Revolutionary Road(2008/アメリカ=イギリス)【劇場公開】
監督・製作: サム・メンデス
出演:レオナルド・ディカプリオ/ケイト・ウィンスレット/マイケル・シャノン/キャスリン・ハーン/デヴィッド・ハーバー/キャシー・ベイツ
あなたの最愛のひとは
あなたを愛していますかー。
リチャード・イェーツの小説を原作に『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス監督が映像化。
『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが11年ぶりの共演(キャシー・ベイツも)。
原作読んでますが、ほぼ忠実に描かれているんじゃないかな。夫婦の愛と葛藤の物語。配役もぴったりです。
1950年代のNY郊外に住む若い夫婦。
サラリーマンの夫、美しい妻、郊外の白い家に住み、ふたりの娘たちに恵まれ、端からみれば平穏な暮らし。
でも夫婦にとって、こんな生活は想定外だったのだ。
不幸のはじまりは子供ができたことで、安定した暮らしをせざるを得なくなったこと。
刺激のある、夢のある自由な暮らしがしたかったのに。
こんなはずではなかった・・・と。
妻は、退屈な暮らしに我慢できず突然、パリ行きを提案する。
現実離れした計画にまわりはドン引き。でもふたりは本気なんだよね・・
だが昇進の可能性がでてきた夫は態度を変える。ここが二人の運命の分かれ目だったんでしょう。
似た者どうしの夫婦でしたが、絆はもろかった・・・
夢が幻に終わり、悲劇を迎えることになる。
自由に生きるのが幸せなのか、平凡に暮らすことが幸せなのか・・むずかしい。
夫婦の最期の朝食となったシーンが、今となっては白々しい、、
理想と現実のギャップに苦しみ、自分を見失い、演じることに疲れた二人。
いじわるなラストでもあって、隣人たちはいい味だしてました。
キャストではケイト・ウィンスレットはきれいで、終盤の演技はくぎづけになりました。極端だけど妻の揺れる心をうまく表現してたと思う。レオはテンション高すぎなところが気になったかなぁ。笑った顔はタイタニックの頃とかわんない。笑
帽子が似合わないね、、
気分はよくないけど、夢中になってみてしまう映画でした。
★★★★☆(5段階☆は0.5)
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