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きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

即、仕掛かり品

2018-08-31 | 工作室
帰宅すると「荷物が届いてるよ」と。

受け取って記念撮影(笑)

写真1. 謎の箱

謎でもなんでもありませんが・・・

「夏休みの宿題」にと考えて今月初めにWEBで発注していたものです。
「取り寄せ」ということで、発注後には「発送は9月上旬になります」というメール連絡も。
結果、9月上旬にはならずなんとか月内に滑り込みで届きました。

だが、すでに夏休みは終~了~。
夏休みの宿題は新幹線0系を組み上げてクリア(?)。

ということでこの箱はそのまま仕掛かり品として棚の上に。
中身は今はナイショ。
もったいぶる訳ではなく、公表する勇気がないだけです(^^ゞ

この箱が開けられるのは7年後かな(爆)

新幹線0系の製作(6):ひとまず完成

2018-08-22 | 工作室
さて試運転の結果、車輪が空転してまともに走らないことが露呈してしまいました。

まず考えたのは動力ユニットが少ないこと。
今回は12両中、2両に動力ユニットを組み込んでいます。つまり6両に1両。
これまで私が組んだBトレ電車は基本4両で動力ユニット1両ですから、割合としては少ないですよね。

動力ユニットをあと1両増やせば解決する(従来通りのMT比にはなる)かと思いますが、これは万策尽きた後の「最後の手段」ということで、とりあえず封印。
実は一番簡単なんですけどね(笑)

とは言え、まずは動力ユニットを交換します(追加ではなく)。

というのは試運転時に組み込んだ動力ユニットは「動力ユニット2」と「動力ユニット3」それぞれ1組。
これは特に意図はなくただ手元に1組ずつあったからというだけの理由ですが。

写真1. 動力ユニット2(右)と動力ユニット3

この2種の違いは駆動軸数。
動力ユニット2は2軸駆動、同「3」は4軸駆動。
なお「2」はすでに廃番になっているようです。

というわけで、2両の動力車を6軸駆動から8軸駆動にすべく、動力ユニット3の2組使用に変更。
だって、これまでは4両編成で2軸駆動ですから、12両で8軸駆動となれば動軸数比では3割増強ということぢゃないですか!

そして再び試運転。


でも、やっぱりダメ。相変わらず車輪は空転。
まあこれは想定内。

で、ここからが本番。本腰を入れます(笑)


試運転の際、動力ユニットを組み込んだ車両の屋根を軽く押してやると快調に走る(ような予感)。
要するに空転の原因は粘着力不足ということですね。
(当初からほぼ見えていた結論ですが)

ということで動力車にウェイトを補ってやることにします。

写真2. 付属のウェイト

動力ユニットにはウェイトが付いてきます。
その重さは9g。

動力ユニットを組み込む際にはこの付属ウェイトは仕込んでます。

写真3. 36形(術前)

そして重量を測るとなんと31g。軽っ!
確かに持った感じもモーターが入っているようには思えません。

「普通」はどのくらいの重さかなということで・・・

写真4. モハ204(KATO)

手持ちのKATOのモハ204は63gでした。

意外に軽い・・・
ということはあと10gでも増やせれば(走りは)かなり違ってくるのかな。

とはいえ、Bトレの「車内」にはスキマはあるのですが、追加のウェイトを積む場所(と積載方法)が悩ましい。

具体的な積載方法も思いつかないまま、とりあえずこんなもの(↓)を買ってきました。

写真5. 板おもり

近所の釣り具店で買ってきました。
これが今回の0系新幹線プロジェクト再起動後に初めて買ったもの。

この「おもり」と車体を眺めること約3日。
多少の試行錯誤ののちなんとか積載方法を決定。

写真6. おもりのブツ切り

この「おもり」は幅18mmの帯状です。
これを8mm長さ(22片)と5mm長さ(8片)に切り出します。
軟らかいのでハサミでチョキチョキ。

切った後は幅の18mmを17mmにします。17mmというのは車体の内側幅。
計30片(1両分)の総重量は12g。目標(?)の10gは超えました。

写真7 積載状況

カットモデルみたいですね。
8mm片は動力ユニットの上部、4か所に分け前から8枚、3枚、3枚、8枚です。
5mm片は前後端部に4枚4枚で。
「おもり片」はそれぞれ瞬間接着剤でミルフィーユ(?)。車体への取付(固定)は両面テープです。

