小部屋日記

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アバター IMAX 3D【字幕版】

2010-01-03 | ア行の映画

AVATAR(2009/アメリカ)【劇場公開】
監督・脚本・プロデューサー・編集:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン/ゾーイ・サルダナ/ラズ・アロンソ/シガーニー・ウィーヴァー/ミシェル・ロドリゲス/ジョヴァンニ・リビシ

もうひとつの体、もうひとつの運命。

構想14年、製作に4年、『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督の12年ぶりの作品。迫力の最新3D映像技術を駆使して作り上げたアドベンチャー大作。


IMAXの3Dははじめてでしたが、まず驚いたのが予告編の「アリス・イン・ワンダーランド」。TDLの「キャプテンEO」のように手前に飛び出す映像でおお!!と声があがったほど。3Dでも通常の劇場でみたときは感じなかったから、IMAXだと3Dはより効果的なのかもしれない。
アバターの3Dは立体感や奥行きを出すためにつくられてるとのこと。
字幕は浮いて見えるし、手前に物が飛んでくる時はびっくりする。長時間でもあまり目は疲れなかった。



資源豊かな星パンドラに目をつけた人間は、先住民ナヴィと人間のハイブリッドであるアバターを送り込む。主人公ジェイクは自然と共存するナヴィにふれあううち、人間の身勝手さに疑問をもつ。

ナヴィはアメリカ先住民を彷佛とさせる。ツリーを守るナヴィはシャーマンのよう。人間の1.5倍のナヴィの造形も見慣れると不自然ではなくなる。
惑星パンドラの映像美、大迫力の戦闘シーンはすごかった。発光する幽玄な植物たち、クラゲみたいな植物など繊細なCGは目を見張る。

原始的な弓矢を使う先住民と最新鋭兵器を使う人間との壮絶な戦い。
ドラゴンと生き物vs爆撃機とロボット、CGとは思えないほどリアルな映像だった。
ツリーが倒れるシーンはタイタニックの客船が沈むシーンを連想させるし、エイリアン2、ターミネーターシリーズも思い浮かんでしまうのはキャメロン監督印だね。
手間も時間もかけてる超大作だというとがわかる。
まあ物語としては単純明快、ストーリーにしては浅いかもしれないけど、最新CG&3Dを堪能できた。

不自由な人間の体を捨て、価値観の違う先住民になる主人公の葛藤がもっと描かれてたらよかったかな。人間に未練はないのだろうか・・続編がある?
IMAX劇場は日本に4館しかないですが、もっと増やしてほしいね。
ちと長い気もするけど、後半はあっというまでした。
めくるめく世界を堪能しました。

★★★★☆(5段階☆は0.5)

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