主人との思い出の曲・・・（２）

先日の記事にした、主人との思い出の曲 ジョン・オバニオンの「里見八犬伝」。
主人と２人きりの時に聞こうと、そのタイミングを狙っていたー

朝起きたら、外は曇っていた。
主人は天気の様子を見てから仕事に行くつもりで、のんびりしていた。
子供達はそれぞれ学校に出かけていない。
私はチャンス！とばかりに、パソコンに取り込んだ「里見八犬伝」の曲をかける。
そして主人に一言
私　「ねえ、この曲覚えてる？」

すると主人、
主　「ハア～？」（？？）
私は主人の答えに、ちょっとだけムッとしながら、
私　「you tubeで見つけたんだよ。」
主　「・・・　里見・・八犬伝？」
私　「そうー」

主人と２人だけの部屋ー
外は寒くて、窓は結露で曇ってるー
部屋の片隅でストーブの火が音を立ててる。
静かに　ジョン・オバニオンの曲が流れているー
こ、これは！　あの頃と同じ情景・・・

私は主人の横に座って、そっと寄りかかったー
そして　主人にささやくように話しかけるー
私　「この曲、私大好きで、あなたの部屋で何回もリピートさせて聞いてたよね？」
主　「え？　そうやったっけ？」
私　「えー！　覚えてないの？！」
主　「う～ん」
腕組みして考える主人・・・　その時！


　　　ぷうう～～～～

私　「ちょっとおーーーーー！　オナラしないでよ！」
主　「んなこと言ったって、出るモンはしゃ～ないやろ！
　　　　　　それにおまえ、もたれとったら重いやないか！」

もう！　雰囲気も気分も台無し！！！
あの頃は、私の目の前でオナラするなんて、絶対なかったわよ！
やっぱり２５年前と同じようにー　ってワケにはいかないわ・・・
だいたい、思い出の曲を忘れてるなんて、どーゆーことよ！

あなたなんて、キライだあーーーー！


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↑まったく、女心がちっとも分かってないんだから！
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↑もし主人と結婚してなかったら、
　私はこの曲を耳にするたび、まだ高校生だった頃の自分を懐かしく思い出して、　
　キレイな思い出のままだったのかしら？
　いや、先日の浜田省吾の「ラストショー」と入れ替わってただけだったりして～
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