで開拓していったそうです。
父の話では、昔はここに他の人も家を建てて住んでおり、一面に沢山の畑もあったそうです。
モチロン現在は誰も住んではいませんが、この土地は山菜がよく取れるので、
今でも村の人達(殆ど親戚)が時々登ってきて山菜を採っていきます。(もちろんウチの父に許可を貰って。)
(最近は全然関係のない町の人が勝手に入ってきて山菜を勝手に採っていってしまうので、父は悲しそうな顔をしていました。
 皆さん、日本の土地で持ち主がない土地なんて、殆どないんですよ!
 勝手に山に入って、そこに生えている山菜を採っていくのは、立派な窃盗ですからね!
 持ち主がその気になれば、警察に訴える事も出来ることを、お忘れなく!)


ひととおり父の説明を聞いて、元ウチの家のあった石垣の上で持ってきたお弁当を食べて、
それから少し山菜を取って、再び沢を下って降りていきましたー

車に戻って、さて村の家に帰るのかと思ったら、車はまた違う道へー

実はウチは他にも山の土地を持っていました。
そちらは、杉の木が沢山植えられていました。(父が50年以上前に植えた物。)
ここは、山の麓から山頂まで、細い三角形の部分がウチの土地。
だから登らなくても、川を挟んだ反対側の道路から説明してくれました。

次は、発電所の近くにある田んぼ。
何枚も段々上にある田んぼの中の2枚がウチの土地なんだとか。
今は人に貸していて、その人が稲を育てているらしいです。

後は、村のずう~っと上にある畑が少々・・・

改めて、ウチってすごーい!と思ってしまいました。
なんて言うと、物凄いお金持ちかと思われるかもしれませんが、
実際は、山の土地の値段って、ものすごーーーーーーく安いんですよ~。
ひと坪500円。いや現在はもっと安い・・・
ウチの土地をぜ~んぶ売ったとしても、手続き料で消えてしまうほど・・・
それこそ、ゴルフ場やスキー場が作れるような場所なら良いですが、
このと~んでもなく山奥の土地は、とてもそんな物にも使えず、
かと言って、過疎化の進む村。子供たちは皆、街へ出て行ってしまい後継など殆どいない。
今更、山奥の土地で畑を作ろうなんて人もいません。
だから、畑は草原のようになり、杉の木も父が高齢に入った今、手入れが行き届いていない。
私の父亡き後は、誰がこの土地の面倒を見ていくのか?・・・

でも人間の”欲”って凄いですね~。
今までは、「そんなの誰も管理できないから、手放すしかないんじゃない?」と思っていたのですが・・・
実際目にしてみると、なんだか、もったいなく思ってしまいました・・・
あ、でも、モチロン、欲だけじゃないですよ!(;^_^A アセアセ・・・
私の先祖が代々開拓して、やっと築きあげた山の土地。
なんだか、私達の代で人手に渡ってしまうのも、申し訳ない。という気持ちを強く感じました。


✩家に帰ってから、グーグルマップの航空写真で山の土地を見てみました。
 山の一部に、ポッカリ空いている場所を見つけました。
 ”これがウチの先祖が開拓してきた土地ー”
 航空写真から見ると、そーとー拡大しないと見つからない、連なる山々の中のホンの一部でしたが、
 なんだかとても誇らしい気持ちになったのでした。

銀杏中毒って・・・

2012年04月16日 10時35分49秒 | 思う事・・・
こんにちは。
皆さんは、『銀杏中毒』という言葉を聞いたことがありますか?
実は先日、私の知り合いの子供がこの『銀杏中毒』にかかり、入院しました。
もう数時間遅かったら、命が危なかったそうです。
え!! 銀杏で死にかかった?!  ”

