すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

わが子にはつねに与える側にいてほしい

2019年03月08日 | はぼ小学6年生
いま、 じぶんが門外漢なことをやらなければいけない状況にあります。 なにがタイヘンかって 専門の人に馬鹿にされながらも その人に1から10まで教えを乞わなければいけないこと。 プライドがすりへって 気分が塞ぐし、 じぶんのなさけなさにいらいらする。 あ~ はやく終わらないかな~

 高野豆腐を煮てみた~

そんななか、 教えを乞われて イライラしている人が目の前に。 うちの小6女子。

算数の文章題を解けなくて わたしに聞きに来るんですが、 あまりにも理解していないので どういうことか聞くと、 「だって うちのクラスでは まだ習ってないんだもん」。

なんでも 先に習ってるクラスの子が ムスメにラインで 宿題の解き方を聞いてくるんだそうです。 

「まだ習ってないから わかんない、 って返せばいいのに」

「そう返したけど、 たよれるのは はぼしかいないって 泣き顔のスタンプがくるの」

タイヘンだねえ おなじクラスの子からも 「教えて」ラインがくるので、 毎日のように 2クラス分の宿題を解いては 教えてやってるそうです。 まあ、 おなじ学年の勉強なんで やってムダなことはないんですが、 そういや その子 ムスメがインフルで一週間休んでたあいだも せっせと 「教えて」 ラインを送ってきてたな すっかり依存されちゃって いいように利用されてる香りがぷんぷんします。

 炊飯器オムレツ~

解き方を丁寧に教えても 「よくわかんないから 答えのとこ 写メして」 と帰ってくるらしく、 もう1ミリもじぶんでかんがえる気はなくなっちゃってるんだね ムスメも 最近は 教えるのは放棄して 写真でいきなり答えを送ってるんですが、 そうすると 「怒ってる?」 とくるらしく、 感情まで搾取されているようで 疲れるんだそうな。 そりゃそうかも。


「まあでも、 教えるほうでよかったよね。 毎回 ともだちに 「教えて」 ってたのまなきゃいけないのも きっとつらいんじゃないかな」

「はぼも そう思おうとしてるけど、 ふだん学校では 話しかけてもこないのに、 教えてラインは毎日あるのって 地味にきずつく」


そりゃそーだ。 とはいえ、 わたしは その子の親の立場でなくてよかったよ 乞う側のまわりのひとも つらいものなので、 わが子は つねに与える側にいてほしいとおもいますが、 そんなわけにもいかないしねえ。 状況は ちょっとしたことで変わってくるものだからこそ、 与える側にいられるときの対応がためされるんですね。


その子も いまはうまく立ち回っているつもりでいるかもしれませんが、 卑屈と思われる行動をつづけることは、 本人が気がつかないうちに その子をどんどんとむしばんでいっている気がします。 行動のひとつひとつの積み重ねが その子の性格をつくっていくものですしね。

 12年後の私の持ち帰り袋。 なにをもちかえってくるんだろう、 わくわく。

  粘土でした。

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