すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

こどもに自慢する親

2017年02月22日 | ぐり5歳~6歳
ばーちゃん手づくりの明昌雛を出しました。 ついでに もうこいのぼりも出しといたよ、 玄関に

 ピアノの上です

 家人だれもこの物体について言及しません。 だれにも言及されることなく 出されてしまわれるだけの存在のおひなさま。

まあわたしも、 ムスメが将来 「ママがちゃんとおひなさま出さなかったから おヨメに行けない」 とかほざいたときのために 「おかあさんはちゃんとおひなさま毎年毎年かざったわよ。 あーたがお嫁に行けますようにと心を込めて毎年。」 と言い返すためにだけやってます。 でも、 おもしろいから 旧暦の節句まで仕舞わずに置いとこうかな どのくらい晩婚になるか 実験だ~

 ムスコの雛壇
ムスコ5歳は あいかわらず 開封動画ごっこをしています。 このジュウオウジャー、 わたしはけっこうバカにしてましたが、 よくできてます。 どのパーツ (キューブ) も自在にカタチが変わり 組み合わせもかぎりなく広がるし、 箱から一つずつ出して エアカメラに向かって解説しながら ひととおり組み合わせをつくっているだけで 半日くらい ひとりであそべてしまいます



さて、 ムスメと 「あたしンち」 を見てると みかん(ムスメ)に 「昔は 『サブリナ』 と声をかけられるほど細かった」「昔はまつげが濃かったので 外国人とまちがえられた」 と 「昔」 じまんばかりするお母さん。

ムスメ 「なんで あんなしょーもないことを自慢するのかなあ」

わたし 「昔の母親って みんなあんなカンジだったよ、 スキあらば こどもに自慢ばっかりしてた」


わたしの母も 「高校のときの実力試験で国語でトップを取った」「新聞の短歌欄で選ばれて東京で表彰された」から 「みんながあこがれてた男子生徒から告白(のようなことを)された」・・・・ ホント、 昔話 = 自慢、 でした。

そんで たまに親戚 (母の姉妹) に会うと また自慢なのね 「高校のときに一度だけ英語でいい成績を・・・・」「この子はいい大学に行けるって先生が・・・・」 こどもとか孫のじゃなくて じぶんの 「昔」 の自慢ですよ?

父の兄弟もそんなカンジで お酒が入ると 「昔のじぶん」自慢がはじまる・・・・・ 今のオトナ(親世代)って すくなくとも こんなに正面切って 「昔」 の 「じぶん」 を自慢することってないよね? 

まあ、 同年代で集まったときに ほろ酔いのときに 「甲子園行った」 とかそんな程度の自慢をすることはあっても、 わけわかってない幼いこども相手に がんがん 「昔」「自分」自慢するオトナっていないよねえ。 
 

それだけ 昔の人のほうが 不完全燃焼感が強いってことなんでしょうか? だからひきずってる?


それとも 昔が高度成長期でぶいぶいすぎて いまのじぶんが物足りない?

 うちのインフルちゃん
食事をあまりとれてないので ほっそりしちゃってかわいそう・・・・


ぎゃくに いまのオトナのほうは 昔自慢じゃなくて トラウマを見境なく語るようになってるので、 自慢の対象が 「見栄」 から 「不幸」 に変わっただけなのかもしれませんけどね。


 朝きのこうどん

コメント
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