goo blog サービス終了のお知らせ 

ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

日本の政治と海外の政治って・・・

2009年03月13日 21時10分02秒 | 思う事・・・
私の3月4日の記事(小沢さんの話し)のコメント欄で、vicoさんに私はいくつか質問をしました。

私からの質問に、vicoさんがお返事をくれたのですが、それがとても勉強になったので、記事にさせてもらいます。
(vicoさんは、海外の大学に留学経験のある方です。)

私からの質問
・海外の国では、二世、三世議員はいないのか? もしいないのなら何故なのか?
・海外では汚職や天下りはないのか?
・日本の選挙は投票しにくい。


まあ、大まかにまとめると、こんなカンジでしょうかー。

それに対して、vicoさんのお返事ー

 ー質問にお答えします!ー

イギリスに関してのみの答えですが、
二世、三世議員はいますが、日本とは少し質が違います。

まず、権限のない貴族院は、職業や貴族から選ばれるので、
基本、世襲制が多い (数は制限され、選挙で選ぶよう制度の見直しが行われてます)。
次に、内閣である庶民院は、
世襲議員もいますが、それは教師の子供が教師になるかんじと同じです。その理由は、
● 選挙区を変えるので、地盤がない。
● 「橋を作ります」というような個人的公約がない。
  → 政党の公約に対してのみ有権者は投票するので、個人的な選挙運動はしなくてよい。→地盤がいらない
● 給料が低いので、お金目当てでは政治家にならない。(日本の約4200万円に対し、約900万)

「天下り」もありません。その理由は、ズバリ、官僚に権限がないからです。
イギリスでは、政治家が政策を決め、国会答弁を考えます。
官僚は事務処理をするだけで、政治家のいいなりです。 
つまり、政治家のほうがずっと優秀な人が多い。
官僚は決してエリートの仕事じゃないんですね。

汚職に関しても、今回の小沢さんのように個人的にというのはありえないんだと思います。
それはさきほども述べたように、
個人の政治家が地元の一企業のために仕事を持ってくるというような権限がないからです。

ざっくりとした説明でスミマセン。。。

日本の法律も変えないといけないんですけど、
政治家も官僚も既得権益を捨てたくないために、法律に抜け道を作るんですよね~。
ほんと、国民の我々がデモでもやればいいんでしょうけど、何せ平和ボケしてますからー 


以上、vicoさんからのお返事でしたー

イギリスといえば、私は女王一家のスキャンダルな話題くらいしか知りません。
でもvicoさんの話しを読んで、日本も見習わないといけない所が沢山ある。と思いました。
中でも選挙に関しては、羨ましいなあ~とも思います。
議員個人ではなく、各政党の政策で投票出来るのは、分かりやすくて良いなあ。と思います。
(ただ日本の場合は、議員になってから、勝手に政党を変わってしまう議員もいるので、
 そこら辺はどうなんだろう?とも思いましたがー

そしてもうひとつ驚いたのは、議員の給料の安さ。
日本の議員の5分の1くらい?
少し前まで、トンでもなくポンドの値が高かった事を考えると、かなり安め?
その分、国の事を真剣に考える人が集まりやすいのではないか?
ただ、それでもポンド通貨のあの一時の異常な物価の高騰や落ち着きの無さは、
やはりどこか国の運営に問題があったのでしょうか?

モチロン、イギリスと日本は歴史も違いますし、考え方も違うので、
全く同じようにーと言うわけには行かないと思います。
日本の今の選挙制度や議員権限も、今までの日本の歴史があって作られて来た物のハズー

でも、一番の原因は、やっぱり日本国民が政策に興味が無い事が一番の原因かとー
日本は子供の頃からそういった方面に目が向かないように教育されている気がします。

以前、中国四川省の地震の時、
「中国政府に真実を教えてもらえない人民が可哀想ー」みたいな事を書きましたが、
日本も同じだー と最近思うようになりました。

中韓が反日教育を行う事で、人民の反発心を日本に向け、自分達の政策に目が向かないように調整しているように、
日本も、官僚や議員の既得権益に目が向かないように、国民を教育してきたー

改めて、自国の民を操れる、国って凄いんだなあ~ と感じます。
かつて、戦争に突入する為に国民を教育してきた。
敗戦後は、働きアリを育てる為に教育してきた。
では、現代は?
国民を更におバカにする為に、ゆとり教育をしてる・・・

こうして、極一部の人達に、人間の歴史が作られていくのねえ~


日記@BlogRanking
↑日本人が平和ボケしてる間に、世界はドンドン変わっていく。
 ”島国根性”とは、よく日本を蔑称する時に某国に使われるけれど、
  私はこの”島国根性”の中には、
  「常に他国から攻められる心配が無い為、平和ボケしやすい(危機感に欠ける)」
  と言うのも、含まれるのではないか?と思うー 
ポチッとね。

日記@BlogRanking
↑ 先日、新聞の片隅に、小~さな記事が載っていました。
  中国が新潟に新しく領事館を作りたい。と言って来ているようです。
  日本側は検討中だとかー
  中国はアジアのトップに立ちたい。更には世界の頂点に立つことを目指している国。
  日本の領土は、少しずつ、中国や韓国に持っていかれているー
  気が付いた時には、日本は中国の一部になっていたりして・・・
ポチッとね。