写真8. 術後

かくして総重量は42gになりました。
31gに12gを加えて42g?、ちょっと計算が合いませんが誤差の範囲。
あと少し天井側に空間がありますので、1~2gの追加はできそうですが、一方重心が高くなるのが心配です。

2両の動力車(36形、37形)へのウェイト積載を済ませ、12両で試運転を行うと空転もなくスムーズに走るじゃありませんか。
ウェイト取付位置が高くなっていますが、曲線(KATO ユニトラックR315)フルノッチでも横転することもなく快走してくれます。

ということで、新幹線0系プロジェクトはこれにてひとまず完成!
7年越しの仕掛かりが片付いて、胸のつかえが取れた心境です(^^)v

新幹線0系の製作(5):パンタグラフを交換、試運転に

2018-08-15 | 工作室
再開した以上、今度は一気に完成させるつもりです(笑)

塗装済みで接着剤さえ要らないBトレインですから、その気になればあっと言う間に完成させることができます。
にもかかわらず7年間も眠らせてしまったのはパンタグラフ問題でした。

パンタグラフを交換することは当初から予定していてTOMIXのPS201まで調達したのは良かったのですが、取り付け足がキットのものとは違ってポン付けというわけにはいきません。

写真1. TOMIXのパンタグラフと

キットのものは進行方向に2本の足が並んでいるのに対して、TOMIXのものは枕木方向に。

キットの屋根板には最初から縦方向、横方向に2つずつの穴が開いています。
キットのパンタを使う場合は縦方向の2穴を使います。
横方向の穴は(私のような)換装を想定しているのかと思うのですが、TOMIXのパンタグラフはそのままでは取り付けられません。
穴の間隔に対してパンタ足の間隔が狭いのです。形状も違うし。

7年前にどう考えていたのかも覚えていませんが、今回は取付け穴を拡大して足の間隔に合わせることにしました。
まずは元の取り付け穴を2.5mmのドリルで拡げます。
そのままでは穴が大きすぎるので2.5mm半丸のプラ棒で穴を半分埋めます。

写真2. 屋根板の加工前と加工後

左がキットそのまま。右が加工後のもの。
埋めた半丸の棒材が傾いているのはご愛敬ということで。
プラ棒はエバーグリーンのものを使いました。

写真3. パンタを差し込む

あとはパンタを差し込むだけ。
パンタは特に接着などはしていませんが、どこかに爪が引っかかっているようでうまくハマってくれています。

写真4. パンタ付近

穴を埋めた半丸材は屋根と面一にして、ペイントマーカーのシルバーを塗っています。

てな加工を6両分の屋根に施し、12両の車両を組み上げました。
もっとも今回組んだのは中間車4両だけですが。

12両揃ったところでレールに乗せていざ試運転。
8両時には動力ユニットを組み込んでおらず、7年越しで初の試運転です。

写真5. 12両編成

こうして見るとデフォルメされた短い車体ながら長編成もサマになっているじゃありませんか。

見た目はともかく、肝心の「走り」は・・・
ノッチオンで車輪は空転。
フルノッチにしても車輪が激しく空転しながら重そうにジリジリと這うだけ。

さてどうしたものか・・・
とりあえず今日はここまで。

新幹線0系の製作(4):12両編成に

2018-08-13 | 工作室
Bトレインショーティーの0系新幹線の製作記その4であります。

「その3」をアップしたのが2011年10月ですから実に7年前(^^;
新幹線0系の製作(3):8両を一気に組み立て

この間、(本件に関して)何をしていたかと言えば、何もしてません!
時々頭の片隅で「0系が仕掛り中だなあ」と思い出すことはありましたが。

それがなぜ今になって突然再開なのか?
実は私にとっても突然でした(笑)

