わが家の5年目点検

ねんねごっこをしているそうです。　ムスコはあねにお世話してもらうのがうれしいらしく、　最近はトイレへもあねの手を引いていきます。　おちんちんはじぶんで下に向けてね～　ねえちゃんに手伝ってもらうんじゃないぞう～


さて、　去年末のことになりますが、　この家の５年目点検がありました。



大雪の日でしたが、　点検の方があちこち見まわって　うっとりと

　「どこもまったく結露していませんでした。　いやあ安心するなあ～」

こんな寒い日でも　無垢床は冷たくならないんですよね～　とか、　木造でこの大空間、　すごい挑戦ですね～とか、　ほめちぎってくださったので、　基本クレーマーで　相手の愛想のよさにはだまされないタイプのオットですら

　「・・・・・なにを言おうとしてたか忘れた・・・・・」

と腰砕けに。　すごい褒め殺しテクです

　「この家は　ある一点にだけ注意していただければ、　大地震にも2ｍの積雪にも耐え　フツーに５０年１００年ともつ家です」

ある一点とは　「外から水が入らない」　ようにするということで、

つまりは


「毎月１万円ずつ貯めて　１０年目にはその１２０万円で　外壁の塗り直しを」


ということだそうです　サイディングだけは　ホントどーにもなりませんね


つぎにお会いするのは　その１０年目なわけで、　そこで外壁のハナシもでるからなんでしょうが、　それにしても話の持っていき方のうまさに感心しました。

　オット作ラーメン

そして、　その後日、　エアコンから異音が。　ごぼごぼ言ってるんで　水が入ったかな～　とメンテの方を呼ぶと　いつもの熱いメンテのお兄さんが来て

「うるさら管　（うるるとさららの加湿用のダクト）　内部が結露しました」


・・・・・家の中が結露しなくても　外につながってるところはやっぱり結露するんですね。


このお兄さんも　聞かれもしないのに　ひとしきり　このエアコンのすばらしさについて語って、　水抜きをして去っていきました。


立て続けに　自社製品をこよなく愛し　熱く愛を語るお二人と会話して、　心が洗われるようでした。


フツー長年勤めてたら　自社の製品って無条件に愛せなくなりません？　営業だったら　ムリにも愛そうとするのはわかりますが、　彼らはメンテ。　長年いたら　会社のいやな面とか見えだすし、　メンテなんかいたら　不備不良ばかりを目にするわけだし。　ほめたって　そうそうリピ買いするもんでもないしね。


今回はお客の立場でしたが、　お客にしたら　じぶんの買物を毎度再度肯定してもらうのって　うれしいことなんですね。　あまりかんがえたことなかったな～


ああいう人って　本当に心から勧められる製品と出会ったからああなのか、　それともモチベーションの持っていき方で　そういうふうになったのか・・・・・　すごく不思議なんですが、　見ていてとってもすがすがしいですよね。　どういうふうにじぶんを仕向けるのか　いちど聞いてみたいです。