初めは私の聞き間違いか、相手の言い間違いかと思いましたよお~。
”銀杏”って、あのイチョウの木に出来る”ぎんなん”の事ですよ。
臭~いイチョウの木の実の果肉の部分を取り除いた種子の部分です。
普通にスーパーの食品売り場でも売ってますし、よく茶碗蒸しなんかに入ってますよね?
ぎんなんは、古くから中国や日本で、薬用、食用にされてきました。
強壮、強精の妙薬として、また、夜尿症、せき、たん、ぜんそくなどにも効果があるといわれています。

私も子供の頃から大好きで、
田舎に住む祖父母の元からたくさんの銀杏が届くと、フライパンで乾煎りして殻を割って食べました。
「美味しい~♪」と言いながらバクバク食べてると、
両親から「そんなに食べると鼻血を出すわよ!」と叱られたものです。
私が知ってるのはその程度。
銀杏を食べ過ぎると鼻血が出る?くらいだったのですが・・・

今回の事で、『銀杏中毒』と言うものについて調べてみました。

正確には『銀杏食中毒』?
実は、銀杏に中毒性があることは、かなり昔から知られていたそうです。
とにかく、銀杏を多量に食べると、ビタミンB6欠乏症状により、
頻脈・ふらつき・嘔吐・痙攣などを起こし、重度になると死亡する場合もあるそうです。
しかし、その原因が、ぎんなん中に含まれる4-O-methylpyridoxine(4-O-メチルピリドキシン:以下MPNと略)である事が発見されたのは、
まだ十数年前のことだそうです。(日本の北海道医療大学)

基本的に、子供がなる事が多いようですが、
私は初めて聞いたんだけど、
「銀杏は年齢の数より多く食べてはいけない。」と言われている所もあるようです。
もっとも、歳の数より少なくても中毒になる方もみえるようです。
ネットを見ていたら、大人でもこの銀杏中毒にかかる人は結構いるみたいですね。
今まで食べていても何ともなかったのに、突然この中毒になる場合、
多くは多量に食べた場合と、その時のその人の体調や栄養状態による物と思われます。

今回中毒症状を起こした私の知り合いは、私と同じく”銀杏中毒”なんて物は全く知りませんでした。
だから、子供(10歳)が大量に食べていても、「お腹を壊すわよ!」と注意しただけだったようです。

気がついたときには、子供は痙攣を起こしていたそうですが、最初、親はそれに気がつかなかった。
子供の意識はあり嘔吐していた。
(親 ー 食べ過ぎたのだと思い、「だから沢山食べちゃダメだって言ったでしょ!」と叱った。)
じっとして動かず(体が硬直し始めていた?)、目をパッチリ開き(瞳孔が拡張してしまっていた?)、一言も喋らない(喋れなかった)。
(親 ー 叱られて、反発しているのだと思った。)
”体が痙攣を起こす”と言うと、体全体がガチガチになり泡を吹いて意識がないー
なんて症状をイメージしますが、
一言で痙攣といっても、いろんな症状があるようです。

今までにもこの子は銀杏を食べた経験が何回もあり(ほぼ毎年)、それまで何ともありませんでした。
だから、まさか銀杏でこんな事になるとは、思いもしなかった・・・
後から考えると、この時は旅行から帰った後で、旅先でもお腹をこわしていた事もあり、
体調的にかなり疲労・衰弱していた状態だったようです。

銀杏中毒の原因を突き止めた北海道の大学のサイト↓
             『銀杏(ぎんなん)食中毒とは』

一節には、銀杏中毒になった場合、とにかくビタミンB6の欠乏状態なので、ビタミンB6を多く含む食品を食べれば良いのでは?
という意見も見られました。
ちなみに、ビタミンB6を多く含む食品は、レバー・いわし・さば・卵などだそうです。
もっとも、実際症状が酷ければ、痙攣や意識障害などを起こしているので、とてもそんな物を食べれる状態ではないでしょうが、
お腹を壊した程度の、まだ軽い症状なら、もしかしたら?効果があるかも?

