きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

【N】185系「はまかいじ」(9)車体を塗る

2016-10-18 | 工作室
185系はまかいじです。

ついに禁断(←私にとって)の塗装です。
苦手意識が先に立ってなかなか踏み切れませんでしたが、意を決してシュッシュッと。

まずはクハの窓を埋めたところの周辺にスプレーサフを吹き軽く研ぎます。

写真1. 研ぎが終わったところ

窓を埋めた跡が残ってしまっていますが、もうこのまま行っちゃいます(笑)

7両すべてサフ吹き&研ぎをした方が良いのでしょうが、プラでモールドされたサボ受け等が削られてしまうのでパス。

床やら屋根やら窓ガラスやらを外して中性洗剤で車体を洗います。

写真2. 窓をマスキング

車体をよく乾燥させた後、窓の部分をマスキングテープで塞ぎます。

いよいよ車体を塗るわけですが、車体をどのように保持しようかと考えた結果、以下のようにしました。

今回の「素材」となったKATOの185系は屋根を外しても天井が車体と一体になっています。
その天井の中央付近に6mm程度の穴が2つあります。

写真3. 天井の穴

今回はその穴に手元にあった5mm径のプラ棒を差し、車体の保持にはこれまた手元にあったスキマテープを使うことで簡易のワークホルダーにしました。

写真4. ワークホルダー

このワークホルダー、平行にしたプラ棒に1両分のスキマテープを貼って車両を差し込みます。
次にまた1両分のスキマテープを貼って車両を差し込む・・・という具合。
(写真のスキマテープは仮置き状態です。)

写真5. 185系を串刺し

1編成7両を串刺しにしました。
これに秘伝のタレを付けながら備長炭で両面をじっくりと焼くと・・・

・・・って火にかざしたら熔けますがな(笑)。

7両すべての串刺しが完了したところで車体色の白を吹きます。

結局、今回はGM鉄道カラーの「白3号」を使うことにしました。

写真6. 185系の白焼き?

一度目の白を吹いたところです。まだ地の緑やらミカン色やらが透けてますが、これは失敗を恐れて薄く薄くと意識した結果。
乾燥を待ってもう一度白を吹く予定です。

実物の色があーだこーだと悩みましたが、ほぼイメージしている色になってほっとしてます。

もう一度白を吹いた後に、黄かん色、緑色と塗っていきます。
完成までの工程はあとわずかですが、心理的にはこれからが最大の山です。