ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

工業高校のカンニングは・・・

2009年03月26日 20時28分42秒 | 子供・・・
現在、学年末テストもとっくに終わり、すでに春休み体制のヒョロナガです。
毎日ゴロゴロしているので、ついつい出てしまう言この一言。
私 「たまには勉強したら?」
うっとうしそうな顔をしながら、
ヒョ 「母さんが仕事行ってる間にやった。」
私 「嘘つきネ。」
こんな軽い親子喧嘩をしていた時に、ヒョロナガが話していた事。
テストのカンニングの話しー

いや~、笑った、と言うか、驚いたというか、
いけない事なんだけど、思わず、流石は工業高校!
と拍手送ってしまいそうになりました。

ヒョロナガ達は普通科の高校と違い、5教科の他に特別な教科が6つほどあるのですが、
皆さんは、普通の?カンニングってどうやると思いますか?
イメージとしては、いろいろあるとは思います。
例えば、小さな紙にビッシリ答えを書き混んだ物を、先生の目を盗んでこっそり見るーとか?

しかし、ヒョロナガ達の高校のカンニングはちょっと違う!
いくつかあるので、箇条書きにしてみますね。

① モールス信号を使う方法。
② 計算機の機能を使う方法。
③ クラス全員協力する方法。
④ マイコンを使う方法。

大きく分けるとこんなカンジかな?
まずは①のモールス信号を使う方法。から説明しますね。
モールス信号は皆さんもご存知ですよね。あの、ツートントンってヤツです。
ヒョロナガ達は授業のひとつでコレを習います。
そこで考え出されたのが、テスト中に鉛筆でこのモールス信号を送る方法でした。
テスト中のシーンとした教室の中、分からない所がある子が、鉛筆で信号を送ります。
「トントントン」(3番分からん)。
すると、あらかじめ頼んであった勉強の出来る子が、「トントトトン」(答えはイだよ)。
というカンジに行くはずだったのですが、これは上手く行かなかったようです。
モールス信号には、「トントン」だけでなく、「ツートントン」という、「ツー」の部分が不可欠です。
鉛筆ではこの「ツー」が出せないんですねえ~。
そこで、「トントン」から相談しあって暗号を作り出したのですが、あまりにトントンやりすぎて、先生から、
「うるさいぞ!」と注意を受けてしまった。
それにコレだと、回答がマークシートの問題の時しか使えないんですよね。

そこで次に考えられたのが、②番の計算機の機能を使う方法。
これは、ヒョロナガ達が使う、特殊な計算機の機能を利用する方法です。
ヒョロナガ達の使う計算機には、記憶能力があります。
一度消しても、次の電源を入れた時、履歴を再生する事が出来る機能です。
そこでこの機能を利用して、
テストの直前に、必要な公式などを全て計算機に覚え込ませておいて、
テストが始まったら、この履歴を呼び起こす!というやり方。
これはなかなか上手く行ったらしいのですが、この方法にも幾つかの問題があって、
まず、沢山の公式を保存しておけない事。(所詮は計算機。限度があります。
次に、教科によっては計算機の使用が禁止されてる教科があるので、何にでも使えない事。
最後に、先生に覗き込まれそうになると、急いで普通の計算機能に戻すので、
その後は履歴が消えてしまう事でしたー

次に考え出されたのは、クラス全員で協力する方法です。
テストの時は自分の机を使わず、出席番号順に異動します。
そこで、クラス全員の生徒が、
自分の机の側面の手前側(机に向かうとちょうど自分のお腹の辺りに来る場所)に、
小さな字でビッシリ答えを書き込みます。
これなら誰がどの席に変わっても、回答を自分のお腹をずらしてみる事が出来る!
でもこれも失敗しました。
1人が自分のお腹の辺りを覗いている所を先生に見つかり、そこに書いてある事がバレてしまいました。
他の生徒はバレませんでしたが、それから後は、自分のお腹の辺りを覗きこむ事が出来ませんでした。

そして考え出された極めつけの方法!
コレは本当に、スゴ~イ!と驚いたのですが、
この技は、工業高校生でないと出来ないカンニング方法です。
彼らは、ナント、テスト中に使うシャーペンを改造してしまったんです!

最近のシャーペンは、持ちやすくする為に、割と太めな物が多いですよね。
そこで、そのシャーペンを分解し、マイコンを使った転送システムの要領で、
文字をお互いに送信しあえるシャーペンを作り出したんです!
これなら、テスト中にトントン音を立てて先生に注意される事もないし、
わざわざ暗号を作らなくても、どんな文字でも伝え合う事が出来ますし、
シャーペンをノックして見ていても、先生も不思議に思いません。

これはカンペキ!
と、自負していたそうなんですが・・・

実際のテストになってこのシャーペンを使用した結果、また失敗が発覚しました。
原因は、距離でしたー
シャーペンに組み込んだ機械は、あまりに小さすぎて、遠くの席の生徒まで届かなかった・・・
というか、隣の席の生徒までしか届かなかったらしい・・・

結局、みんな自分の力でテストをやったそうです。

話しを聞きながら、呆れるやら感心するやら・・・
私 「まったく、みんなよく考えるわねえ~。
   ところでヒョロナガ、あんたクラスの子がやってた。って言ってるけど、本当はアンタもその一員なんじゃないの?」
ヒョ 「そんな事あるわけ無いじゃん。オレはちゃんとマジメに自分でテスト受けたぞ。」 
私 「ど~だかねえ~。」

あの、ゲーム機のPSPを簡単に改造して遊んでいるヒョロナガを見ていると、
 コイツは絶対その中の一員だな。
と、思う私なのでしたー


日記@BlogRanking
↑ヒョロナガ君、本当に関わっていないなら、どうしてそこまで詳しくカンニングの方法を知ってるのかなあ~?
ポチッとね。

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↑まったく、それだけの知識と技術があるなら、
 カンニングなんてしなくても充分テストの点は取れそうな物だけどねえ~。
 あ、でも成功例はひとつもないんだったねえ~。
ポチッとな。
コメント (6)
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