でも、コチラのサイト→『ギンナン』を見ると、
 ”稀に死亡例も報告されているので注意が必要である。
 学術雑誌などに掲載された論文を数えると、日本ではこれまでに70例の銀杏中毒が報告されており、このうち22例が死亡している。”

と書いてあり、
(70例のうち22例が死亡ー の、どこが ”稀”なんだ!と思わず一人で呟いてしまったけれど・・・
銀杏を食べて、半日以内に体調がおかしくなった場合、早めに病院へ行った方が良いようです。
ただ、ここで注意!
 ”医師の中には、銀杏中毒を知らない人も結構いる!”
そうなので、その点は、十分気をつけて下さい。

ちなみに今回私は、こんな法人団体↓がある事も初めて知りました。
 『 公益財団法人 日本中毒情報センター』
このサイトを見ていて、
普通の何でもない生活の中に、けっこう中毒になる可能性のあるものが多くあることに驚きました。
まあ どんな物も、”ほどほど”が一番ですね。


✩ちなみに、知り合いの子供は、1週間ほどで元気になり退院しました。
✩こうやって調べてみると、茶碗蒸しに銀杏が入ってるのって、凄い!
 銀杏の毒素の部分を卵で消して、銀杏の良い部分だけを体に取り入れられるようになってる!
 卵の量から考えて、茶碗蒸しに銀杏が1個か2個しか入っていないことも納得です。

腰が痛い~~~~~~!

2012年04月14日 09時18分45秒 | 思う事・・・
今のお仕事を初めて、半年くらい経った頃から、腰を左右に動かすと、少し痛みがあるようになった。
それはまあ、大したことなかったから放っておいたんだけど・・・
それが、ここ数ヶ月は、寝られない・・・
原因は、腰痛・・・
仰向けに寝ると、朝起きた時に腰が痛くて仕方がないー
どこか腰の一部が痛むというのではなく、腰全体が酷い筋肉痛みたいなカンジ。
起き上がって暫くすると痛みもなくなるし、立っている時はなんともない。
横むいて寝ている時も何ともないのですが、とにかく仰向けで寝ていると痛いんです。
途中で寝返りを打つのも辛い・・・
そのせいで、夜中に腰の痛みで目が覚めることもあるんです。

もともと私は、仰向けに寝る習慣があります。
子供の頃、あまりにも寝相が悪くて、
自分でそれが嫌で、キチンとした姿勢で寝るように自分自身で矯正しました。
それが原因だろうか?とも思っていたのですが、
自分で仰向けに寝るようになったのは、もう30年も昔のこと。今頃?

そこでネットで調べてみました。
いやあ~、同じ症状の人って結構いるんですねえ~。
原因はイロイロあるみたいですが、
①病気ならヘルニアの疑い?
②それ以外だと、第1腰椎が硬直している状態の可能性?
③他には、頭の過緊張状態が睡眠後も続いている?
④あと、腹筋・背筋が衰えている?

う~ん、ヘルニア以外は、いずれも思い当たるような・・・
ヘルニアだと、起きている時でも痛む時があるらしいし。

私の自己診断では、やっぱり夜勤が一番の原因かとー
モチロン、運動不足による腹筋・背筋の衰えも十分ありますが、
頻繁にある夜勤。
その時の私は、ゆっくり眠ることはありません。
20~30分おきに必ず入居者の誰かがトイレに起きてくる為、仮眠もゆっくり取れません。
寝る時は、タイミングを見計らって携帯のタイマーを30分くらいにセットして、ウトウトするだけ。
その間にも誰かが起きてくる気配と扉が開く音で、パッと起き上がってトイレ介助に向かう。
だから寝ていても、常に気が張っているー
つまり、④の筋肉の衰えが基本にあって、そこに、夜勤による③の頭の過緊張状態があり、
そこから②の第1腰椎が硬直している状態が起きている。
こんな状態が不規則にある為、夜勤が無い日でも熟睡出来ないんだ・・・。

これを改善する為にはどうすればいい?

