Valkyrie(2008/アメリカ)【劇場公開】
監督・製作: ブライアン・シンガー
出演:トム・クルーズ/ケネス・ブラナー/ビル・ナイ/トム・ウィルキンソン/カリス・ファン・ハウテン/トーマス・クレッチマン/テレンス・スタンプ
作戦は10分。
その瞬間に、世界はゆだねられた。
なんと出演作の累計興行収入が、全世界で600億ドルに達するといわれるトム・クルーズ。その彼が『7月4日に生まれて』以来2度目となる実在の人物を演じた話題作。
ヒトラー暗殺計画の全貌を描くサスペンス大作。監督はブライアン・シンガー。
久しぶりに劇場へいったせいか、前半ウトウト
この映画みるまで知らなかったんだけど、ヒトラーの暗殺計画はドイツ国内で40回以上も企てられていたんですね。みなしょぼい作戦だったらしい。
その中で一番スケールの大きいのがこの〈ワルキューレ作戦〉。
トムが演じたシュタウヘンベルク大佐(舌かみそうな名前)はドイツでは有名な人物だそうで、彼の名前を冠した通りや銅像もあるそうな。
冒頭のドイツ軍が連合国の爆撃機に襲われるシーンは大迫力。
その爆撃で大佐は重傷をおい、左目と指を失う。
端正なトム・クルーズは精悍で軍服がよく似合うなー。
この映画、登場人物にわざわざ字幕がついていて、いくらなんでもヒトラーは誰でもわかるよ!と突っ込み入れたくなりました。トホホ
ヒトラーの政策に疑問を持つ大佐はヒトラー暗殺だけでなく、国を立て直すべきだと主張し仲間を集める。
作戦を決行するまでは難問だらけ。
そして決行の日、ハプニングがあるも爆弾をしかける。さてヒトラーは死んだのか?
部屋から飛行機に乗るまでのトムの行動はハラハラもの。
当時は通信網は電話だけで、現代と比べるとイライラするね。
大佐は強い意志をもち、命をかけて国を守ろうとした。
結果がわかっているだけに熱いものがあります。
最後は涙が出そうでした。
ただバリバリのアメリカンのトムはやっぱドイツ人にはみえない。笑
でもかなり押さえた演技で良かった。
脇のケネス・ブラナーやビル・ナイなどのイギリス人俳優たちもいい。
ドイツロケがリアルさを出してるし、ドイツ軍の衣装(ブーツ、軍服、コート)に目がいく。
盛り上がりが少ないといえば少ない。でもしっかりつくられてあっていい映画でした。
★★★★(5段階☆は0.5)
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なかなかしっかりとした作りで良かったですけどね。
うんうん、最後はあたしもじんわりきちゃいました。
トムはやっぱドイツ人には見えない。笑
でも貫禄ついて、演技はよかったけどね。
最後のトムをかばう部下や、
涙目の将校のひとにもジーンでした。
エンタメを期待してなかったので
私はこの作品かなり好きです。
人物がわかりにくいのでレッドクリフのように
名前字幕がついてましたね。
レッドクリフのようにしつこくなくて1回だけだったので
邪魔にはなりませんでしたが
確かにヒトラーは顔有名だから誰でもわかるってー!
トムちんは確かにアメリカ人にしか見えなかったけど
それでも軍服は似合うよね,姿勢がいいから。
ナチの軍服もいろいろバリエーションがあって
着る人に合わせていろいろ工夫したと衣装担当さんが言ってました。
明日は「ウォッチメン」観に行きます!
思っていたら、ウォッチメンの感想が~~
実は、私、昨日観たのですが、まだ感想アップ
できてなくて(^^ゞアップしたら、お邪魔しようと思っていたら、アイマックさんにワルキューレで先を越されました(笑)
トムはドイツ人には見えないですが、演技
押さえ目で、他のキャストも良くて
重厚な作品ではないけれど、かと言って軽いと言うわけでもなくて、サスペンスエンタメ作品として楽しめました♪
>部屋から飛行機に乗るまでのトムの行動は
ハラハラもの。
そうそう!私も、バレルんじゃないかと、ドキドキもんでした(^^ゞ
最後は、実際にあったことと考えると
余計に切なかったです(T^T)
ウォッチメン感想アップしたらお邪魔
しま~す♪
日本でも最近「吹き替え版」が増えました。
この映画は最初はドイツ語で出して、
徐々に英語に切り替えていくことで、
「ドイツの物語ですが英語でご勘弁」宣言と見ました。
「ヒトラー暗殺」についてはWikiに詳しいですが、
「ビュルガーブロイケラー事件」なんかはしょぼくないですよ。
ヒトラーはよくよく悪運が強いというか、
事件をもうまく利用したと言うか、、。
地味といえば地味、堅実につくられてました。
詳しい字幕付は定着しそうだね。^^;
さすがにヒトラーは誰でもわかるって、、
トムはやっぱアメリカン。でも軍服似合うし、小さい人なのに映画では大きくみえる。
>着る人に合わせていろいろ工夫したと衣装担当さんが言ってました。
そうなんだー。俳優のみなさんの体にぴったりあってたもんなあ。
こだわり派の監督さんらしいわ。
ちょっと忙しかったもので、更新できませんでした。
ワルキューレを先にみたんだけど、ウトウトしたところもあったんで
記憶をたどるのに大変でした。笑
トム、抑えめの演技がよかったね。
まわりのイギリス人俳優たちも魅せてくれました。
飛行機に乗るまではハラハラしたよねー。
運転手にバレやしないかとドキドキしましたよ。
結末がわかってるだけに最後は涙・・
ウォッチメン、楽しみにしてますね~
英語は仕方ないですね。
ドイツ語から英語にさりげなくきりかわるところはハリウッドですね。笑
>「ビュルガーブロイケラー事件」なんかはしょぼくないですよ。
そうなんですかー。
この作戦も穴だらけで、通信網が発達してない時代だからこんなもんなんでしょうかね。
それにしても40回以上も未遂というのは驚きです。
ほんと憎まれっ子、世にはばかるですよ^^;
確かにトム・クルーズはドイツ人には見えないですね。
かと言って、ドイツ生まれのブルース・ウィリスもドイツっぽく見えないんですけど(笑)。
40回以上計画して全滅ってすごいですよね・・・・
冒頭の酒ビンの計画もそうだけど、なんかまわりくどいというか、運だよりなところがあるというか
やっぱりこういうのって「死なばもろとも」くらいの覚悟でなきゃできないんでは・・・と思いつつも、それじゃなんか自爆テロを奨励してるみたいだし
えー、とりあえず平和が一番ということで(苦しい・・・)
トム・クルーズ出演作は『レインマン』(古)が一番好きです。『ミッション・インポッシブル』一作目もいいですね