自慢できる話しぢゃありませんが、私の模型関係の諸々(完成品、キット(仕掛品含む)、パーツ、工具等々)は一か所にキチンと管理されておらず、息子の部屋を含む家中の何カ所にも分散しています。
さすがにそれはまずいということで「片付け」始めたところ、こんなもの(写真1)が発掘されたのです。

写真1. Cセットがあった

新幹線0系キットのCセットであります。

写真2. 新幹線0系中間車

25形、26形がそれぞれ2両ずつ。
このCセット、いつ買ったんだろう?
7年前にA・Bセットを組んだときに、追加で買ったのだろうと思いますが、7年の年月がその存在を記憶から完全に消し去っていました。

「7年前に組んだ」と言っても、パンタグラフも載せないままで未完成。

写真3. 7年前からこのままの8両(再掲)

7年前、当ブログに掲載した写真ですが、今もこの状態です。
よーく見るとカプラーも一部未交換のまま。

Cセットの発掘と同時に交換用の台車、パンタグラフ、カプラー等も発掘され(笑)「あとは組むだけ」状態です。
パーツ類を含めて準備済みだったのですね。

と、そんなわけでCセットを組んで12両編成にすることにしました。

その編成は以下のようにします。

写真4. 12両へ

12両というとかつての「こだま」を連想しますが、「こだま」には食堂車(36形)が連結されていないなど、使わない車両が出てしまうので、16両の「ひかり」編成をベースに12両をピックアップしました。

12両化のほぼ中間の36形、37形の2両に動力ユニットを組み込みます。

さて7年ぶりに再会(再開)した0系。
パーツ類もすべて揃っています。言い訳はできませんね。
今回は一気に完成させたいと思います。

コキ5500を作ろう・・・かな(その3)

2018-02-11 | 工作室
引き続きコキ5500の鋼体の構造&作り方を検討しています。

鉄道貨物博物館で手に入れた資料を読むと横バリは床板(?)にL字型材を溶接しているようです。

本格始動の際はL字鋼を再現するとして、とりあえず本モノの図面を参考にマクラバリと中バリを付けます。
(※「マクラバリ」「中バリ」等の表記は入手した図面の表記に合わせてみました)

写真1. マクラバリ

マクラバリは3mm角のプラ棒の両側にケント紙2枚重ねで表現してみました。
これでほぼスケール通りの大きさ(外寸)です。
中バリはケント紙で表現しますが、そのガイド(?)兼連結器取付座として1.2mm厚のプラ板をマクラバリに直角に接着します。

写真2. 本物のマクラバリ

車体中央側から見ていますので中バリは向こう側にあるはず。

写真3. 鋼体に取付

マクラバリはこんな感じ。マクラバリの断面はエッジ付きのロの字型になりますので最終的には「フタ」を付ける必要があります(写真2参照)。
実物より中央部の<ふくらみ>が少ないかな。


写真4. 中バリと連結器

次は中バリ。プラ板の幅をガイドに0.3mm厚のケント紙でチャンネル材を表現してみました。
きちっとした角を出すのが大変なので既成のアングル材があれば使いたいところです。

中バリの間に連結器を仮止めしてみました。
連結器はIMONカプラー(HO-103)です。
そのため2本のチャンネル材の間隔は実物より広くなっています。


写真5. 暫定の心ザラ

とりあえず床面や連結器の高さを確認するため3mm角プラ棒に3mm径のプラ丸棒を接着して暫定心ザラとし、マクラバリに両面テープで仮止めしました。

写真6. 天賞堂のコキ5500と

かなり昔に買っていたアダチのTR63に鋼体を載せ天賞堂コキと比較すると床面高が0.7~0.8mm程度高いようです。
高さの調整は難しくないと思うのですが、そもそもどのように台車を取付けるかという方が大きな課題なんですが。

と同時に気づいたのですが、天賞堂標準(?)の連結器とIMONカプラーは高さが揃っても連結できないんですね。