一番良いのは、夜勤を辞めて、体を元の状態に戻すことなんだろうけど、そういうワケにもいかない・・・。
だって、夜勤がなくなったら収入が減って、ヒョロナガへの仕送りが不足してしまう。

ネットには、イロイロな改善方法が載っていた。
膝や腰の下にバスタオルなどを入れて寝る方法。
低反発マットやウォーターベットを使う方法。
腰痛に効く運動も載っていた。
でも・・・
根本的な頭の過緊張状態を何とかしなくては、どれも意味のない物のような気がする。

では、頭の過緊張状態を緩めるにはどうすれば良いのか?
一番良いのは、体を動かすことだそうです。
散歩がお勧めだそうですが、私、何の目的もなく歩くのって、苦手なんですよねえ~。
もう一つ、意外な方法が載っていました。
それは、”アキレス腱を蒸しタオルで温める”。
意外なことに、アキレス腱は、頭が疲れると硬く冷たくなって、縮むのだそうです。
だから、これを温めてゆるめてあげると、頭の疲れがスーッと楽になるんだそうです。

今度、ぜひ試してみたいと思います。
あ、でも私のシフトには、今日から2日続きで夜勤勤務が入っているんだった・・・

冷凍庫キタ====!!

2012年04月13日 15時57分00秒 | 思う事・・・
我が家に”冷凍庫”がやってきました!
冷蔵庫でも、冷凍冷蔵庫でもないですよ。”冷凍庫”です。

引き出し付きの、こ~ゆ~↓ヤツ。
          
以前からずう~っと欲しいと思っていたんです。

およそ5年前、前の冷蔵庫が壊れて新しい今の冷蔵庫に買い換える時、できるだけ冷凍スペースの大きな物を選んだ私です。
冷凍スペースの中はいつも冷凍食品でいっぱいでした。
でも最近は、家族4人全員が毎日お弁当を持っていくので、冷凍スペースいっぱいの冷凍食品でも3日ほどで無くなってしまうんです。
その度に冷凍食品を買いにいかなくてはならない・・・
それに、冷凍スペースの中がいつも冷凍食品で満杯状態のため、他の物を冷凍することがなかなか出来ない。
特に、夏になると大変でした。
だから私、冷凍庫だけの物が欲しかったー

そんなに凄く高い物ではないし、自分で買えば良いのだけれど、なんだかもったいない気がして、なかなか思い切れなかったんですよねえ~。

で、実は私、以前から主人の実家にある冷凍庫を狙っていたんですよねえ~。
主人の実家は、現在は主人の両親が二人で住んでいます。時々、近くにいる主人の妹家族がやってくる程度。
普段は、夫婦二人なら、普通の冷蔵庫だけで十分です。
でも、お盆とお正月にはウチの家族と主人の二人の妹家族が集まるので、その時の為だけに、冷凍庫が置いてあるんです。
それがここ数年、お義母さんも年のせいか沢山の料理をするのが面倒になったのか、
盆も正月も、近くのお寿司屋を予約して、みんなで食べに行くだけになっていました。
冷凍庫が活躍する機会は殆どなくなりました。

主人の実家で、電源も入れられないまま、ただ置かれているだけの冷凍庫。
あの綺麗好きのお義母さんが、その冷凍庫を邪魔に思い始めるのは時間の問題・・・

そして先日、待ってた甲斐がありました!
主人がそれとな~くお義母さんに「あの冷凍庫、使ってるのか?」と切り出してくれて、
主人の実家の冷凍庫は、我が家に貰える事になったのでしたあ~。

お義母さんの気が変わらないうちにー と、
ノンビリしている主人を急かして、翌日には車を出して冷凍庫を貰いに行ってきました。

我が家に来た冷凍庫。
私はウキウキで買い物に行き、食品を1万円以上お買い物~!
主人は、家にどっさり持ち込まれた食品を見てビックリしていましたがー
早速、冷凍食品を冷凍庫にしまい、それから買ってきた食材を茹でたり炒めたりして、
下ごしらえしたものを沢山作って冷凍庫へー

いやあ~、やっぱり冷蔵庫がいっぱいなのって、いい気分ですねえ~。
なんだか、心も満たされた気分ー
それに、これで暫くは買い物に行かずに済むし、お料理するのもずいぶん楽になるわあ~!

