ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

為替の値段って・・・

2009年02月21日 22時20分19秒 | 数字マジック
なんだかいまだに、この数字マジックのカテゴリーは人気があるようで、
たびたび検索に引っかかっているようですがー
私もそんなに沢山の数字マジックを知っているわけではないので、
ここからは、『数の雑学』を書いていこうと思います。

  ー 今日は、為替のお話し ー

現在日本の為替は、そーとーな円高になっております。
うーんと今は、1ドル93~94円くらいかな?
そのおかげで、輸出大国の日本は大変な事になっておりますがー

さて、この日本の為替の価格が、昔は一律360円だった事を覚えている方はいるでしょうか?
この固定相場は、1949年(昭和24年)に、米国のドッジ公使に決められ
現代のように変動為替になったのは、1971年(昭和46年)の8月。
つまり、およそ20年以上もの間、日本の円は1ドル=360円だったのです。
では、この360円と言う金額はどうやって決められたのか知っていますか?

1949年3月、戦後の混乱した日本経済を立て直す為の為替レートを決める協議が行われました。
協議では、日米間でお互いの意見が噛み合わず、取り決めるのには時間が掛かりました。
なかなか金額が決まりません。
あまりに長く時間がかかったため、議会に出席していた1人の米国人がイライラし始め、
ついにこんな事を口にしました。

「エンと言うのは、円(丸)の事。
 丸い円は360度だから、1ドルも360円にしよう!」

信じられない話しですが、この提案が本当に決まってしまったんです!
この単一為替レートは、ドッジ・ラインと呼ばれました。
この固定為替レートのおかげで、インフレは収束しましたが、
その後、今度はデフレ不況が深刻化したそうですー


いや~、よっぽど金額を決めるのにモメたんでしょうねえ~。
米国は自国に少しでも有利な額にしたいし、
日本も敗戦国とは言え、いえ、だからこそ少しでも建て直しに有利な方へ持って行きたいー
この提案をしたのが誰だか分かりませんが、
協議に出席していたのだから、それなりに身分のある人だったとは思いますが、
よほど気の短い人だったのか、単にメンドクサクなったのか・・・

でも、「エンは円(丸)だからー」
なんだか私はこの言葉が好きです。
日本のお金は、円。
それぞれの国を繋ぐ、丸い円となって、世界を駆け巡る事が出来る通貨ー
この話しを知ってから、私は ”円”という単価が好きになりました。
そして、為替に興味を持ち始めて、FXに手を出して行っちゃったんだなあ~


☆ もし日本の通貨の単価が「円」ではなく「三角」だったら、
  1ドル=180三角 になってた?

☆ 楽しんでもらえましたか?ちょっとした雑学知識でした。
  それではまた、次をお楽しみに~ 『次はコチラ』