突然のお別れ・・・ (ノ_・。)

2012年04月09日 23時14分27秒 | お仕事・・・
先週、私の勤め先の入居者さんが、お一人お亡くなりになられました。
御年96歳。
でも、全然90代には見えない。見た目は70代でも十分いけるくらい若く見える方でした。

とってもお元気な方だったのに、ここ最近なんだか元気がない。
というか、やたらとおとなしい? どこか悪いのでは?
スタッフの間でそう言った意見が多数出てきました。
という事で、ご家族に頼んで医者に連れて行ってもらったのです。
すると、癌が発見されました。それも末期ー
お医者様とご家族が話し合った結果、年齢がいっているので体力的に手術に耐えられない。
このまま見守って行きましょうー とのこと。
ご家族の希望は、出来れば施設の方で最後まで看取って欲しいー

正直、私達スタッフは戸惑いました。
ウチの施設では今まで入居者さんを看取った事がありません。
今までの方は、皆さん体調を崩されると病院に入院され、
そのままウチの施設に戻って来られることはありませんでしたからー
それでも、みんなで考えました。
何をどうすれば良いのか? 
ご本人の気持ち、ご家族の気持ち、どうすれば快適に過ごしていただけるかー

病院での診断の後、
あれよあれよと言うまに、体が衰弱していきました。
ちゃんと自分で歩けてたのに、歩ける距離がどんどん減っていき、一人で立ち上がる事もむつかしくなり、車椅子になりました。
黄疸が出てきて、顔が黄色くなり、手足も黄色くなり、白目まで黄色くなりました。
一日の尿の回数も減り、異常に濃い黄土色のような排尿をされるようになりました。
食事も最初は全て食べられたのに、だんだん食欲が無くなって食べられなくなり、ついには一口二口食べると、「もういらない。」
ならば水分だけでもーと、勧めるのですが、それもなかなか受け付けてくれない。
お茶はモチロン、スポーツドリンクやジュース、フルーツにゼリーやヨーグルト。
とにかく、御本人が口にしてくれるなら、何でも試しました。
正直、一人で見守る夜勤の時は怖かったー
2時間おきの見回りも、この方だけは1時間おきに見にいきました。
突然、呼吸が止まっていたら大変ですから。
ご家族も毎日のように施設を訪れ、食事などのお世話を手伝ってくれました。
それでも衰弱はどんどん進んで、やがてベットから起きることも出来なくなり、
もーろーとした意識の中、殆ど一日中眠っているような状態にー

その日、私はお休みで家にいました。
台所で洗い物をしていると、携帯に施設からメールが届きました。
訃報でしたー
その日の早朝、この方がお亡くなりになったとー
眠ったまま、息をひきとられたそうです。

時間の問題だと分かってはいましたが、やっぱり・・・

私は、一年前の事を思い出していました。
初めて今の職場に来て、私にとって一番苦手な入居者さんでした。
元気は良いのですが、とにかく何ごとも自分の思うとおりにしたい。
トイレもお風呂も、自分が入りたくないと、絶対に入ってくれない。
特にお風呂に入っていただくのは一苦労でした。

まず浴室に行くまでがひと苦労。
「私は、今はまだ入りたくないの!」と言われるのですが、ここは施設。
好きな時に好きなだけ入浴出来るわけではありません。
だから、ナンダカンダとおだてて、なだめて、何とか椅子から立ち上がって歩いてもらうのに十数分。
手を引きながら、やっと浴室に近づくと、まだひとゴネします。
それでも何とか脱衣場まで連れて行くのですが、そこでまたひと騒動。
服をなかなか脱がせてくれない・・・ 
なんとかんとか洋服を脱いでいただくと、今度は体を洗うのに、またひと苦労です。
湯船に浸かるのは好きなんだけど、それ以外は全て嫌!と言う方でしたので、
放っておくと、洋服を着たまま浴槽に入ってしまったりされることも・・・
浴室の椅子に座らせても、直ぐに立ち上がって逃げ出そうとする。
特に頭を洗うのが大嫌いで、「絶対に頭は洗わんで!」と言われるのですが、
コチラも「はいそうですか。」と言うわけにも行きませんので、
隙をみてシャワーをかけて、御本人が「わあー!頭は嫌っていったがねー!」と怒って暴れている間に
「あ~、ゴメンねえ~。かかっちゃったあ~?」などと言いながら、素早くシャンプーを付けて洗い流す。
それからやっと湯船に浸かったら、ここからが、また大変で、
今度は、ちっとも湯船から出てくれないのです。
「こんなのぬるい!」だの「まだ!」だのナンダカンダ言っては、全然湯船から出ようとしない。
高齢なので、長時間湯船に浸かっているのは良くないのは当たり前。
本人がなかなか出てこなくて、やっと浴槽から立ち上がったら、フラ~っと倒れかかったことだってあるんです。
それでも、そんな事は直ぐにご本人の記憶から消えてしまうので、全然出てきてくれないんですよねえ~
仕方なしに、浴槽のお湯を抜いて浴槽から出す!なんて事もよくあったんです。
それでもこの方、認知症でも賢くて、自分の足のかかとで、排水溝の穴を塞いじゃうんですよねえ~
なんとか浴槽から引っ張りだしてからも大変。
肌着のまま出て行ってしまうし、ドライヤーをかけられるのも嫌いで、髪がビショビショのまま出て行ったり・・・

ホント~ニ、初めてこの方の入浴介助を担当した時は驚きました。
ギャ~、助けてえ~!
何言ってるんですか、お風呂に入るのに洋服を脱いでもらっているだけでしょ?
いやあ~、殺される~!
背中を洗ってるだけじゃないですか!
人さらい~!人殺しい~!
だからぁ~、もう湯船から上がらないと、のぼせて倒れちゃいますって!
大きな声で喚かれるので、ついつい私の声も大きくなり、もう大騒ぎの入浴でした。
あまりの騒ぎに、先輩スタッフが「大丈夫?」と覗きに来たほど。

もう ”新人泣かせ”の入居者さんだったんです。
初めてここに来るスタッフは、みんなこの方の洗礼を受ける。
まあ半年もすると、スタッフもだいたいの要領を得てきて、この方の入浴嫌いもうまく操れるようになり、
それなりに入浴介助が出来るようになってくるんですけどね。

あの時の騒動も、今となっては、可笑しくて懐かしい思い出です。

あんなに元気だったのに、あんなに暴れて歩き回って、わがまま言いたい放題で、スタッフ泣かせ一番だったのに、
こんなに呆気なく行ってしまわれるなんてー

96歳なら大往生です。 最後は、家族やスタッフみんなに大事にされて行かれました。
お葬式のあと、ご家族はウチの施設にとても感謝してみえたそうです。

悲しいー と言うより、寂しい?
今はまだ、この方が使っていたお部屋は空室になっています。
そっと部屋を覗くと、こちらを見て「ニマッ!」と笑う顔が思い出されますー

Tさんのご冥福をお祈りいたします。

健康診断の結果あ~~~~!

2012年04月01日 22時05分58秒 | 思う事・・・
先日の健康診断の結果が来たよお~~~!

ちょっぴり心配だった心電図は問題なし。
胸部X線検査も異常なし。
聴力・判定A。
血圧測定正常値で判定A。
尿検査異常なし。
血液検査、判定A。
脂質検査、コレステロールも余裕の判定A。
肝機能検査、余裕の基準値以下で判定A。
糖尿病検査も余裕で判定A。

結果、オールAで、どこにも以上な~し! U\(●~▽~●)Уイェーイ!

生活習慣改善のアドバイスとかに、”バランスのよい食生活を心がけましょう”だってさあ~。
ま、今のお仕事をしてる限りは、無理な話しだわね・・・